内容 |
このXファンクションにはメニューはありません。プログラムからのみ呼び出せます。
複数の曲線またはXYデータを平均または連結します。
表示 名 | 変数 名 | I/O と データ型 | デフォルト 値 | 説明 |
---|---|---|---|---|
入力 | iy |
入力 XYRange | | 平均または連結する複数の曲線を指定します。 |
手法 | method |
入力 int | | 平均法
オプションリスト:
|
平均化されたX | avex |
入力 int | | これは、手法で平均が選択されている場合のみ利用できます。これは平均化した曲線のX値を決める手法を指定します。
オプションリスト:
|
共通Xの許容値 | toler |
入力 double | | これは、methodに対して平均が選択されていて、avexに対して同じが選択されている場合のみ利用できます。入力曲線のX値が同じかどうかを確認するために使います。 |
ポイント数 | npts |
入力 int | | これは、手法に対して平均が選択され、平均化されたXでソースXと同じが選択されていない場合に利用できます。補間曲線のポイント数を指定します。ダイアログボックスで、自動にチェックがついている場合、自動的に数を計算します。自動チェックボックスのチェックを外して、自分で値を指定することができます。 |
X最小 | xmin |
入力 double | | これは、平均化されたXでカスタムが選択されている場合のみ編集できます。平均曲線の最小のX値を指定します。ダイアログボックスで、自動にチェックがついている場合、自動的に数を計算します。自動チェックボックスのチェックを外して、自分で値を指定することができます。この変数は、平均化されたXで共通X範囲または完全X範囲が選択されている場合には読み取り専用です。 |
X最大 | xmax |
入力 double | | これは、平均化されたXでカスタムが選択されている場合のみ編集できます。平均曲線の最大のX値を指定します。ダイアログボックスで、自動にチェックがついている場合、自動的に数を計算します。自動チェックボックスのチェックを外して、自分で値を指定することができます。この変数は、平均化されたXで共通X範囲または完全X範囲が選択されている場合には読み取り専用です。 |
補間 | interp |
入力 int | | これは、平均化されたXでソースXと同じが選択されていない場合にのみ利用できます。これは入力曲線を平均化する前にY値を 補間する手法 を指定します。
オプションリスト: |
Xソート | sortx |
入力 int | | これは、手法で連結が選択されている場合のみ利用できます。これは平均化した曲線のX値をソートする手法を指定します。それに伴いY値が並び替えられます。
オプションリスト:
|
X | x |
出力 vector | | 平均化されたX値を出力する列を指定します。 |
Y | y |
出力 vector | | 平均化されたY値を出力する列を指定します。 |
標準偏差 | sd |
出力 vector | | これは、Method変数がAverageにセットされている場合のみ利用できます。これは、平均化曲線の標準偏差を計算するかどうかを指定します。 |
標準誤差 | se |
出力 vector | | これは、Method変数がAverageにセットされている場合のみ利用できます。これは、平均化曲線の標準誤差を計算するかどうかを指定します。 |
N | n |
出力 vector | | これは、Method変数がAverageにセットされている場合のみ利用できます。平均化した各X値に対応する入力データの数を計算するかどうかを指定します。 |
最小 | min |
入力 int | | これは、Method変数がAverageにセットされている場合のみ利用できます。最小値を出力するかどうかを指定します。 |
最大 | max |
入力 int | | これは、手法で平均にセットされている場合のみ利用できます。最大値を出力するかどうかを指定します。 |
SDの2倍 | sd2 |
入力 int | | これは、手法で平均にセットされている場合のみ利用できます。標準偏差の2倍を計算するかどうかを指定します。 |
SDの3倍 | sd3 |
入力 int | | これは、手法で平均にセットされている場合のみ利用できます。標準偏差の3倍を計算するかどうかを指定します。 |
この関数は、入力曲線の平均を計算するか、それらを連結し、XYデータを他の選択した出力項目と一緒に、vector型データで出力します。
Method 変数が 連結にセットされている場合、入力範囲が結合され、より大きなデータセットを形成します。それ以外の場合、入力曲線のY値の平均が計算されます。
平均曲線の均一なX範囲で補間がすべての入力曲線のy値に対して実行されます。または、単にすべての入力曲線のx値を組み込んで、より大きなデータセットにします。この場合、x値が無視される許容値と最小差を指定することができます。
入力曲線のx値は単調ではない場合、曲線は最初にソートされ、Originはこれら単調曲線を平均します。平均の計算に対して、各X値に対応する標準偏差、標準誤差、ポイント数も出力されます。
次のスクリプトはX値の線形補間を使ってアクティブワークシートの2つの曲線のデータを平均するのに使用します。
averagexy iy:=((col(1),col(2)),(col(3), col(4))) method:=ave avex:=common x:=<new> y:= <new>;
そして、2つの列が入力ワークシートに追加されます。1つは平均曲線のx値を保存し、他方はy値を保存します。
Method 変数が 連結にセットされている場合、すべての入力範囲が単純に結合されます。それ以外の場合、Y値の平均が入力曲線に対して計算されます。平均曲線のX値を計算するために、このXファンクションには5つの方法があります。
x値を計算する方法についての詳細は、avecurvesのアルゴリズムを参照してください。