pemp_slideshow

目次

  1. 1 メニュー情報
  2. 2 概要
  3. 3 追加の情報
  4. 4コマンドラインでの使用法
  5. 5 変数
  6. 6 説明
  7. 7 サンプル
  8. 8 関連するXファンクション

メニュー情報

プロジェクトエクスプローラ内のグラフを複数選択してから右クリック: グラフのスライドショー

概要

Origin内での特定のグラフのスライドショー

追加の情報

必要なOriginのバージョン: 8.1 SR0以降

コマンドラインでの使用法

pemp_slideshow end:=hold timer:=1 period:=2;

変数

表示
変数
I/O

データ型
デフォルト
説明
スライドショー終了時オプション end

入力

int

0

スライドショーが終了したあとの動作を指定します。

オプションリスト:

  • quit:最終スライドの後、ショーを終了
    全プレゼンテーションを実行後スライドショーを終了します。
  • hold:Escキーが押されるまで最終スライドに留まる
    全プレゼンテーションを実行後、最後のグラフを表示し、Escキーを押すと終了します。
  • loop:Escキーが押されるまでループ継続
    Escキーを押すまで、スライドショーを繰り返します。
タイマーによる自動スライドショー timer

入力

int

0

タイマーを使って次のグラフを自動で表示するか指定します。
タイマー間隔(秒) period

入力

double

2

タイマーによる自動スライドショーにチェックを付けると利用可能です。各スライドの継続時間を秒単位で指定します。
情報行 info

入力

int

1

グラフのパスや名前など、表示されているグラフの情報を表示する位置を指定します。

オプションリスト:

  • なし
    情報を表示しません。
  • スクリーンの上部
    スクリーンの上部に表示します。
  • スクリーンの下部
    スクリーンの下部に表示します。

説明

このXファンクションは、選択した複数のグラフのスライドショーを開始するために使用します。各グラフを1つのスライドとして表示します。表示順は、グラフのスライドの順番(プロジェクトエクスプローラに表示されている順番)になります。

サンプル

このサンプルでは、選択した4つのグラフをフルスクリーンで表示します。

  1. 新しいプロジェクトを作成し、<Origin Program Directory>\Samples\Curve Fitting\Multiple Gaussians.datをBook1にインポートします。
  2. 列Bを選択して作図> 基本の2Dグラフ: 折れ線と操作し、Graph1を作図します。
  3. 操作2を繰り返し、列C、D、EからGraph2、Graph3、Graph4を作成します。
  4. プロジェクトエクスプローラを開き、キーボードのCtrlキーを押しながらGraph1, Graph2, Graph3, Graph4をクリックして、同時に4つのグラフを選択します。
    Pemp slideshow 1.png
  5. コマンドウィンドウで、pemp_slideshow -d; を実行し、ダイアログを開きます。
  6. ダイアログで、スライドショー終了時オプション「Esc」キーが押されるまで最終スライドに留まるを選択します。タイマーによる自動スライドショーにチェックを付け、タイマー間隔(秒)を10に設定します。情報行ドロップダウンリストで、なしを選択します。
    Pemp slideshow 2.png
  7. OKボタンをクリックすると、選択した4つのグラフが10秒ごとにフルスクリーンで表示されます。

関連 X ファンクション

pemp_pptslide