wdeldup


目次

メニュー情報

ワークシート: 重複行の削除

概要

選択した参照列の重複に基づいてワークシート行を削除または結合します.

追加の情報

必要なOriginのバージョン: 2020b以降

コマンドラインでの使用法

wdeldup irng:=col(a) sensitive:=1; wdeldup irng:=(1,2,3) keep1st:=removeAll tol:=1E-08 ow:=<new>;

Xファンクションの実行オプション

スクリプトからXファンクションにアクセスする場合、追加のオプションスイッチについてのページを参照してください。

変数

表示
変数
I/O

データ型
デフォルト
説明
参照列 irng

入力

Range

<active>
重複行を削除する必要がある列を指定します。

複数の参照列を選択した場合、選択したすべての列で値が重複している行のみが削除されることに注意してください。

重複の統合基準 keep1st

入力

int

1
ワークシートの重複行をどのように削除するか指定します。

オプションリスト:

  • removeAll{0}:全て削除
    最初に重複した行を含む全ての行を削除します。
  • keep1st{1}:最初の行を保持
    重複した行の内最初の行を残し、他のすべての行を削除します。
  • keepLast{2}:最後の行を保持
    重複した行の内最後の行を残し、他のすべての行を削除します。
  • average{3}:平均
    参照列で重複した行に対応する値の、平均の値で他の列を削減します。
  • min{4}:最小
    参照列で重複した行に対応する値の、最小の値で他の列を削減します。
  • max{5}:最大
    参照列で重複した行に対応する値の、最大の値で他の列を削減します。
  • sum{6}:合計
    参照列で重複した行に対応する値の、合計の値で他の列を削減します。
  • sd{7}:SD
    参照列で重複した行に対応する値の、標準偏差の値で他の列を削減します。
大文字小文字の区別 sensitive

入力

int

0
2つの文字列を比較するときに、大文字と小文字を区別するか指定します。
重複の公差 tol

入力

double

1.0e-8
公差を指定して、近い値を重複として扱います。
undo

入力

int

1
「元に戻す」操作を有効にするか指定します。有効化にした場合、編集:元に戻す でワークシートに実行された1つ前の操作を元に戻すことができます。

Note: この機能は、ダイアログではなくスクリプトでのみ利用できます。

出力ワークシート ow

出力

Worksheet

<input>
出力ワークシートを指定します。

このシンタックスを参照してください。

出力カウント counts

入力

int

0
重複行の数を数え、出力するかどうかを指定します。

説明

このXファンクションは、ワークシート内の複数の行を削除/結合することができます。これは、メニューまたはコマンドウィンドウから実行できます。

サンプル

サンプル 1

以下のデータにおいて、列Aにある重複する文字列を削除したいとします。

A B
ABC 1
abc 2
ABC 3
def 4
ABC 5
abc 6
ABC 7
  1. 1列目を選択し、メニューからワークシート: 重複行の削除を選択してダイアログを開きます。大文字小文字の区別出力カウントにチェックを付けます。
  2. OK をクリックして重複している行を削除します。結果は次のようになります。
A B Count
ABC 1 4
abc 2 2
def 4 1

サンプル 2

Wdeldup Example.png

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キーワード: データ削減