ワークシートセルの範囲を別の範囲にコピーする
必要なOriginのバージョン: Origin 8.0 SR5以降
スクリプトからXファンクションにアクセスする場合、追加のオプションスイッチについてのページを参照してください。
表示 名 |
変数 名 |
I/O と データ型 |
デフォルト 値 |
説明 |
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入力ワークシート | iw |
入力 Worksheet |
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ソースのワークシートを指定します。その中で、c1, c2, r1, r2のように定義されるセルの範囲が目的のワークシートにコピーされます。 |
出力ワークシート | ow |
出力 Worksheet |
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目的のワークシートを指定します。
このシンタックスを参照してください。 |
ソース範囲の開始列 | c1 |
入力 int |
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コピーされる範囲内の最初の列を指定します。 |
ソース範囲の終了列 | c2 |
入力 int |
|
コピーされる範囲内の最後の列を指定します。 |
ソース範囲の開始行 | r1 |
入力 int |
|
コピーされる範囲内の最初の行を指定します。 |
ソース範囲の終了行 | r2 |
入力 int |
|
コピーされる範囲内の最後の行を指定します。 |
ソース範囲のロングネーム行 | name |
入力 int |
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元のワークシートの行を目的のワークシートのロングネームとして使用することを指定します。 |
コピー先の開始列 | dc1 |
入力 int |
|
コピーした目的のワークシートの範囲を貼り付ける先の最初の列を指定します。 |
コピー先の開始行 | dr1 |
入力 int |
|
コピーした目的のワークシートの範囲を貼り付ける先の最初の行を指定します。 |
列ラベルのコピー | label |
入力 string |
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列ラベルをコピーするか指定します。コピーするラベルを列ラベル行文字で指定できます。例えば、LUCP1D1の場合、L はロングネーム、U は単位、C はコメント、P はパラメータ、D はユーザ定義パラメータです。このXファンクションの列ラベル行文字は、Origin 8.1 SR3 からサポートされていました。 互換性の理由から、0と1の2つの整数もサポートされています。ここで
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列フォーマットのコピー | format |
入力 int |
|
列フォーマットをコピーするか指定します。 |
転置 | transpose |
入力 int |
|
コピーした範囲を転置するかどうかを指定します。 |
出力列をクリア | clear |
入力 int |
|
出力列をクリアします:
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このXファンクションは、ワークシート内のセルの範囲を別の範囲にコピーするのに使用します。もとのワークシートの行は、目的のワークシートの列のロングネームをセットするのに使用できます。
次のスクリプトコマンドを使用して、Book1のSheet1 の2行目から最後までのセル範囲を、同じブックのCopysheetという名前の新しいワークシートにコピーします。また、もとのワークシートの最初の行を使用して、目的のワークシートの列のロングネームを設定します。単位とコメントもコピーします。
wrcopy iw:=[Book1]Sheet1! ow:=[Book1]"Copysheet"! r1:=2 name:=1 label:=UC;