r2m

目次

概要

ワークシートのセルの範囲を行列へ変換します

コマンドラインでの使用法

1. r2m irng:=[Book1]Sheet1!Col(1)[1]:Col(4)[5]

2. r2m irng:=[Book1]Sheet1!Col(1)[1]:Col(4)[5] om:=[MBook1]MSheet1!Mat(1)

Xファンクションの実行オプション

スクリプトからXファンクションにアクセスする場合、追加のオプションスイッチについてのページを参照してください。

変数

表示
変数
I/O

データ型
デフォルト
説明
入力 irng

入力

Range

<active>

入力データ範囲を指定します。

データフォーマット xy

入力

int

noxy
XおよびY座標を指定します。

オプションリスト:

  • xcol:列方向のX
0.ソース入力データの行の値(列を横断)からX座標を指定します。
  • ycol:列方向のY
1.ソース入力データの行の値(列を横断)からY座標を指定します。
  • noxy:X、Yなし
2.XおよびY座標を指定せずに入力データ範囲を直接指定します。XおよびY座標は整数値になります。
Xデータの場所 xlabel

入力

int

データフォーマット列方向のXが選択されている場合に利用できます。入力データの最初の行または列ラベル行を選択できます。

オプションリスト:

  • none:なし
行列列インデックスをX座標として使用します。
  • row1:第1データ行
最初のデータ行の値をX座標として使用します。
  • param:列ラベル
列ラベル行の値をX座標として使用します。
第1列がYデータ ycol

入力

int

0
データフォーマット列方向のXが選択されている場合に利用できます。最初の列の値をY座標として使用します。
Yデータの場所 ylabel

入力

int

データフォーマット列方向のYが選択されている場合に利用できます。入力データの最初の行または列ラベル行を選択できます。

オプションリスト:

  • none:なし
行列行インデックスをY座標として使用します。
  • row1:第1データ行
最初のデータ行の値をY座標として使用します。
  • param:列ラベル
列ラベル行の値をY座標として使用します。
第1列がYデータ xcol

入力

int

0
データフォーマット列方向のYが選択されている場合に利用できます。最初の列の値をX座標として使用します。
列ラベル param

入力

string

X値の位置またはY値の位置列ラベルを選択した場合に有効です。ラベル行を表す文字を使ってXまたはY座標として使用するラベル行を指定します。各列ラベル行を示す文字についてはColumn Label Row Charactersを参照してください。
等間隔判定の許容値(%) tol

入力

double

5
等間隔か確認するために使用する許容値です。
座標に対する線形フィットでの予測値を使用 lr

入力

int

0
このチェックボックスで座標に対して線形フィットでの予測値を使用するかどうかを指定します。
欠損値の調整 trim

入力

int

1
欠損行または列を削除するか指定します。
出力行列 om

出力

MatrixObject

<新規>

出力行列を指定します。

このシンタックスを参照してください。

説明

この関数は、ワークシートデータ範囲を直接行列に変換し、自動的に行列座標を割り当てます。ワークシートから行列への変換についての詳細は、w2m Xファンクションのヘルプをご覧下さい。

サンプル

1. \Samples\Matrix Conversion and Gridding\DirectXY.datファイルをインポートします。

2. コマンドウィンドウに次のスクリプトを入力します。 r2m irng:=!Col(1)[1]:Col(4)[5];

スクリプト実行後、ワークシートデータの指定範囲が直接行列に変換されます。

/*
ワークシート範囲データを行列に変換するサンプルです。
サンプルデータは、exe_パス\Samples\Matrix Conversion and Gridding\DirectXY.dat です。
1.新しく作成したワークブックにデータをロード
2.ワークシート範囲を行列に変換
*/
// サンプルファイル名を取得
fn$ = system.path.program$ + "Samples\Matrix Conversion and Gridding\DirectXY.dat";
// 新規ワークブック
newbook;
// アクティブワークシートデータをインポート
impASC fn$;

// ワークシート範囲を行列に変換
r2m irng:=!Col(2)[2]:Col(5)[6];

関連するXファンクション

m2v, w2m, wexpand2m


キーワード:直接, xyz, 拡張, グリッディング