reducedup

内容

  1. 1 メニュー情報
  2. 2 概要
  3. 3 追加の情報
  4. 4 コマンドラインでの使用法
  5. 5 変数
  6. 6 説明
  7. 7 サンプル
  8. 8 アルゴリズム
  9. 9 関連するXファンクション

メニュー情報

解析:データ操作:Xデータ削減:重複X

概要

同じXデータを持つXYデータを統合してデータを削減します。

追加の情報

必要なOriginのバージョン:8.1SR0

コマンドラインでの使用法

reducedup method:=mean tol:=1 xcount:=<new>

変数

表示
変数
I/O

データ型
デフォルト
説明
入力 iy

入力

XYRange

<active>

入力データ範囲を指定します。
置換方法 method

入力

int

0

同じX値に対するY値をどの値で置き換えるか指定します。

オプションリスト

  • mean: 平均
    各グループのデータポイントを、データポイントの平均値で置換えます。
  • median: 中央値
    各グループのデータポイントを、データポイントの中央値で置換えます。
  • min: 最小
    各グループのデータポイントを、データポイントの最小値で置換えます。
  • max: 最大
    各グループのデータポイントを、データポイントの最大値で置換えます。
  • sum: 合計
    各グループのデータポイントを、データポイントの合計値で置換えます。
  • sd: SD
    各グループのデータポイントを、データポイントの標準偏差で置換えます。
  • se: SE
    各グループのデータポイントを、データポイントの標準誤差で置換えます。
  • rms: RMS
    各グループのデータポイントを、データポイントの二乗平均平方で置換えます。
許容値 tol

入力

double

1.0e-8

2つのX値が等しいとする許容値を指定します。詳細については、以下のアルゴリズムセクションを参照してください。
出力 oy

出力

XYRange

<new>

出力範囲を指定します。出力表記ページのシンタックスをご覧ください。
重複Xのカウント xcount

出力

XYRange

<new>

重複Xの数を出力するかどうかを指定します。出力表記のシンタックスをご覧ください。

説明

このXファンクションは、X値が重複するデータ行を削除します。このXファンクションで入力データを削除すると、同じX値を持つデータはなくなります。元データで同じX値に対応するY値は、選択した統計量で置き換わります。

サンプル

次の例は、同じX値を含むいくつかのデータ行を削減する方法を示しています。

  1. ワークブックを作成し、<Originプログラムフォルダ>\Samples\Mathematics\Circle.datファイルをインポートします。
  2. ワークシートの列選択し、メニューから作図:線図:折れ線と選択してグラフを作図します。
    Reducedup-1.png
  3. グラフをアクティブにします。その後メニューから、解析データ操作:データ削減:重複Xを選び、reduceup Xファンクションダイアログボックスを開きます。
  4. 自動プレビューにチェックを付け、ダイアログオプションを変更したときの設定をプレビューで確認できるようにします。
  5. 置換方法のドロップダウンリストで最小を選択します。
  6. 重複Xのカウントにチェックを付け、[<新規>]<新規>と入力します。これで、置換データの後ろに重複したXの数が入力されます。
    Reducedup-2-vNext.png
  7. OK ボタンをクリックします。元のワークブックとグラフで結果を確認できます。
    Reducedup-3.png
  8. 削減されたデータのみ作図します。ワークブックを開きます。列C、Dを選択します。メニューから作図:線図:折れ線を選択してグラフを作図します。
    Reducedup-4.png

アルゴリズム

いくつかのXファンクションの同一性の検定では許容値を含みます。このアルゴリズムは、2つのX値が等しいかどうかを検定します。

与えられたvectorデータに対して、最初に昇順でソートし、ソートされたvectorデータが \left (x_1, x_2, x_3, ..., x_n \right ) とします。ここで n はvectorのサイズです。次のステップは、2つのX値が指定した許容値 tol で等しいかどうかを検定する手順です。

  1. vectorデータの最大値と最小値を見つけ、それぞれ max および min とします。
  2. 次式で検定値 dTol を計算します。
    dTol = tol * \left ( max - min \right )
  3. x_1 から x_n までのソートしたvectorですべての値をループし、\left ( x_n - x_{n-1} \right) の絶対値を dTol と比較します。 \left ( x_n - x_{n-1} \right)\left ( x_n - x_{n-1} \right)
    abs \left ( x_n - x_{n-1} \right ) \le dTol の場合、x_n = x_{n-1} \, といえ、そうでなければ x_n \ne x_{x-1}です。
  4. 複数のX値が等しいと決まったら、つまり\left ( x_i, x_{i+1}, ..., x_j \right )、ここで1 \le i < j \le n は、この等しいX値に対して表示X値は次のように定義されます。
    この等しいX値の数が偶数の場合、表示X値は x_{\frac {i + j - 1}{2}} です。
    この等しいX値の数が奇数の場合、表示X値は x_{\frac {i + j}{2}} です。

関連のXファンクション

stats, reducexy