impMDF

内容

  1. 1 メニュー情報
  2. 2 概要
  3. 3 追加の情報
  4. 4 コマンドラインでの使用法
  5. 5 変数
  6. 6 説明
  7. 7 サンプル
  8. 8 関連のXファンクション

メニュー情報

ETAS INCA MDF (DAT, MDF)

概要

ETAS INCA MDF (DAT, MDF)ファイルをインポートします。Version INCA 5.4 をサポート (ファイルバージョン 3.0).

追加の情報

必要なOriginのバージョン:8 SR0, 8.6 SR0で更新

コマンドラインでの使用法

  1. impMDF fname:="C:\Sample.MDF";
  2. impMDF fname:="C:\Sample.MDF" options.selectionmode:=1 options.rawdata:=1 options.FirstMode:=4;
  3. impMDF fname:="C:\Sample.MDF" options.bStructureOnly:=1 orng:=<new>;

変数

表示
変数
I/O

データ型
デフォルト
説明
ファイル名 fname

入力

string

fname$

インポートするファイルのファイル名リストボックスの隣にある参照ボタンをクリックし、1つ以上のファイルを開きます。ファイル名はボックス内に表示されます。

ファイル情報とデータ選択 trfiles

入力

TreeNode

<unassigned>

これは基本ファイル情報を表示し、目的のデータチャネルを選択します。詳細はこの文書の説明の部分をご覧下さい。

インポートオプション options

入力

TreeNode

<unassigned>

ダイアログ内のインポートオプションを設定します。詳細は、この文書の説明の部分をご覧下さい。

出力 orng

出力

Range

<active>

どこにデータをインポートするかの範囲出力表記のシンタックスをご覧ください。

ヘッダ情報 trheader

出力

TreeNode

<optional>

ヘッダ情報を出力するGUIには表示されません。この変数の使用はお勧めされません。

繰り返しインポート reimp

入力

int

0

繰り返しインポートこの変数の使用はお勧めされません。


説明

このXファンクションを使ってETAS INCA MDF (DAT, MDF) ファイルをインポートします。Version INCA 5.4 をサポート (ファイルバージョン 3.0).これは、データ無しでデータファイル構造をインポートします。そして、reimport Xファンクションを使って目的のデータ範囲を再インポートします。


ダイアログオプションの詳細

詳細は、MDFインポートでのツリーノードの詳細

サンプル

  1. この最初の例は、ETAS INCA MDFファイルを新しいブックにインポートし、ファイル名でブックの名前を変更します。
    1. Originメニューからファイル:インポート:ETAS INCA MDF (DAT, MDF) を選択するか、コマンドウィンドウでimpMDF -d; を実行し、MDF Files ファイルブラウザを開きます。
    2. データファイルを含むフォルダを参照します。ファイルを選択し、「ファイルの追加」ボタンをクリックします。OK をクリックして、ダイアログを閉じます。
    3. impMDFダイアログボックスで、インポートオプションを開きます。ファイル名オプション自動名前変更を選択します。そして、ファイル情報とデータ選択を開き、適切なチャネルを選択します。OK をクリックして、ダイアログを閉じ、ファイルをインポートします。
  2. 2番目の例は、スクリプトを使って、指定したフォルダ (C:\MDFData\とします)にあるすべてのMDFファイルをインポートします。
    cd C:\MDFData;  // set C:\MDFData to be the current working directory
    findFiles ext:="*.MDF";  // find all MDF files
    impMDF;  // import all found MDF files
            
    
  3. この例では、MDFファイルの構造をインポートし、そしてreimport Xファンクションを使って選択したデータ範囲を再インポートします。
    1. Originメニューからファイル:インポート:ETAS INCA MDF (DAT, MDF) を選択するか、コマンドウィンドウでimpMDF -d; を実行し、MDF Files ファイルブラウザを開きます。
    2. データファイル <Origin インストールフォルダ>\Samples\Import and Export\ETAS INCA MDF\ZZP164_CPSSW_3_MS_0_SREC_0_shot43_20060227_151554.dat を選択し、ファイルの追加 ボタンをクリックします。オプションダイアログを表示 チェックボックスを選択し、OK をクリックして、impMDF ダイアログを開きます。
    3. impMDFダイアログボックスで、インポートオプションを開きます。構造のみインポートチェックボックスを選び、他はデフォルトの設定のままにします。
      Image:ImpMDF_Example3_1.png
    4. OKをクリックして、構造をインポートします。ワークシートの下に空白列を見ます。
      Image:ImpMDF_Example3_2.png
    5. 最初の2列を選択し、そしてコマンドウィンドウで reimport sel:=1; を実行し、これら2列をインポートします。
      Image:ImpMDF_Example3_3.png

関連するXファンクション

cd, impinfo, findFiles, impFile, impFileSel