内容 |
ダイナミックバイナリ
動的なしきい値を使ってバイナリに変換します。
これはOriginProのみの機能です。
1. imgDynamicBinary dim:=50 threshold:=10 oimg:=<new>;
2. imgDynamicBinary img:=mat(1) dim:=50 threshold:=10 oimg:=mat(2);
表示 名 |
変数 名 |
I/O と データ型 |
デフォルト 値 |
説明 |
---|---|---|---|---|
入力イメージ | img |
入力 Image |
<active> |
操作する画像を指定します。デフォルトの入力はアクティブイメージです。 |
範囲 | dim |
入力 int |
2 |
隣接の大きさを指定します。これは各ピクセルを評価するときに使われます。 |
しきい値 | threshold |
入力 int |
0 |
局所的なコントラストのしきい値を指定します。ピクセル周辺の領域のコントラストがしきい値より小さい場合、ピクセルは、事前に計算されたグローバルなしきい値を使って黒または白に変換されます。ピクセル周辺の領域のコントラストがしきい値より大きい場合、ローカルなしきい値が計算され、使用されます。 |
出力イメージ | oimg |
出力 Image |
<input> |
出力画像を指定します。デフォルトで、出力画像は入力画像と同じです。 |
imgDynamicBinary関数は、画像の各ピクセルに対してローカルなしきい値を使って、ピクセル毎のビットを変更すること無しに指定した画像を白黒画像に変換します。
各ピクセルは、動的に計算されたしきい値と比較されます。ピクセル強度が動的なしきい値より高い(つまり、ピクセルがより明るい)と、ピクセルは白にセットされます。ピクセル強度が低い(つまり、ピクセルがより暗い)と、ピクセルは黒にセットされます。
このサンプルでは、 imgDynamicBinary 関数を使って、入力画像を白黒画像に変換します。
計算には、LEADTOOLS Main APIのL_DynamicBinaryBitmap() を使用しています。詳細は、LEADTOOLS Main API Version 14 ヘルプファイルを参照し、トピックL_DynamicBinaryBitmapを読んでください。