内容 |
回転
角度を指定して画像を回転します。
1. imgRotate angle:=45 interpolate:=resample resize:=1 fill:=0;
2. imgRotate angle:=30 resize:=0 img:=[Mbook1]Msheet1!Mat(1) oimg:=<new>;
表示 名 |
変数 名 |
I/O と データ型 |
デフォルト 値 |
説明 |
---|---|---|---|---|
角度 | angle |
入力 double |
0 |
画像を回転する角度を指定します。範囲は-180 から 180までです。正の値は、画像を時計方向に回転し、負の値は反時計方向に回転します。 |
入力イメージ | img |
入力 Image |
<active> |
操作する画像を指定します。デフォルトの入力はアクティブイメージです。 |
出力イメージ | oimg |
出力 Image |
<input> |
操作する画像を指定します。デフォルトの入力はアクティブイメージです。 |
補間 | interpolate |
入力 int |
なし |
回転時に補間を実行するかどうかを指定します。補間を実行するとき、ユーザはバイリニア補間またはバイキュービック補間のどちらかを指定できます。 オプションリスト
|
サイズ変更 | resize |
入力 int |
0 |
出力画像をフィットするために回転画像の大きさを変えるかどうか指定します。画像の大きさを変えないと、一部が切り取られ、一部だけが表示されます。 |
塗りつぶしの色 | fill |
入力 int |
0 |
Originのカラーリストから出力画像の背景を塗りつぶす色を指定します。 |
この関数は、選択した角度で画像を回転します。回転中心が画像の中心です。回転した後、画像のサイズが変更されるか、出力画像のサイズに合わせられます。
画像を回転したとき、劣化する可能性があります。しかし、補間することで補うことができます。2つの補間法が利用できます。バイリニア補間とバイキュービック補間です。一般には、バイリニア補間は滑らかな画像を生成する傾向があり、バイキュービック補間はシャープな画像になります。
元の画像 |
補間せずに回転した画像 補間 |
画像を回転: バイリニア補間 |
画像を回転: バイキュービック補間 |
回転した画像は、通常、画像の角にデータの無い空白の領域ができます。これらの領域を塗りつぶす色を選択できます。
このサンプルでは、imgRotate 関数を使って、入力画像を30度回転します。
他のサンプルについては、XFスクリプトダイアログ(F11を押す)をご覧下さい。
計算には、LEADTOOLS Main APIのL_RotateBitmap() を使用しています。詳細は、LEADTOOLS Main API Version 14 ヘルプファイルを参照し、トピックL_RotateBitmapを読んでください。
LEADTOOLS Main API Help file, Version 14