LabTalkがサポートするXファンクション

目次

カテゴリーで分類された以下の Xファンクションは LabTalkスクリプトで頻繁に使用されます。

これはOriginのすべてのXファンクションのリストではありません。LabTalkでサポートしているものだけです。 カテゴリーで分類したアルファベット順のすべてのXファンクションは、 Xファンクションリファレンスをご覧ください。

データ探索

名前 説明
addtool_curve_deriv グラフに矩形を追加して微分を実行します。
addtool_curve_fft グラフに矩形を追加して、FFTを実行します。
addtool_curve_integ グラフに矩形を追加して、その領域内の積分を実行します。
addtool_curve_interp グラフに矩形を追加して、その領域内の積分を実行します。
addtool_curve_stats グラフに矩形を追加して、その領域内の基本統計を計算します。
addtool_quickfit グラフに矩形を追加して、フィットを実行します。
addtool_region_stats 領域統計:グラフに矩形または円形を追加して、その領域内の基本統計を計算します。
dlgRowColGoto 指定した行と列に移動するダイアログ
imageprofile イメージプロファイルダイアログを開きます。
vinc ベクターデータの増分の平均を計算します。
vinc_check ベクターデータの増分の平均を計算します。

データ操作

名前 説明
addsheet Assaysテンプレートでデータフォーマットとフィット関数をセットアップします。
assays Assaysテンプレート設定:Assaysテンプレートでデータフォーマットとフィット関数をセットアップします。
copydata 数値データをコピーします。
cxt 異なるモードでアクティブ曲線のX値を移動します。
levelcrossing 指定したレベルと交差するX座標を取得します。
m2v 行列をベクターデータに変換します。
map2c 振幅行列と位相行列を複素行列に変換します。
mc2ap 行列の複素数を振幅と位相に変換します。
mc2ri 行列の複素数をその実数部と虚数部に変換します。
mcopy 行列をコピーします。
mks データプロット内のデータマーカを取得します。
mo2s 複数の行列オブジェクトを持つ行列レイヤを複数の行列レイヤを持つ出力行列ページに変換します。
mri2c 2つの行列の実数を複素数の行列に組み合わせます。
ms2o 複数行列シートを1つの行列シートの複数の行列オブジェクトに統合(移動)します。
newbook 新しいワークブックまたは行列ブックを作成します。
newsheet 新しいワークシートを作成します。
rank データポイントが指定した範囲内であるかどうか決定します。
reducedup 重複Xデータを削減します。
reduce_ex データポイントを平均し、データの数を減らして、等間隔なXにします。
reducerows Nポイント毎のデータを基本統計量で置き換えます。
reducexy Xの分布に従って、サブグループの統計量毎にXYデータを削減します。
subtract_line グラフページ上の2点を結んだ直線からアクティブプロットを減算します。
subtract_ref あるデータセットを別のデータセットで減算します。
trimright Y列の最後から欠損値を削除します。
v2m ベクターデータを行列に変換します
vap2c 振幅と位相を複素数のベクターデータの形式に変換します。
vc2ap 複素数のベクターデータを振幅と位相に変換します。
vc2ri 複素数のベクターデータをその実数部と虚数部に変換します。
vfind 指定した値に等しいすべてのベクター要素を見つけます。
vri2c 複素数の実数部と虚数部から複素数のベクターデータを組み立てます。
vshift ベクターデータをシフトします。
xy_resample 与えられたポリゴンの範囲内でメッシュ化し、データをリサンプリングします。
xyz_resample メッシュとグリッディングでXYZデータをリサンプリングします。

グリッディング

名前 説明
m2w 行列データをワークシートに変換します。
r2m ワークシートデータの範囲を直接行列に変換します。
w2m ワークシートデータを直接行列に変換します。行列の座標は、ワークシートの最初の行と列および行番号で指定できます。
wexpand2m 行と列を拡張して、ワークシートを行列に変換します。
XYZ2Mat XYZワークシートデータを行列に変換します。
xyz_regular 標準のグリッディング
xyz_renka Renka-Cline グリッディング法
xyz_renka_nag NAG Renka-Cline グリッディング法
xyz_shep 修正シェパードグリッディング法
xyz_shep_nag NAG修正シェパードグリッディング法
xyz_sparse 疎グリッディング
xyz_tps Thin Plane スプライン補間

行列

名前 説明
mCrop 行列を矩形の領域でトリミングします。
mdim 現在の行列の次数やXY座標値を設定します。
mexpand 現在の行列の各セルを列と行の倍率に応じて拡張します。
mflip 行列を水平または垂直に反転します。
mproperty アクティブ行列のプロパティをセットします。
mreplace 指定したデータでアクティブ行列のセルを置き換えます。
mrotate90 行列を90/180度回転します。
msetvalue ユーザ定義の数式でアクティブ行列のセルに値を割り当てます。
mshrink 縮小係数に従って行列を縮小します。
mtranspose アクティブな行列を転置します。

Plotting

名前 説明
plotbylabel 列ラベルをグループ化して複数レイヤグラフをプロットします。
plotgroup ページグループ毎、レイヤグループ毎、データグループ毎にプロットします。
plotmatrix データセットの散布図行列をプロットします。
plotmyaxes 複数Y軸プロットをカスタマイズします。
plotstack 積み上げグラフをプロットします。
plotxy 特定のプロパティを持つXYデータをプロットします。
plotms 指定した行列シート内のすべての行列オブジェクトの色付き曲面図または、カラーマップ曲面図をプロットします。
plotvm 仮想行列としてのワークシートのセル範囲からプロットします。

ワークシート

名前 説明
colcopy フォーマットとヘッダを一緒に列のコピーをします。
colint 選択したY列に対するサンプリング間隔(暗黙のX値)を設定します。
colmask いくつかの条件に基づいて列の範囲をマスクします。
colmove 選択した列を移動します。
colshowx 選択したY列に対するX列(サンプリング間隔を抽出)を表示します。
colswap 指定した2列の位置を交換します。
filltext 指定した範囲のセルにランダムな文字を入力します。
getresults 結果ツリーを取得します。
insertArrow 矢印を挿入します。
insertGraph ワークシートのセルにグラフを挿入します。
insertImg ファイルからイメージを挿入します。
insertNotes ワークシートのセルにノートページを埋め込みます。
insertSparklines ワークシートのセルにスパークラインを挿入します。
insertVar セルに変数を挿入します。
merge_book ワークブックを新しいワークブックに統合します。
sparklines データの上部に各Y列のグラフのサムネールを表示します。
updateEmbedGraphs ワークシートに埋め込んだグラフを更新します。
updateSparklines データの上部に各Y列のグラフのサムネールを表示します。
w2xyz フォーマットされたデータをXYZ形式に変換します。
wautofill オートフィルを行うワークシートの選択します。
wautosize 列の最長の文字列でワークシートの大きさを変更します。
wcellcolor セルの色をセットして色で塗りつぶすか、選択した文字フォントをフォントの色にセットします。
wcellformat 選択したセルのフォーマットを指定します。
wcellmask 指定した範囲のセルにマスクをかけます。
wcellsel 指定した条件でセルを選択します。
wclear ワークシートをクリアします。
wcolwidth ワークシートの列の幅を更新します。
wcopy 指定したワークシートのコピーを作成します。
wdeldup 重複行の削除:1列内の重複した値を持つワークシートの行を削除します。
wdelrows 指定したワークシート行を削除します。
wkeepdup 重複行の保持:1列内の重複した値を持つワークシートの行を保持します。
wks_update_link_table グラフ上のリンクテーブルをワークシートの内容に更新します。
wmergexy あるワークシートから別のワークシートにXYデータをコピーし、空白の行を挿入して一致していないXを統合します。
wmove_sheet 指定したワークシートを目的ワークシートに移動します。
wmvsn ワークシートのすべての列のショートネームをリセットします。
wpivot ピボットテーブル:ピボットテーブルを作成して、データのサマリーを視覚化します。
wproperties スクリプトからツリーを介して、ワークシートプロパティを取得または設定します。
wrcopy ラベルをコピーするオプションを持つワークシート範囲のコピー
wreplace ワークシートのセル値を検索し、置換します。
wrow2label ラベル値をセットします。
wrowheight 行高を設定します。
wsort ワークシート全体または選択した列をソートします。
wsplit_book 指定したワークブックを1つのシートのみを持つ複数のワークブックに分離します。
wtranspose 現在のワークシートデータの行と列を転置します。
wunstackcol グループデータを複数列にアンスタックします。
wxt ワークシートデータの抽出します。

データベースアクセス

名前 説明
dbEdit クエリの作成/編集/削除/読込み
dbImport クエリを利用したデータベースからのデータインポート
dbInfo データベース接続情報を表示
dbPreview 特定の先頭行に、クエリからのデータをプレビューするためにインポート

フィッティング

名前 説明
findBase XYデータ領域の基線を探します。
fitcmpdata 2つのデータセットを同じフィットモデルで比較します。
fitcmpmodel 同じデータセットへの2つのフィットモデルを比較します。
fitLR LabTalkを使った単純な線形回帰
fitpoly LabTalkで使用する多項式フィット
getnlr フィットレポートシートからNLFitツリーを取得します。
nlbegin LabTalk nlfitセッションを開始します。
nlbeginm 行列データに対してLabTalkのnlfitセッションを開始します。
nlbeginr LabTalkのnlfit セッションを開始し、複数の従属/独立変数の関数をフィットします。
nlbeginz xyzに対してLabTalkのnlfitセッションを開始します。
nlend nlfitセッションを終了します。
nlfit fitフィットセッションを行います。
nlfn パラメータ自動初期化オプションをセットします。
nlgui NLFitの出力結果や出力先を制御します。
nlpara フィッティングパラメータダイアログを開きます。

グラフ操作

名前 説明
add_graph_to_graph 既存のグラフをレイアウトウィンドウにEMFオブジェクトとして貼り付けます。
add_table_to_graph リンクしたテーブルをグラフに追加します。
add_wks_to_graph 既存のワークシートをレイアウトウィンドウに貼り付けます。
add_xyscale_obj 新しいXYスケールオブジェクトをレイヤに追加します。
axis_scrollbar 拡大縮小や移動を簡単に行うために軸スクロールバーをグラフに追加します。
axis_scroller 簡単に再スケールできるように下X軸に1対の逆三角形を追加します。
g2w グラフをワークシートに移動します。
gxy2w 与えられたX値に対して、すべての曲線からY値を見つけ、それをワークシートの行に追加します。
layadd アクティブグラフに新しいレイヤを作成します。
layalign 元のレイヤに従って目的のレイヤを整列します。
layarrange グラフ上のレイヤを再配置します。
laycolor レイヤの背景色を塗りつぶします。
laycopyscale レイヤから別のレイヤにスケールをコピーします。
layextract 指定したレイヤを別のグラフウィンドウに抽出します。
laylink レイヤにいくつかのレイヤをリンクします。
laymanage アクティブグラフのレイヤの構成を管理します。
laysetfont レイヤ内のテキストの表示スケールを1つに修正します。
laysetpos 1つ以上のグラフレイヤの位置をセットします。
laysetratio レイヤの幅と高さの比をセットします。
laysetscale グラフレイヤの軸スケールを設定します。
laysetunit グラフレイヤの単位をセットします。
layswap 2つのグラフレイヤの位置を入れ替えます。
laytoggle 左軸と下軸のオン/オフを切り替えます。
layzoom レイヤの中央を拡大します。
legendupdate グラフページ/レイヤの凡例を更新または再構成します。
merge_graph 選択したグラフウィンドウを1つのグラフに統合します。
newinset インセット付きで新しいグラフを作成します。
newpanel 新しい区分グラフを作成します。
palApply パレットをカラーマップに適用します。既存のパレットファイルを持つ指定したグラフにパレットを適用します。
pickpts グラフからXYデータポイントを取得します。
speedmode スピードモードのプロパティをセットします。

画像

調整

名前 説明
imgAutoLevel 画像に自動レベルを適用します。
imgBalance 画像のカラーバランスを調整します。
imgBrightness 画像の明るさを調整します。
imgColorlevel ユーザ定義のカラーレベリングを画像に適用します。
imgColorReplace 事前定義した色の範囲で色を置換します。
imgContrast 画像のコントラストを調整します。
imgFuncLUT 画像にルックアップテーブル関数を適用します。
imgGamma ガンマ係数を画像に適用します。
imgHistcontrast メディアンを計算するヒストグラムを使って、画像のコントラストを調整します。
imgHisteq ヒストグラム均等化を適用します。
imgHue 画像の色合いを調整します。
imgInvert 画像の色を反転します。
imgLevel 画像の明るさを調整します。
imgSaturation 画像の鮮やかさを調整します。

分析

名前 説明
imgHistogram イメージヒストグラムを作成します。

代数的変換

名前 説明
imgBlend 2つの画像を合成し、組み合わせた画像を作成します。
imgMathfun 画像のピクセル値に対していくつかのファクターを使って数学関数を実行します。
imgMorph 数値行列またはグレースケール/バイナリ画像ににモフォロジカルフィルタを適用します。
imgPixlog ピクセル論理演算を実行します。
imgReplaceBg 背景色を置換します。
imgSimpleMath 2つの画像間の算術演算を行います。
imgSubtractBg 画像背景を消去します。

変換

名前 説明
img2m グレースケールの画像を数値の行列データに変換します。
imgAutoBinary バイナリへ自動変換します。
imgBinary バイナリへ変換します。
imgC2gray グレースケール画像に変換します。
imgDynamicBinary 動的なしきい値を使ってバイナリに変換します。
imgInfo スクリプトウィンドウに画像の基本パラメータを出力します。
imgPalette 画像にパレットを適用します。
imgRGBmerge RGBチャネルを結合して、カラー画像を再合成します。
imgRGBsplit カラー画像を別々のR、G、Bチャネルに分解します。
imgThreshold しきい値を使って画像の一部を白黒に変換します。
m2img 数値行列をグレースケールの画像に変換します。

幾何学的変換

名前 説明
imgCrop 画像を矩形の領域までトリミングします。
imgFlip 画像を水平または垂直に反転します。
imgResize 画像のサイズ変更
imgRotate 角度を指定して画像を回転します。
imgShear 画像を水平または垂直にシアーします(平行に歪めます)。
imgTrim 自動しきい値設定で画像をトリミングします。

空間フィルタ

名前 説明
imgAverage 画像に平均フィルタを適用します。
imgClear 画像を消去します。
imgEdge エッジを検出します。
imgGaussian ガウスフィルタを適用します。
imgMedian メディアンフィルタを適用します。
imgNoise 画像にランダムノイズを付加します。
imgSharpen 画像のシャープネスを増加または減少します。
imgUnsharpmask アンシャープマスクを適用します。
imgUserfilter ユーザ定義のフィルタを適用します

インポートとエクスポート

名前 説明
batchProcess 分析テンプレートを使ってバッチ処理を行い、サマリーレポートを生成します。
expASC ワークシートデータをASCIIファイルとしてエクスポートします。
expGraph グラフを画像ファイルにエクスポートします。
expImage アクティブなイメージを画像ファイルにエクスポートします。
expMatASC 行列データをASCIIファイルとしてエクスポートします。
expNITDM ワークブックをNational Instruments社のTDMおよびTDMSファイルにエクスポートします。
expPDFw ワークシートを複数ページのPDFファイルとしてエクスポートします。
expWAV Microsoft PCM wavファイルとしてデータをエクスポートします。
expWks アクティブシートをラスターまたはベクターの画像ファイルとしてエクスポートします。
img2GIF アクティブなイメージをgifファイルにエクスポートします。
impASC ASCIIファイルをインポートします。
impBin2d バイナリ2D配列ファイルをインポートします。
impCDF CDFファイルをインポートします。バージョン3.0以下のファイルをサポートします。
impCSV csvファイルをインポートします。
impDT データトランスレーション Version 1.0ファイルをインポートします。
impEDF EDFファイルのインポート
impEP EarthProbeファイル (EPA)をインポートします。EPAファイルだけがEarthProbeデータに対してサポートされます。
impExcel Microsoft Excel 97-2007ファイルをインポートします。
impFamos Famos Version 2ファイルをインポートします。
impFile 事前に定義したフィルタを使ってファイルをインポートします。
impHDF5 HDF5ファイルをインポートします。1.8.2以下のバージョンをサポートします。
impHEKA HEKA (dat)ファイルをインポートします。
impIgorPro WaveMetrics IgorPro (pxp, ibw)ファイルをインポートします。
impImage 画像ファイルをインポートします。
impinfo ファイルインポートに関する情報を読み取ります。
impJCAMP JCAMP-DX Version 6ファイルをインポートします。
impJNB SigmaPlotファイル (JNB)をインポートします。SigmaPlot 8.0以下のバージョンをサポートしています。
impKG カレイダグラフのファイルをインポートします。
impMatlab Matlabファイルをインポートします。
impMDF ETAS INCA MDF (DAT, MDF)ファイルをインポートします。INCA 5.4 (ファイルversion 3.0)をサポートしています。
impMNTB Minitabファイル(MTW)またはプロジェクト(MPJ)をインポートします。Minitab 13以前のバージョンをサポートします。
impNetCDF netCDFファイルをインポートします。バージョン3.1以下のファイルをサポートします。
impNIDIAdem National Instruments DIAdem 10.0データファイルをインポートします。
impNITDM National Instruments のTDMおよびTDMSファイル(TDMSは日時フォーマットをサポートしていない)をインポートします。
impODQ *.ODQファイルをインポートします。
imppClamp pCLAMPファイルをインポートします。pClamp 9 (ABF 1.8ファイル形式)およびpClamp 10 (ABF 2.0ファイル形式)をサポートしています。
impSIE nCode Somat SIE 0.92 ファイルをインポートします。
impSPC Thermoファイルをインポートします。
impSPE Princeton Instruments (SPE)ファイルをインポートします。Minitab 2.5以前のバージョンをサポートします。
impWav wave形式のオーディオファイルをインポートします。
insertImg2g ファイルからイメージを挿入:グラフウィンドウに画像ファイルを挿入します。
Iwfilter Xファンクションのインポートフィルタを作成します。
plotpClamp pClampデータのプロットをします。
reimport 現在のファイルを再インポートします。

数学

名前 説明
avecurves 複数の曲線を平均または連結します。
averagexy 複数の曲線を平均または連結します。
bspline キュービックBスプライン補間および補外を実行します。
csetvalue 列値の設定をします。
differentiate 入力データの微分を計算します。
filter2 カスタマイズしたフィルタを行列に適用します。
integ1 入力データの積分を計算します。
integ2 ゼロ平面と行列の曲面の体積を計算します。
interp1 3つの方法を使って、指定したX値からY値を検索するXYデータの1D補間/補外を実行します。
interp1q 線形補間および補外を実行します。
interp1trace データにトレース/周期補間を実行します。
interp1xy 3つの方法を使って、XYデータに1D補間/補外を実行し、均一X値で補間データを生成します。
interp3 3D補間を実行します。
interpxyz XYZデータにトレース補間を実行します。
marea 行列曲面の表面積を計算します。
mathtool データに単純な算術演算を実行します。
medianflt2 メディアンフィルタを行列に適用します。
minterp2 行列に2D補間/補外を実行します。
minverse (擬似)逆行列を生成します。
normalize 入力データを正規化します。
polyarea 閉じたプロット領域の面積を計算します。
reflection ある区間にデータの範囲を反映します。
rnormalize 列の正規化:列ごとに入力範囲列を正規化します。
specialflt2 事前に定義した特殊フィルタを行列に適用します。
spline スプライン補間および補外を実行します。
vcmath1 1つの複素数に対して単純な算術演算を実行します。
vcmath2 2つの複素数に対して単純な算術演算を実行します。
vmathtool 入力データに単純な算術演算を実行します。
vnormalize 入力ベクターデータを正規化します。
white_noise データにホワイトノイズ(ガウスノイズ)を付加します。
xyzarea XYZ曲面の表面積を計算します。

信号処理

名前 説明
cohere コヒーレンスを実行します。
conv 2つの信号のコンボリューションを計算します。
corr1 2つの信号の1次相関を計算します。
corr2 2次の相関を計算します。
deconv デコンボリューションを計算します。
envelope データの包絡線を取得します。
fft_filter2 2D FFTフィルタを実行します。
fft_filters FFTフィルタを実行します。
hilbert ヒルベルト変換を実行または解析信号を計算します。
msmooth 行列を拡張または縮小してスムージングします。
smooth 不規則なデータやノイズの多いデータにスムージングに対して実行します。

FFT

名前 説明
fft1 入力データに対して高速フーリエ変換を実行します。(離散フーリエ変換)
fft2 2D高速フーリエ変換
ifft1 逆フーリエ変換を実行します。
ifft2 2次元の逆離散フーリエ変換をします。
stft 短時間フーリエ変換を実行します。
unwrap 位相の角度をより滑らかな位相に変換します。

ウェーブレット

名前 説明
cw_evaluate 連続ウェーブレット変換の計算
cwt 実数の1次元の連続ウェーブレット係数を計算します。
dwt 1Dの離散ウェーブレット変換
dwt2 ウェーブレット変換で行列データを分解します。
idwt 近似係数と詳細係数から1次元の逆ウェーブレット変換を行ないます。
idwt2 係数行列から2D信号を再構成します。
mdwt マルチレベルの1Dウェーブレット分解
wtdenoise ウェーブレット変換を使ってノイズを除去します。
wtsmooth 詳細係数を切り捨てることで信号をスムージングします。

スペクトル分析

名前 説明
blauto 基線を自動的に作成します。
fitpeaks ガウス関数またはローレンツ関数で曲線をフィットして、複数ピークを検出します。
pa ピークアナライザを開きます。
paMultiY 分析テーマを使ってピーク分析のバッチ処理を行い、サマリーレポートを生成します。
pkFind 曲線上のピークを検出します。

統計

記述統計

名前 説明
colstats 列の統計を実行します。
corrcoef 選択したデータの相関係数を計算します。
discfreqs 離散/カテゴリーデータの度数を計算します。
freqcounts 頻度カウントを求めます。
kstest 1標本のコルモゴロフ-スミルノフの正規性の検定をします。
lillietest リリーフォースの正規性の検定をします。
mmoments 選択したデータのモーメントを計算します。
moments 選択したデータのモーメントを計算します。
mquantiles 選択したデータの四分位を計算します。
mstats 選択したデータの記述統計量を計算します。
quantiles 選択したデータの四分位を計算します。
rowquantiles 行の四分位を計算します。
rowstats 行の記述統計量を計算します。
stats 選択したデータの記述統計量を計算します。
swtest Shapiro-Wilk正規性の検定を実行します。

仮説検定

名前 説明
rowttest2 行の2標本のt検定を実行します。
ttest1 1群のt検定
ttest2 2群のt検定
ttestpair 対応のあるt検定
vartest1 カイ二乗分散検定
vartest2 F検定を実行します。

ノンパラメトリック検定

名前 説明
friedman フリードマンANOVAを実行します。
kstest2 入力データに対して2標本のコルモゴルフ・スミルノフ検定を実行します。
kwanova クラスカル・ウォリス検定を実行します。
mediantest メディアン検定を実行します。
mwtest マンホイットニー検定を実行します。
sign2 対応のある標本の符号検定を実行します。
signrank1 1標本のWilcoxon符号順位検定を実行します。
signrank2 対応のあるデータのWilcoxon符号順位検定を実行します。

生存分析

名前 説明
kaplanmeier カプランマイヤー推定(積・極限推定) 分析を実行します。
phm_Cox Cox比例ハザードモデル分析を実行します。
weibullfit 生存データにワイブルフィットを実行します。

ユーティリティ

名前 説明
customMenu カスタムメニューの編集ダイアログを開きます。
get_plot_sel データプロット内でプロット選択します。
get_wks_sel ワークシートで選択内容を取得します。
themeApply2g テーマをグラフに適用します。
themeApply2w テーマをワークシートに適用します。
themeEdit テーマの編集」ツールを使って指定したテーマファイルを編集します。
xop クラスに基づいた操作のフレームワークを実行するXファンクションを実行します。

ファイル

名前 説明
cmpfile 2つのバイナリファイルを比較して、比較結果を印刷します。
dlgFile ファイルを開くダイアログでファイルを選択するよう促します。
dlgPath オープンパスダイアログでパスを選択することを促します。
dlgSave 名前を付けて保存ダイアログで促します。
filelog 文字列を使ってユーザの仕事をメモしたり、記録するテキストファイルを作成します。
findFiles ファイルを検索します。
findFolders フォルダを検索します。
imgFile ファイルを開くダイアログで画像を選択するように促します。
template_saveas グラフ/ワークブック/行列ウィンドウをテンプレートに保存します。
web2file Webページをローカルファイルにコピーします。

システム

名前 説明
cd 作業ディレクトリを変更または表示します。
cdset 現在の作業ディレクトリに指定したインデックスを割り当てます。または、割り当てられたすべてのインデックスおよびそれに結びつけられたパスを一覧表示します。
debug_log デバッグ用のログファイルを作成するために使用します。OriginLabに問題をレポートする場合のみ使用します。
dir 現在の作業ディレクトリにあるスクリプト(ogs)およびXファンクション(oxf)を一覧表示します。
dlgChkList チェックボックス付きダイアログを開き、閉じる時に選択されたチェックボックスステータスを返します。
group_server グループリーダーおよびグループメンバー用のグループフォルダの場所を設定します。
groupmgr グループフォルダファイルを管理するグループリーダのツールを表示します。
instOPX Origin XMLパッケージをインストールします。
language Originの表示言語を変更します。
lc Xファンクションのカテゴリーまたは指定したカテゴリーのXファンクションをすべて一覧表示します。
lic モジュールライセンスの更新:モジュールライセンスファイルをOriginに追加します。
lx Xファンクションを一覧表示します(名前毎、キーワード毎、場所毎など)
mkdir 現在の作業ディレクトリに新しいフォルダを作成します。
op_change 操作オブジェクトに保存されたツリーを取得およびセットします。
pb プロジェクトブラウザを開きます。
pe_cd プロジェクトエクスプローラのディレクトリを変更します。
pe_dir 現在のプロジェクトエクスプローラのフォルダとワークブックを一覧表示します。
pe_load Originのプロジェクトを現プロジェクトの既存フォルダにロードします。
pe_mkdir 新しいフォルダを作成します。
pe_move フォルダ内の指定したページを指定したフォルダに移動します。
pe_path プロジェクトエクスプローラのパスを探します。
pe_rename ページまたはサブフォルダの名前を変更します。
pe_rmdir PEのアクティブフォルダ内のサブフォルダを削除します。
pe_save 現プロジェクトのフォルダをOriginプロジェクトファイルに保存します。
pef_pptslide フォルダ内のすべてのグラフをPowerPointにエクスポートします。
pef_slideshow フォルダ内のすべてのグラフのスライドショー(全画面表示)を行います。
pemp_pptslide 選択したグラフをPowerPointスライドにエクスポートします。
pemp_slideshow 選択したグラフのスライドショー(全画面表示)を行います。
pep_addshortcuts お気に入りフォルダに選択したウィンドウのショートカットを追加します。
pesp_gotofolder このページが存在する元のフォルダに移動します。
updateUFF 旧バージョンのユーザファイルを移行します。
ux 指定した場所にあるXファンクションリストを更新します。