nlgui

内容

概要

NLFitの出力の値と場所をコントロールします

追加の情報

必要なOriginのバージョン:8.0 SR5

コマンドラインでの使用法

  1. nlgui gg 1; // gui ツリー取得
    gg.quantities.parameters.LCL =1;
    gg.quantities.parameters.UCL = 1;
    gg.output.PlotSettings.PasteResultTable.use=0; //ブランチチェックボックスを無効にする
  2. nlgui gg 0; // 設定変更後、gui ツリーを更新

変数

表示
変数
I/O

データ型
デフォルト
説明
gui

入力/出力

TreeNode

nlgui
ツリーには、出力量と出力先が含まれます。
command

入力

int

1
Nlgui ツリーを取得またはセットするか指定します。

オプションリスト

  • set:セット
gui ツリーをセットします。
  • get: 取得
gui ツリーを取得します。これはデフォルトオプションです。

説明

このXファンクションは、通常、nltreeの出力量と出力先を制御するその他のXファンクションと一緒に使います。このコマンドを使って、nlendを行う前にフィットレポートプロセスのためのツリーを更新することができます。


gui TreeNode に関する詳細

詳細は、このページをご覧ください。

サンプル

以下のスクリプトはANOVA表、フィット曲線グラフ、残差プロットなしのレポートを生成します。

// サンプルデータをインポート
newbook;
string fname$ = system.path.program$ + "Samples\Curve Fitting\Gaussian.dat";
impasc;
 
//init NLFitを初期化して、入力範囲をcol(B)として設定
//ttという名前のLabTalkツリーを持つ内部オブジェクトを定義
nlbegin 2 gauss tt;
 
// 反復計算開始
nlfit;
 
//ggという名前のツリーに出力
nlgui gg 1;
 
//ANOVA表、フィット曲線、残差プロットをレポートシートに出力しない設定
//グラフにパラメータ表を貼り付けない
gg.quantities.ANOVAtable=0;
gg.graph1.doplot=0;
gg.residuals.graph2=0;
gg.output.plotsettings.pasteresulttable.use=0;
 
//ソースワークブック、ソースワークシートにフィット曲線の結果を出力
gg.output.data.book$ = <source>;
gg.output.data.sheet$ = <source>;
 
//guiツリーに変更を更新
nlgui gg 0;
 
//変更したらツリーの内容を出力
gg.=;
 
//レポートシートを生成し、内部オブジェクトをリセットして、フィット処理を終了
nlend 1;

関連のXファンクション

nlbegin, nlfit, nlend, nlfn