legendupdate


目次

メニュー情報

グラフ操作:凡例:凡例の更新

概要

グラフの凡例を更新/再構築します

コマンドラインでの使用法

1. legendupdate dest:=layer update:=reconstruct legend:=combine order:=ascend mode:=lu;


Xファンクションの実行オプション

スクリプトからXファンクションにアクセスする場合、追加のオプションスイッチについてのページを参照してください。

変数

表示
変数
I/O

データ型
デフォルト
説明
更新スコープ dest

入力

int

0
凡例の更新を適用する場所を指定します。

オプションリスト:

  • page:ページ全体
    アクティブページ全体の凡例を更新します。
  • layer:アクティブレイヤ
    アクティブレイヤの凡例を更新します。
  • spepage:指定ページ
    ダイアログボックスでは非表示です。これを選択すると、 page変数で指定したグラフページの凡例だけを更新します。
  • spelayer:指定レイヤ
    ダイアログボックスでは非表示です。これを選択すると、layer変数で指定したグラフレイヤの凡例だけを更新します。
更新モード update

入力

int

1
凡例を再構築するか更新するか指定します。

オプションリスト:

  • reconstruct:再構築
    凡例の自動更新モード順序変数に従って凡例を再構築します。
    Note: 凡例の形式がデフォルト設定に戻ります。
  • update:更新
    指定した変数で既存の凡例情報を更新します。
    Note: 既存の凡例の形式と構造は変更されません。
凡例 legend

入力

int

0
これは、updatereconstructが選択されている場合のみ利用できます。この変数で再構築される凡例の種類を指定します。

オプションリスト:

  • separate:各レイヤの凡例
    各レイヤにそれぞれ異なる凡例を構築します。
  • combine:全てのページ用の1つの凡例
    グラフ内の全てのレイヤの凡例を1つにまとめて作成します。
順序 order

入力

int

1
これは、updatereconstructが選択されている場合のみ利用できます。凡例を再構築する場合、グラフレイヤから情報が読み込まれます。この変数で、読み込むレイヤの順序を設定します。

オプションリスト:

  • descend:降順
    レイヤの情報をレイヤインデックスの降順でデータを読み取ります。
  • ascend:昇順
    レイヤの情報をレイヤインデックスの昇順でデータを読み取ります。
レイヤ内でのグラフの順序 porder

入力

int

1
updatereconstructが選択され、legend変数がcombineのときに使用可能です。この変数はレイヤ内の読み取る順番を指定します。

オプションリスト:

  • descend:降順
    レイヤ内のプロット情報を読み取るのに、インデックスの降順でデータを読み取っていきます。
  • ascend:昇順
    レイヤ内のプロット情報を読み取るのに、インデックスの昇順でデータを読み取っていきます。
凡例の自動更新モード mode

入力

int

0
LabTalk変数表記("%(1)", "%(2)"など)を使って凡例を作成します。Origin が凡例を作成するときに、指定された表記を自動で値に「変換」します。この変数で、表記の変換に使用する情報を指定します。

オプションリスト:

  • comment:@LM:コメントを使用 (第1行)
    ソースデータのコメント行の第1行を使用します。それ以外の場合、列のロングネームを使用します。コメントもロングネームもない場合、対応するショートネームを使用します。
  • dr:@R:データ範囲
    プロットのデータ範囲です。
  • lu:@U:ロングネーム&単位
    元データのロングネームと単位です。ロングネームがない場合、代わりに列ショートネームが使用されます。
  • udpara:@LD:ユーザパラメータ1
    元データの最初のユーザパラメータ行です。
  • lname:@LA:ロングネーム
    元データのロングネームです。
  • sname:@LS:ショートネーム
    元データのショートネームです。
  • lpara:@LP:パラメータ1
    元データの最初のシステムパラメータ
  • custom:カスタム
    custom 変数で指定した情報です。
凡例のカスタムフォーマット(@D, @LU etc) custom

入力

string

mode変数でcustomが選択されているときだけ利用可能です。凡例表記の前後に任意のリテラルを追加することができます。ここで使用した表記法は変換に使用します。
追加フォーマット(@L、@Vなど) addon

入力

string

凡例の自動更新モードカスタムが選択されて、カスタム変数が@L@V@WTになっている場合にのみ有効です。ワークシートセルアクセスの完全な表記へのn 番目の行および/または 番目の列を指定します。詳細は表記法を参照してください。
グラフページ page

入力

GraphPage

<optional>
destの変数がspepageにセットされている場合のみ、この変数を利用できます。グラフページを指定するのに使用します。指定したグラフページ上の凡例が更新されます。
グラフレイヤ layer

入力

GraphLayer

<optional>
destの変数がspepageにセットされている場合のみ、この変数を利用できます。グラフレイヤを指定するのに使用します。指定したグラフレイヤ上の凡例が更新されます。
表示可能なプロットにのみ凡例を表示 hide

入力

int

1
凡例内に非表示プロットを表示するか指定します。
フィット曲線の凡例を隠す fit

入力

int

0
凡例内にフィットカーブを表示するかどうかを指定します。
アクティブデータセットの標識 indicate

入力

int

1
凡例内でアクティブデータセットに標識をつけるかを選択します。

説明

このXファンクションはグラフまたはレイヤの凡例を更新/再構築することができます。ダイアログのメニューからアクセスできます。ダイアログ内の設定はこのオンラインヘルプを参照してください。

サンプル

このサンプルでは、グラフ凡例の更新方法を紹介しています。サンプルデータは、<exeパス>\Samples\Signal Processing\Signal with Shot Noise.datからインポートできます。

// サンプルデータ取得
fn$ = system.path.program$ + "Samples\Signal Processing\Signal with Shot Noise.dat";
newbook;
impASC fn$;

// 折れ線グラフを作成 
// ワークシートロングネームと単位を使ったデフォルト凡例
plotxy col(2) plot:=0;

// 凡例を更新;
legendupdate mode:=lu;