mwtest(Pro)

目次

メニュー情報

統計:ノンパラメトリック検定:マンホイットニー検定

概要

Mann-Whitney検定を実行します

追加の情報

これはOrigin Proのみの機能です。

コマンドラインでの使用法

1. mwtest  type:=1 irng:=(1,2) 
2. mwtest  irng:=(1,2) tail:=upper; 
3. mwtest  irng:=(1,2) tail:=lower rt:=<new MW>

Xファンクションの実行オプション

スクリプトからXファンクションにアクセスする場合、追加のオプションスイッチについてのページを参照してください。

変数

表示
変数
I/O

データ型
デフォルト
説明
入力データ形式 type

入力

int

0
入力データ形式を指定

オプションリスト:

  • インデックス
    入力グループ範囲とデータ範囲を含む入力データ範囲
サンプル:
mediantest (1,2)
この例では、入力グループは1列目、入力データは2列目に含まれている必要があります。
  • 素データ値
    入力データとして2つのデータ列を選択します。
Note:スタック及びアンスタックツールで、インデックスデータを素データに、素データをインデックスデータに変換できます。
入力 irng

入力

Range

<active>
入力データを指定します。
帰無仮説 null

入力

string

0
マンホイットニー検定の帰無仮説を指定します。
対立仮説 tail

入力

int

Radio
上側、下側、両側のマンホイットニー検定を実行するかどうかを示します。

オプションリスト:

  • 0=Radio:two:中央値1 <>中央値2
両側のマンホイットニー検定を実行します。
  • 1=upper:中央値1 > 中央値2
上側マンホイットニー検定を実行します。
  • 2=lower:中央値1 < 中央値2
下側のマンホイットニー検定を実行します。
有意水準 alpha

入力

double

0.05
検定の有意水準を指定します。
正確なP値 exact

入力

int

0
正確なp値を計算するかどうか指定します。
結果の出力 rt

出力

ReportTree

[<入力>]<新規>
ノート、記述統計、ランク、検定統計量の表を含みます。

サンプル

mwtest irng:=(1,2)
mwtest irng:=(1,3) tail:=2 rt:=<new name:=MW>
/*
このサンプルは正規性が疑わしい場合に2つの母集団の分布が同じであるかどうかをテストする方法を示すために使われます。
OriginPath\Samples\Statisticsフォルダのサンプルデータを使用します。
1.サンプルデータをOriginのブックにインポート
2. mwtest XFを使用して、U統計量とp値を計算
3. 結果を新しいシートに入れます*/
/*サンプルデータを新しいブックにインポートします*/
String fname$=system.path.program$+"Samples\Statistics\mw-test.dat";
newbook;
impASC;
string bkn$=%H;

/*Xファンクション mwtest を使ってU統計量とp値を計算します*/
mwtest irng:=[bkn$]1!(col(1),col(2)) rt:=<new name:="Manny-Whitney">;

/*新しいシートにマンホイットニー検定の結果を保存します*/
newsheet book:=bkn$ name:="Result" label:="MW_U|Zstat|Sig";
range MW_U=[bkn$]Result!col(1);
range Zstat=[bkn$]Result!col(2);
range Sig=[bkn$]Result!col(3);
getresults iw:=[bkn$]2 tr:=mytree;
MW_U[1]=mytree.stats.stats.c1;
Zstat[1]=mytree.stats.stats.c2;
Sig[1]=mytree.stats.stats.c3;

詳細な情報

詳細は、ユーザガイドをご覧下さい。

関連 X ファンクション

kstest2, ttest2