内容 |
選択したデータのモーメントを計算します。
1. moments ix:=Col(1);
2. moments ix:=Col(1) mean:=mymean;
表示 名 |
変数 名 |
I/O と データ型 |
デフォルト 値 |
説明 |
---|---|---|---|---|
入力 | ix |
入力 vector |
<active> |
入力データ範囲を指定します。 |
平均 | mean |
出力 double |
<unassigned> |
変数は計算した平均に対する出力を指定します。 |
標準偏差 | sd |
出力 double |
<unassigned> |
変数は、データグループの平均値からの距離を統計的に測定する標準偏差の出力を指定します。 |
平均のSE | se |
出力 double |
<unassigned> |
変数は、母平均の偏差を推定するのに使われる平均の標準誤差の出力を指定します。 |
観測値の数 | n |
出力 int |
<unassigned> |
変数は有効な観測値の数の出力を指定します。 |
合計 | sum |
出力 double |
<unassigned> |
変数は、指定したデータセットの合計の出力を指定します。 |
歪度 | skewness |
出力 double |
<unassigned> |
変数は、標本分布の対称性を示す歪度の出力を指定します。正の歪度は曲線が右寄りに傾斜しており、負の歪度は曲線が左寄りに傾斜していることを示します。 |
尖度 | kurtosis |
出力 double |
<unassigned> |
変数は、分布がどの程度の平坦さなのかを示す尖度歪度の出力を指定します。負の値は平坦な分布に対応しており、正の値はピークのある分布に対応しています。 |
分散の係数 | cv |
出力 double |
<unassigned> |
変数は、データセットがどの程度分散しているのかを測定する分散の係数を指定します。この計算は異なる大きさや異なる平均を持つ分布を比較するのに使用されます。 |
momentsコマンドは、与えられたデータセットに対する平均値、標準偏差、その他の統計量を表示します。モーメントはデータの基本的な特徴を記述するのに使用されます。
統計分析の内容では、モーメントは平均値、標準偏差、標準誤差、尖度、歪度、分散の係数などの計算を行います。
1. データはアクティブワークシートの1列目に含まれているものと仮定し、与えられたデータセットのすべての入力および記述統計量の出力結果を一覧表示します。
コマンドウィンドウで、次のように入力します。
moments ix:=col(a);
2. コマンドウィンドウから与えられたデータセットの標準偏差を返すには、次のコマンドを入力します(データはアクティブワークシートの1列目に含まれているものとします。)。
moments ix:=col(a) sd:=mysd; mysd=
4. サンプルサイズは、データセットに含まれる有効な値の合計数です。
Silverman, B.W.(1986), Density Estimation for Statistics and Data Analysis.New York: Chapman and Hall.
Tukey, J.W.(1977), Exploratory Data Analysis.Reading, MA: Addison-Wesley.
Erickson, B.H.and Nosanchuk, T.A.(1992) Understanding Data.Second Edition.Buckingham: Open University Press.