impImage

目次

メニュー情報

データ: ファイルからインポート: イメージファイルを行列へインポート

このXファンクションは、ファイルの再インポートをサポートしています。詳細はこのトピックをご確認ください。

概要

行列ウィンドウに画像ファイルをインポートします。

コマンドラインでの使用法

1. impImage fname:="C:\image\Sample.bmp";

2. impImage fname:="c:\image\Sample.bmp" options.thumbnail:=0 options.FirstMode:=4 options.names.FNameToBk:=0;

3. fname$="C:\Images\Sample.jpg";impImage;

Xファンクションの実行オプション

スクリプトからXファンクションにアクセスする場合、追加のオプションスイッチについてのページを参照してください。

変数

表示
変数
I/O

データ型
デフォルト
説明
ファイル名 fname

入力

string

fname$

インポートする画像ファイルのファイル名を指定します。

ファイル情報 info

入力

TreeNode

<unassigned>

これはダイアログにファイル情報を表示するためのものです。この変数は使用しないでください。

ファイルの基本情報はインポート後ここに表示されます。

インポートオプション options

入力

TreeNode

<unassigned>

インポートモードを指定するのに使用します。詳細についてはの説明のセクションをご覧下さい。

出力 orng

出力

Range

<active>

出力範囲を指定するのに使用します。 このシンタックスを参照してください。

Note: 行列は独立したウィンドウまたはワークシート内に埋め込まれた状態で存在します。XファンクションimpImageは、埋め込まれた行列を認識し、ワークシートではなく行列として扱うようにプログラムされています。つまり、アクティブワークシートが埋め込み行列を含む場合、impImageはインポートした画像をアクティブワークブックシートの埋め込み行列に出力できます。

ヘッダ情報 finfo

出力

TreeNode

<unassigned>

ヘッダ情報の出力に使用します。GUIでは非表示です。この変数の使用は非推奨です。

フィルタ trFilter

入力

TreeNode

<optional>

フィルタのTreeNodeです。GUIでは非表示です。この変数の使用は非推奨です。

ファイル番号 fIndex

出力

int

<optional>

内部使用のみ

繰り返しインポート reimp

入力

int

0

内部使用のみ

説明

このXファンクションは、Originの行列に画像ファイルをインポートするために使用できます。ワークブック、行列、グラフウィンドウがアクティブなときに利用できます。サポートされる画像ファイルの種類は、

ダイアログオプションの詳細

詳細は、このページをご覧ください。

サンプル

次のサンプルは複数の画像ファイル(同じ次元を持つ)を行列シートの行列オブジェクトとしてインポートする方法を示しています。

  1. 新しいプロジェクトを作成し、メニューからデータ: ファイルからインポート: イメージファイルを行列にインポートを選択してイメージブラウザを開きます。
  2. <Origin Installation Folder>\Samples\Image Processing and Analysis\フォルダのmyocyte1.tif から myocyte8.tif を選択してファイルの追加ボタンをクリックします。OK ボタンをクリックして、impImageダイアログを閉じます。
  3. impImageダイアログで、第1ファイル・インポートモードをブックを新たに作って読み込むに変更して、ブック名の変更の際にパスを含めるにチェックを付け、ほかの設定は次の画像のようにデフォルトのままにします。
    ImpImage example dialog.png
  4. OKボタンをクリックすると、同じ行列シートに全画像がインポートされます。すべての画像がインポートされると、シート名とブック名がファイル名に変更されるので、シート名とブック名は最後にインポートされた画像名に依存します。
    ImpImage example result.png

関連するXファンクション

cd, impinfo, findFiles, impFile