imgEdge
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エッジ検出
概要
エッジを検出します。
コマンドラインでの使用法
1. imgedge t:=10;
2. imgedge t:=7 f:=shv img:=mat(1) oimg:=mat(2);
変数
表示 
名 | 
変数 
名 | 
I/O 
と 
データ型 | 
デフォルト 
値 | 
説明 | 
| しきい値 | 
t | 
 入力 
int 
 | 
 0 
 | 
 エッジピクセルを決定するのに使用するしきい値を指定します。ピクセルに対して決められた差がこの値より大きいと、そのピクセルはエッジピクセルになります。 
 | 
| 入力イメージ | 
img | 
 入力 
Image 
 | 
 <active> 
 | 
 操作する画像を指定します。デフォルトの入力はアクティブイメージです。 
 | 
| 出力イメージ | 
oimg | 
 出力 
Image 
 | 
 <input> 
 | 
 出力画像を指定します。デフォルトで、出力画像は入力画像と同じです。 
 | 
| エッジフィルタ | 
f | 
 入力 
int 
 | 
 lh 
 | 
 適用するエッジ検出フィルタを指定します。 
オプションリスト 
- ソーベル演算子を使って垂直エッジを検出します。
 
 
- ソーベル演算子を使って水平エッジを検出します。
 
 
- ソーベル演算子を使って水平・垂直エッジを検出します。
 
 
- プレウィット演算子を使って垂直エッジを検出します。
 
 
- プレウィット演算子を使って水平エッジを検出します。
 
 
- プレウィット演算子を使って水平・垂直エッジを検出します。
 
 
- ラプラシアン演算子を使って水平・垂直エッジを検出します。
 
 
- ラプラシアン演算子を使って通常のエッジを検出します。
 
 
- ラプラシアン演算子を使って通常のエッジを検出します。Laplace 2とは異なる方法となります。
 
 
- ラプラシアン演算子を使って対角エッジを検出します。
 
 
- ラプラシアン演算子を使って水平エッジを検出します。
 
 
- ラプラシアン演算子を使って垂直エッジを検出します。
 
 
- グラディエントフィルタを使って北西エッジを検出します。
 
 
グラディエントフィルタを使って北東エッジを検出します。 
- グラディエントフィルタを使って東エッジを検出します。
 
 
- グラディエントフィルタを使って南エッジを検出します。
 
 
- グラディエントフィルタを使って南エッジを検出します。
 
 
- グラディエントフィルタを使って南西エッジを検出します。
 
 
- グラディエントフィルタを使って西エッジを検出します。
 
 
- グラディエントフィルタを使って北西エッジを検出します。
 
 
 | 
説明
imgedge 関数は、エッジフィルタを使って入力画像のエッジを検出します。多くのフィルタが利用でき、異なる画像処理を実行することができます。
このXファンクションはカラー画像とグレースケール画像の両方で動作します。
サンプル
次のサンプルでは、入力画像をグレースケールに変換し、物体のエッジを検出します。
- 新しい行列を作成し、\Samples\Image Processing and AnalysisフォルダにあるRice.bmp ファイルをインポートします。
 
- 画像をアクティブにして、「イメージ:変換:カラーからグレーに」を選択して、 imgC2gray Xファンクションのダイアログを開きます。
 
- ダイアログで、下の図のように設定を変更して、OK ボタンをクリックしてXファンクションのimgUserfilterダイアログを開きます。

これは入力画像をグレースケール画像に変換します。 
- 「イメージ:空間フィルタ:エッジ」を選択して、imgEdge Xファンクションダイアログを開きます。
 
- ダイアログで、下の図のように設定を変更して、OK ボタンをクリックしてXファンクションのimgUserfilterダイアログを開きます。

新しい画像が作成されます。エッジ検出の結果を表示します。 
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 元の画像 
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 出力画像 
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他のサンプルについては、XFスクリプトダイアログ(F11を押す)をご覧下さい。
アルゴリズム
計算には、LEADTOOLS Main APIのL_EdgeDetectorBitmap() を使用しています。詳細は、LEADTOOLS Main API Version 14 ヘルプファイルを参照し、トピックL_EdgeDetectorBitmapを読んでください。
参考文献
LEADTOOLS Main API Help file, Version 14
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