統計:記述統計:相関係数
2つ以上の列の相関係数を計算します
これはOrigin Proのみの機能です。
1. corrcoef irng:= (wcol(1), wcol(2), wcol(3)) spearman:=1; 2. corrcoef irng:= (wcol(1):wcol(3)) scatter:=1; 3. corrcoef irng:= (col(a), col(b), col(c)) rt:= [book2]<new name:=CorrCoef> flag:=1; 4. corrcoef irng:= (col(a), col(b)) spearman:=1 kendall:=1 swks:=[<input>]<new> kwks:=[<input>]<new> flag:=1;
スクリプトからXファンクションにアクセスする場合、追加のオプションスイッチについてのページを参照してください。
表示 名 |
変数 名 |
I/O と データ型 |
デフォルト 値 |
説明 |
---|---|---|---|---|
入力 | irng |
入力 Range |
|
少なくとも2つの入力データ範囲を指定します。Origin 2020b以降、[Book]Sheet!(N1:N2) 形式の短縮構文を使用できます。ここで、N1は列の連続した範囲の開始の列番号、N2は終了の列番号です。[Book]Sheet!([Book]Sheet!N1:N2,[Book]Sheet!N3:N4) の形式の非連続データも使用できます。 |
ピアソン | pearson |
入力 int |
|
ピアソンの相関係数を計算するか指定します。 |
スピアマン | spearman |
入力 int |
|
Spearmanの順位相関係数を計算するか指定します。 |
ケンドール | kendall |
入力 int |
|
ケンドールの順位相関係数を計算するか指定します。 |
散布図 | scatter |
入力 int |
|
範囲の各組み合わせの散布図を作成するか指定します。 |
信頼楕円の追加 | ellipse |
入力 int |
|
信頼楕円をプロットするか指定します。 |
楕円の信頼水準(%) | conflevel |
入力 double |
|
信頼楕円に対する信頼水準を指定します。 |
欠損値を除外 | missing |
入力 int |
|
欠損値を除外する方法を指定します。
オプションリスト
|
プロットデータ | rd |
出力 ReportData |
|
散布図、楕円データの出力ワークシートを指定します。 |
プロット | rtplot |
出力 ReportTree |
|
散布図と信頼楕円に対するレポートワークシートを指定します。 |
結果 | rt |
出力 ReportTree |
|
分析結果の出力ワークシートを指定します。 |
ピアソンのシート | pwks |
出力 ワークシート |
|
ピアソンの相関の出力ワークシートを指定します。 |
スピアマンのシート | swks |
出力 ワークシート |
|
スピアマンの相関の出力ワークシートを指定します。 |
ケンドールのシート | kwks |
出力 ワークシート |
|
ケンドールの相関の出力ワークシートを指定します。 |
結果表に有意性を表示 | sig |
入力 int |
|
レポートワークシートの結果表に有意性を表示するかどうか指定します。 |
有意相関のフラグ | flag |
入力 int |
|
相関係数が有意水準0.05で有意であることを、結果表のアスタリスクでマークし、ピアソン/スピアマン/ケンドールのシートでは、有意水準0.05で有意な相関係数値をハイライトするか指定します。 |
/ * この例は、ピアソン、スピアマン、およびケンドールの相関係数の3種類の相関係数を計算する方法を示しています。2つの変数の分布が正規性を満たす場合、ピアソン相関係数を使用して2つの変数の関係を説明できます。そうでない場合、スピアマンまたはケンドールの相関係数を使用する必要があります。 Originプログラムフォルダ\Samples\Statistics フォルダ 1.Originのブックにサンプルデータをインポート 2. corrcoef XFを使って相関係数を計算 3. 新しいシートに結果を出力 4.新しく散布図を作成 */ /*サンプルデータを新規ブックにインポート*/ string fname$=system.path.program$ + "Samples\Statistics\correlations.dat"; newbook; impASC; string bkn$=%H; /*結果保存のために新規シート作成*/ newsheet book:=bkn$ name:="Result" label:="method|coefficent|Sig."; /*corrcoef XFを使って相関係数を計算*/ corrcoef irng:=[bkn$]1!(col(2),col(3)) pearson:=1 rt:=<new name:="Pearson_Result">; corrcoef irng:=[bkn$]1!(col(2),col(3)) pearson:=0 spearman:=1 rt:=<new name:="Spearman_Result">; corrcoef irng:=[bkn$]1!(col(2),col(3)) pearson:=0 kendall:=1 rt:=<new name:="Kendall_Result">; plotxy iy:=[bkn$]1!(2,3) plot:=201 ogl:=<new name:="Scatter Plot">; //新しいブックの最初の列は、相関係数の手法を保存するために使用 // 2番目は、係数を保存するために利用し、有意な値は3番目の列に入力 range method=[bkn$]Result!col(1); range coef=[bkn$]Result!col(2); range Sig=[bkn$]Result!col(3); method[1]$=Pearson; method[2]$=Spearman; method[3]$=Kendall; getresults iw:=[bkn$]Pearson_Result tr:=mytreePearson; getresults iw:=[bkn$]Spearman_Result tr:=mytreeSpearman; getresults iw:=[bkn$]Kendall_Result tr:=mytreeKendall; coef[1]=mytreePearson.peasoncorr.corr1.c2; Sig[1]=mytreePearson.peasoncorr.Sig1.c2; coef[2]=mytreeSpearman.spearcorr.corr1.c2; Sig[2]=mytreeSpearman.spearcorr.Sig1.c2; coef[3]=mytreeKendall.kencorr.corr1.c2; Sig[3]=mytreeKendall.kencorr.Sig1.c2;
詳細は、ユーザガイドをご覧下さい。
キーワード:pearson, spearman, kendall, ピアソン, スピアマン, ケンドール