signrank2(Pro)

目次

メニュー情報

統計:ノンパラメトリック検定:対応のあるウィルコクスンの符号付順位検定

概要

対応のある標本のWilcoxon符号順位検定を実行します

追加の情報

これはOrigin Proのみの機能です。

コマンドラインでの使用法

1. signrank2 irng:=(Col(A),Col(B))

2. signrank2 irng:=(1,2) tail:=upper

Xファンクションの実行オプション

スクリプトからXファンクションにアクセスする場合、追加のオプションスイッチについてのページを参照してください。

変数

表示
変数
I/O

データ型
デフォルト
説明
入力 irng

入力

Range

<active>

対応のある標本のWilcoxon符号順位検定を実行する入力データ範囲を指定します。

帰無仮説 null

入力

string

0

帰無仮説を表示(読み取り専用)

対立仮説 tail

入力

int

Radio

上側、下側、両側の対応のある標本のWilcoxon符号順位検定を実行するかどうかを示します。
オプションリスト

  • 0=Radio:two:中央値1 <>中央値2
    両側の対応のある標本のWilcoxon符号順位検定を実行します。
  • 1=upper:中央値1 > 中央値2
    上側の対応のある標本のWilcoxon符号順位検定を実行します。
  • 2=lower:中央値1 < 中央値2
    下側の対応のある標本のWilcoxon符号順位検定を実行します。
有意水準 alpha

入力

double

0.05
検定の有意水準を指定します。
出力結果 rt

出力

ReportTree

[<入力>]<新規>

レポートワークシートの出力先を指定します。

サンプル

1. アクティブワークシートの最初の2列で、デフォルトの設定で対応のある標本のWilcoxon符号順位検定を実行するには、コマンドウィンドウにスクリプトを入力します。

signrank2 irng:=(Col(A),Col(B))
上記の検定の詳細な出力結果をリストするには、コマンドウィンドウにスクリプトを入力します。
signrank2.=

2. アクティブワークシートの最初の2列で、デフォルトの設定で上側の対応のある標本のWilcoxon符号順位検定を実行するには、コマンドウィンドウにスクリプトを入力します。

signrank2 irng:=(1,2) tail:=1

詳細な情報

詳細は、ユーザガイドをご覧下さい。

参考文献

NAG's help, g08agc

関連 X ファンクション

ttestpair, sign2, signrank1