内容 | 
	
指定したレベルと交差するX座標を取得します。
必要なOriginのバージョン:8.1 SR0, updated in 8.6
levelcrossing 
	 iy:=col(2) level:=2;levelcrossing 
	 iy:=col(2) level:=500 direction:=<new> xindex:=<new> type:=left 
	 pts:=2;| 表示 名  | 
		変数 名  | 
		I/O と データ型  | 
		デフォルト 値  | 
		説明 | 
|---|---|---|---|---|
| 入力 | iy | 入力 XYRange  | 
		<active>  | 
		入力データセットを指定します。 | 
| 交差レベル | level | 入力 double  | 
		0  | 
		レベルとしてY値を指定します。そして、Xファンクションがこのレベルを交差するポイントを検出します。 | 
  | 
		ncrossing | 出力 int  | 
		<新規>  | 
		交差ポイントの出力数を指定します。この変数は、ダイアログボックスに表示されません。しかし、この変数の値は、このXファンクションを実行した後、コマンドウィンドウでlevelcrossing.ncrossing=;と実行することで変数の値を取得できます。 | 
	
| 交差ポイントのX値 | oy | 出力 vector  | 
		<新規>  | 
		交差ポイントのX値の出力を指定し、X列として設定します。 | 
| 方向 | direction | 出力 vector  | 
		<新規>  | 
		交差のの方向の出力を指定します。1は上方向、-1は下方向、0は差が0、Y列として設定します。 | 
| Xインデックス | xindex | 出力 vector  | 
		<新規>  | 
		交差ポイントのX値の出力を指定し、ラベル列として設定します。 | 
| Y交差値 | yval | 出力 vector  | 
		<新規>  | 
		Y列として設定している入力レベルの交差値と同じであるY値の出力を指定します。 | 
| 最も近いタイプ | type | 入力 int  | 
		0  | 
		交差ポイントが補間され元のデータではないとき、交差ポイントのXインデックスを出力する方法を指定します。 
		 オプションリスト: 
  | 
	
| ポイント間 | pts | 入力 int  | 
		1  | 
		この変数は、対の交差ポイントのレベルの出力を制御するのに使われます。対のポイントの距離(インデックス)は、指定した期間より小さくてはなりません。または両方のポイントが無視されます。整数のみが受け入れられます。 | 
このXファンクションは、入力曲線は指定したレベルと交差する位置(X値)を見つけます。例えば、レベルを0とセットすると、0での交差ポイント(曲線が0を通る)が出力されます。0での交差ポイントは、いくつかの特別な曲線では意味があります。X値、Xインデックス、交差の方向、Y交差値を含む出力は選択可能です。また、期間はノイズを取り除くために指定できます。
位置を取得するために線形補間が行われます。
次の例では、500で交差する曲線の位置を探します。

levelcrossing -d;と入力し、levelcrossing 
	 ダイアログを開きます。
levelcrossing.ncrossing=; を実行し、交差ポイントの数が次のように表示されます。LEVELCROSSING.NCROSSING=8