w2xyz

目次

メニュー情報

ワークシート:XYZ形式に変換

概要

ワークシートデータをXYZ形式に変換

追加の情報

必要なOriginのバージョン:Origin8.0 SR3以上。Origin8.5.1 SR0で更新。

コマンドラインでの使用法

1. w2xyz iw:=[book1]sheet1! format:=xcol xlabel:=row1 ycol:=1;

2. w2xyz format:=xcol xlabel:=param param:=P ycol:=1;

3. w2xyz -r 2 range:=rng format:=ycol ylabel:=sel1 xcol:=sel1 trim:=1;

Xファンクションの実行オプション

スクリプトからXファンクションにアクセスする場合、追加のオプションスイッチについてのページを参照してください。

変数

表示
変数
I/O

データ型
デフォルト
説明
変換範囲 range

入力

int

0
変換範囲

オプションリスト:

  • wks:ワークシート全体
    0 = ワークシート全体を選択します。
  • rng:指定された範囲
    1 = 指定された範囲を使用します。
入力ワークシート iw

入力

Worksheet

<active>
変換するデータのある入力ワークシートを指定します。
入力 irng

入力

Range

<active>
変換する入力範囲を指定します。
データフォーマット format

入力

int

2
ソースデータのフォーマットを指定します。

オプションリスト:

  • xcol:列にわたるX
    Xの値が横方向にあります。
  • ycol:列にわたるY
    Yの値が横方向にあります。
  • noxy:XとYがありません
    ワークシートにX値やY値がない場合、このオプションを使用します。列および行のインデックスを出力XY値として使用します。
X値の位置 xlabel

入力

int

0
X値の位置を指定します。データフォーマット列にわたるXのとき利用可能です。

オプションリスト:

  • none:なし
    ワークシートにX値がありません。列番号がX値になります。
  • row1:最初のデータ行
    最初の行にあるデータがX値になります。
  • param:列ラベル
    列ラベル行でX値を指定します。
  • sel1:選択中の最初のデータ行
    最初データ行でX値を指定します。変換範囲が指定された範囲かつ、データフォーマットが列にわたるXまたは列にわたるYの時利用できます。
Y値の位置 ylabel

入力

int

0
Y値の位置を指定します。データフォーマット列にわたるXのとき利用可能です。

オプションリスト:

  • none:なし
    ワークシートにY値がありません。列番号がY値になります。
  • row1:最初のデータ行
    最初の行にあるデータがY値になります。
  • param:列ラベル
    列ラベル行でY値を指定します。
  • sel1:選択中の最初のデータ行
    最初データ行でY値を指定します。変換範囲が指定された範囲かつ、データフォーマットが列にわたるXまたは列にわたるYの時利用できます。
列ラベル param

入力

string

X値の位置またはY値の位置列ラベルを選択した場合に有効です。ラベル行を表す文字を使ってXまたはY座標として使用するラベル行を指定します。 各列ラベル行を示す文字についてはColumn Label Row Charactersを参照してください。
最初の列のX値 xcol

入力

int

0
第1列にX値があるかどうか指定します。データフォーマット列にわたるXのとき利用可能です。
最初の列のY値 ycol

入力

int

0
第1列にY値があるかどうか指定します。データフォーマット列にわたるXのとき利用可能です。
欠損値の削除 trim

入力

int

0
欠損セルまたは列を削除するか指定します。XYZへの変換時に座標が欠損している場合、このオプションを使用するとデータポイントが除外されます。
  • 0 = 偽
  • 1 = 真
出力 oz

出力

XYZRange

[<input>]<new>!(<new>,<new>,<new>)
出力XYZ範囲のための3列を指定します。異なるワークシート、ワークブックにある3列を指定可能です。

出力表記のシンタックスを参照してください。

説明

このXファンクションは、行列のように並んだワークシートデータ(XY座標が最初の行と列にある表形式のデータ、仮想行列)をXYZ形式に変換するとき使います。X座標は最初の行に配置され、Y座標は最初の列に配置されます。あるいは、その逆もあります。等間隔でないX、Y座標でも問題ありません。XY座標が含まれていない場合は、列と行のインデックスが使用されます。Z値は数値またはテキスト(カテゴリデータも)です。

サンプル

  1. 一番上の行にX座標値、一番左にある列にY座標値が入っているソースデータを使います。

    W2xyz example source.png

    XYZ形式に変換するには、ワークシートをアクティブにして、メニューからワークシート:XYZ形式に変換を選択するか、コマンドウィンドウでw2xyz -d;を実行して、Xファンクションw2xyzのダイアログを開きます。
  2. ダイアログの変換オプションで、データフォーマットとして列にわたるXを選択します。X値の位置を、最初のデータ行とし、第1列にY値にチェックを付けます。

    W2xyz example dialog.png

  3. OKボタンをクリックして変換を実行します。次のような結果ワークシートが出力されます。

    W2xyz example result.png

関連するXファンクション

w2m, r2m, m2w