wtranspose

目次

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データ整形:データ転置

概要

クティブワークシートを転置します。

追加の情報

必要なOriginのバージョン:Origin8 SR0以降、Origin8.5 SR0で更新

コマンドラインでの使用法

1. wtranspose exchange:=1 col:=new type:=long;

2. wtranspose select:=1;

Xファンクションの実行オプション

スクリプトからXファンクションにアクセスする場合、追加のオプションスイッチについてのページを参照してください。

変数

表示
変数
I/O

データ型
デフォルト
説明
入力ワークシート iw

入力

Worksheet

<active>

転置するワークシートを指定します。

選択したセルを転置 select

入力

int

0

データと共にラベルの交換のチェックが付いていないときに利用可能です。これは、選択しているセルを領域の左上の角として、ワークシートの領域のみを転置するかどうかを指定します。このチェックボックスにチェックを付けると、上部または左側のセル、または選択しているセルは転置されません。それ以外は、ワークシート全体が転置されます。

データと共にラベルの交換 exchange

入力

int

1

選択したセルを転置のチェックが付いているときに利用可能です。ラベルの種類ドロップダウンリストで選択された列ラベル行を、データドロップダウンリストで選択されたデータ列と交換するか指定します。

ラベルの種類 type

入力

int

invalid

データと共にラベルの交換のチェックが付いているときに利用可能です。データドロップダウンで選択されたデータ列と交換する列ラベル行を指定します。
オプションリスト

  • invalid:なし
    データ列と交換するラベル行なし
  • long: ロングネーム
    ロングネームラベル行
  • unit:単位
    単位ラベル行
  • comment:コメント
    コメントラベル行
  • rate:サンプリング間隔
    サンプリング間隔ラベル行
  • para:パラメータ
    パラメータラベル行
  • ud:ユーザ定義
    第1ユーザ定義パラメータラベル行
  • all:全て
    すべてのラベル行
データ col

入力

int

new

データと共にラベルの交換チェックボックスにチェックが付いていて、ラベルの種類なしでない場合に利用可能です。データ列が、ラベルの種類ドロップダウンリストで選択された列ラベル行と交換されます。
オプションリスト:

  • 新しい列
    Y列属性のワークシートの最左端に新しい列を作成し、これを選択した列ラベルの行と入れ替えます。
  • 第1列
    最初のデータ列をX列属性を持つ選択した列ラベル行で入れ替えます。ラベルタイプサンプリング間隔にできません。Note: 列ラベル行の最左端のセルは入れ替えには含まれません。
出力ワークシート ow

出力

Worksheet

<input>

転置ワークシートの出力先を指定します。

このシンタックスを参照してください。

説明

このXファンクションはワークシートデータを転置するために使用されます。

シート全体を転置、またはワークシートの一部を転置できます。後者の場合、ダイアログを開く前に、転置するパートの左上隅のワークシートのセルを選択します。wtranspose ダイアログのOKボタンをクリックする前に、選択したセルを転置のチェックボックスが選択されていることを確認してください。

Note: 異なるタイプの列を含むワークシートは転置できません。

サンプル

次のワークシートを転置し、ロングネーム行の内容を新しい列として再配置するとします。

Wtranspose wtranspose1.jpg

以下のように操作します。

  1. ワークシートをアクティブにして、メニューからワークシート:データ転置を選択します。
  2. ラベルの種類ドロップダウンリストからロングネームを選択します。
  3. OKをクリックして、ダイアログを閉じます。

結果ワークシートは以下のようになります。

Wtranspose wtranspose2.jpg

関連するXファンクション

mtranspose