グラフ作成


目次

グラフ作成

グラフはデータあるいは数学関数の両方から作成可能です。Originでは、組み込みのグラフテンプレートを使用して100種類以上のグラフを作成できます。折れ線グラフ、棒グラフといった一般的なグラフから、科学技術分野向けの特殊なグラフまで、幅広く用意されています。

どのグラフを作図する場合も作図メニューから作図できます。ほとんどのグラフタイプは、2Dグラフまたは3Dおよび等高線図ツールバーボタンに対応するボタンがありますが、ボタンがないものもあります。作図メニューからの作図が基本ですが、慣れてきたらツールバーボタンを使用することでさらに素早い操作が可能になります。

ほとんどのグラフは2つの操作だけで作図できます。

  1. データを選択します。
  2. グラフタイプを指定します。

いくつかのグラフタイプでは、非常に限定的な構成のデータが必要です。そのほかのグラフは、複数のデータ配列からグラフ作成可能です。特別な要件のグラフについては、 Originのグラフの種類を参照してください。

ワークシートデータからのグラフ作成

Originの折れ線、棒グラフ、円グラフといった、一般的なグラフタイプに加えて、特殊なグラフタイプのほとんどはワークシートデータから作成されます。以下に、ASCIIデータファイルのインポートとシンプルなグラフの作成のクイックチュートリアルのデモンストレーションを示します。

チュートリアル:選択したデータからワンクリックでグラフを作成する

  1. 新しいワークブックを作成し、メニューからデータ:ファイルからインポート:単一ASCIIファイルを選択します。
  2. サンプルファイルSamples/Curve Fitting/Multiple Gaussians.dat を選択し、開くをクリックします。
  3. 列のヘッダをクリック、ドラッグしてB(Y)C(Y)D(Y)E(Y)の4列を選択します。
  4. メニューから作図 > 基本の2Dグラフ: 線+シンボルを選択します。4つの線+シンボルプロットのグラフウィンドウが作成されます。線の色とシンボルの種類がプロットごとに異なっています。
  5. ワークシートに戻り、再度B(Y)C(Y)D(Y)E(Y)列を選択します。
  6. ここでは、メインメニューから作図:複数区分/軸:四区分を選択します。同じデータセットから見た目の全く異なるグラフを作成できます。

同じデータから2種類のグラフをすばやく作成できました。グラフ編集の章で、グラフの編集とテンプレートの保存について詳しく説明しています。

ワークシートデータから3Dグラフタイプも作成できます。以下のチュートリアルでは、3D散布図D曲面図を作成後、そのグラフに3D散布図を重ね合わせていきます。

チュートリアル:XYZデータから3D曲面グラフを作成

  1. 新規プロジェクトを作成し、\Samples\Matrix Conversion and Gridding\XYZ Random Gaussian.datをインポートします。
  2. C列を選択し、右クリックします。ショートカットメニューから列XY属性の設定:Z列を選択します。
  3. メニューから作図 > 3D: 3Dカラーマップ曲面を選択して3Dカラーマップ曲面図を作成します。
  4. メニューのグラフ操作:レイヤ内容を選択するか、グラフウィンドウの左上にある、レイヤアイコンを右クリックして、レイヤの内容を選択し、ダイアログを開きます。ダイアログでは、Plot type button.pngボタンの隣にあるドロップダウンをクリックして3D散布図/トラジェクトリ/ベクトルを選択します。
  5. 左パネルでC列を選択してプロットの追加Add plot button.pngボタンをクリックし、3D散布図をグラフに追加します。OKをクリックしてダイアログを閉じます。
  6. プロットをダブルクリックして、作図の詳細ダイアログを開きます。左パネルでLayer1の階層を開き、散布図の設定項目がある2番目の階層を開きます。オリジナルをクリックして選択します。チェックボックスのチェックは付けたままにしてください。チェックを外すと、プロットが非表示になります。
  7. シンボルタブで、形状サイズ12カラーマップ:Col(C)と選択します。
  8. ドロップラインタブを開き、Z軸に平行のチェックを外します。
  9. 作図の詳細ダイアログの左パネルで、Layer1を選択します。ライティングタブを開き、モード平行光源にします。OKをクリックして、ダイアログを閉じます。
  10. 3D散布図をのプロットをクリックして選択し、スタイルツールバーのButton Palette.pngボタンをクリックし、Rainbow パレットを選択します。

グラフは次のようになります。
:Tutorial 3D Plotting08.png

キーボードのRキーを押したままの状態で、マウスを使用すれば自由に回転可能です。ポインタツールをアクティブにした状態で、レイヤをクリックすると、曲面の移動、拡大、回転のためのボタンが表示されます。

3DグラフのZ軸の長さの最小は10%です(レイヤレベルの作図の詳細ダイアログのタブ)。

UG 3d axis length 10pc.png

ワークシート列のプロット属性

列のヘッダにあるラベル (X), (Y), (Z) などは、列のプロット属性とも言います。列は、ラベル無属性YエラーXエラーにも設定できます。各グラフタイプには特定のデータ要件があります。たとえば、折れ線グラフの場合1つのXデータセットと1つのYデータセットが必要です。あらかじめ列のプロット属性の指定をすることで、グラフテンプレートに保存された設定と連携し、グラフをすばやく作成できます。

列プロット属性を設定するには、1つまたは複数の列を選択し、メニューから列: 設定:<オプション>を選択するか、右クリックして列XY属性の設定コンテキストメニュー からオプションを選択します。

上記の最初のチュートリアルでは、1つ以上のワークシート列からのYデータを必要とする2Dグラフを作成しました。Yデータの左側にあるX属性のデータをXデータとしてプロットされました。2番目のチュートリアルでは、Zデータを使用して3Dグラフを作成しました。その際、Zデータの左側にあるX属性、Y属性の列を使ってZデータがプロットされました。

Note: 列XY属性の設定についての詳細と作図の際にそれがどう影響するかの詳細は、列プロパティダイアログボックスのドキュメントにある列のXY属性を参照してください。

ワークシートデータの選択

プロットには、多くのデータ選択手法があります。

  • 単一列: B(Y)などの列ヘッダをクリックして選択します。
  • 複数列: 隣接する複数の列を選択する場合、最初の列ヘッダをクリックし、最後の列ヘッダまでドラッグします。連続した複数列を選択する場合は、範囲の開始の列を一度クリックし、ワークシートの下部にあるスクロールバーを使って最終列を表示し、SHIFTキーを押しながら最終列の列ヘッダをクリックします。非連続の列を選択する場合は、CTRLキーを押しながら選択したい列のヘッダ部分をクリックして選択していきます。
  • 列中の範囲:指定したい範囲の最初のセルをクリックし、最後のセルまでドラッグします。
  • 列内の複数範囲: まず1つの範囲を選択します。CTRLキーを押しながら、各範囲を選択します。作図すると、各範囲を別のデータプロットとしてグループ化して作図します。
  • 複数列中の範囲:セルが連続している場合、最初のセルをクリックして、最終列までドラッグします。セルが連続していない場合、CTRLキーを押しながら各範囲を選択します。選択した各範囲を別のデータプロットとしてグループ化して作図します。
  • 全ての列の範囲:複数行を選択するには、最初の行のヘッダをクリックし、最後の行のヘッダまでドラッグします。ワークシートの全列のデータが選択されます。連続しない行を選択する場合は、CTRLキーを押した状態のまま、行のヘッダを選択します。選択した各範囲を別のデータプロットとしてグループ化して作図します。
  • ワークシート全体: CTRL+Aキーを押してワークシート全体を選択できます。あるいは、ワークシートの左上にある空のセルにマウスカーソルを合わせます。カーソルが右下向きの矢印に変化したら、クリックするとワークシート全体を選択できます。
  • 特定の列: 列ラベル行(ヘッダ行)のデータで列を選択する、または、パターンで列を選択するには、編集: 選択を使用します。

上述のワークシート列のプロット属性セクションで説明したように、YまたはZ列を選択すると、Originはデフォルトで左側にある最も近いX列に対してプロットします。あるいは、左側にある最も近いX列とY列に対してZ列をプロットします。ただし、単純なXY 2Dグラフ(折れ線、線+シンボルなど)の場合、この規則を無視して、選択したXがYの左側または右側に関係なく、選択したXY列でプロットすることができます。

Ignore column order simple 2D.png

行列データからグラフを作成

行列ブック、行列シート、行列オブジェクト の章に記載したように、行列は、XとYの値が線形にマッピングされた列と行により構成されている、Z値の表形式データです。行列データは、3Dのデータを必要とする、3Dグラフ、等高線図、ヒートマップの作成時に使用します。Originの古いバージョンでは、3Dのグラフタイプは行列データでないと作図できませんでしたが、現在はそうではなく、後述の仮想行列による作図等が可能になっています。エラーバーの付く、カラーマップ曲面グラフのようなグラフには、行列データが必要となります。

行列データから3Dグラフを作成する方法は、数多くあります。ワークシートにデータがあるが、行列形式に変換する必要がある場合、ワークシートの行列変換をご覧ください。

データを行列形式にすると、簡単に行列データを作図できます。行列ウィンドウをアクティブにして、作図メニューを開き、プロットタイプを選択します。あるいは、3Dおよび等高線グラフツールバーボタンを使います。行列の一部分のみをプロットすることはできないので、データ選択は必要ありません。しかし、グラフを作成してから表示するデータプロットのサブセットを選択することはできます。下記のデータプロットの操作をご覧ください。

仮想行列

仮想行列については、 このガイドの行列ブック、行列シート、行列オブジェクトの章に記載しています。簡単に言うと、仮想行列とは、最初の行や列ラベル行、および最初の列にXY座標が用意され、対応するセルにZ値が入力されているようなワークシートセルのブロックのことです。X、Y座標は、等間隔である必要はなく、テキストや日付/時間データが入力されていても問題ありません。

仮想行列データを選択して3Dグラフ、等高線、ヒートマップを作成する場合、ワークシートの列属性は無視されます。代わりに、作図時にダイアログボックスが開き、X、Yがどこにあるか設定します。そして、交差するデータポイントがZ値として扱われます。

チュートリアル: 仮想行列から等高線図を作成する

  1. 新しいワークブックを作成し、メインメニューのデータ:ファイルからインポート:インポートウィザードを選択してダイアログを開きます。
  2. ブラウズボタンをクリックしてSamples\GraphingフォルダのWaterfall.dat を選択します。
  3. このファイルにはすでにインポートフィルタが用意されています。完了ボタンをクリックして、データをインポートします。
  4. ワークブックをアクティブにしてCTRL+Aキーを押し、すべての列を選択します。
  5. メニューの作図 > 2D: 等高線: カラーマップ等高線を選択します。plotvmダイアログが開きます。
  6. ダイアログで、Y値のドロップダウンから列ラベルを選択し、列ラベルドロップダウンからExcitation Wavelength(nm)を選択します。
  7. X値ドロップダウンから、選択中の第1列にし、OKボタンをクリックします。
  8. 等高線図が作成されます。
  9. メニューのグラフ操作:スピードモードを選択すると開くダイアログで、スピードモードドロップダウンからオフを選択し、OKボタンをクリックします。これでスピードモードが無効になり、全データがプロットされます。スピードモードについての詳細は下記を参照してください。
  10. 等高線グラフ上でクリックして選択し、スタイルツールバーのパレットボタンButton Palette.pngをクリックしてPumpkin Patchパレットを選択します。グラフは下図のようになります。
GSB Graphing Contour.png

一度編集した等高線レベルや色は、テーマとして保存したり、直接フォーマットのコピー/貼り付けが可能です。テーマとして保存するには、グラフ上で右クリックしてフォーマットをテーマとして保存を選択する、または作図の詳細ダイアログボックスにあるカラーマップ/等高線タブのカラーマップテーマ を使います。

2Dと3D関数グラフ

ワークシートデータからのや行列データからのプロットとは異なり、パラメトリックプロットは実際のデータのグラフではありません。それらは数学関数グラフです。

関数グラフ、パラメトリック関数グラフを作成するには、メインメニューのファイル:新規作成:関数グラフを選択します。以下の4つのオプションから選択します。

種類 定義形式
2D関数グラフ y = f(x)
2Dパラメトリック関数グラフ x = f1(t)
y = f2(t)
3D関数グラフ z = f(x, y)
3Dパラメトリック関数グラフ x = f1(u, v)
y = f2(u, v)
z = f3(u, v)


関数グラフは、標準ツールバーの関数グラフボタンからも作図できます。

Function Plots Buttons.png


チュートリアル:同一レイヤに3D関数グラフと3Dパラメトリック関数グラフを作成する

  1. メニューから、ファイル:新規作成:関数グラフ:3Dパラメトリック関数グラフを選択します。
  2. 開いたダイアログで、右上にある矢印ボタンをクリックし、メニューから組み込みのサンプルであるPartial Torus (System)を選び、OKをクリックしてダイアログを閉じます。関数グラフが作成されます。
  3. 関数グラフのウィンドウをアクティブにして、メニューからファイル:新規作成:関数グラフ:3D関数グラフを選択します。
  4. X,Yスケールの開始終了の値をぞれぞれ-5、5に設定します。
  5. Z(x,y)テキストボックスに、0を入力します。
  6. ダイアログ左下にあるドロップダウンからアクティブなグラフに追加を選択し、OKボタンをクリックします。
  7. これで、パラメトリック関数グラフと交差するZ=0の平面が追加されました。キーボードのRキーを押したまま、マウスを使用すれば自由に回転させることができます。

GSB Graphing FuncPlot.png

  • 関数グラフダイアログの一部は、式のサンプルを用意しています。アクセスするには、ダイアログボックスの上にあるテーマの矢印ボタンをクリックします。また、http://originlab.com/3dfunctionsでサンプルをダウンロードできます。
  • 2Dパラメトリック、3D、3Dパラメトリック関数グラフの場合、関数グラフを作成すると数値データも作成されます。2D関数グラフデータの作成には、プロットを右クリックして、関数のデータセットコピーを作成するを選択します。または、作図の詳細にある関数タブで、ダイアログボックスの下のワークブックボタンをクリックします。
  • 関数グラフの凡例を除外できます。凡例を選択して右クリックして凡例:関数グラフの凡例を非表示にするを選択してチェックを付けると非表示になります。再度表示する場合は、同じメニューを選択してチェックを外します。
  • 関数グラフの他に、組込およびユーザ定義の非線形カーブフィッティンググラフや表面フィッティング関数グラフを作成できます。メニューから、解析: フィット: 曲線シミュレート...または、曲面シミュレート...を選択します。グラフにノイズを追加することもできます。対応するデータも作成されます。

作成済みのグラフに関数プロットを追加

他のプロットタイプで作成したグラフウィンドウに関数プロとを追加することもできます。具体的な操作は、クイックヘルプのFAQ-171 作成済みのグラフに関数プロットを追加を参照してください。

列のプロット属性を指定せずに作図

列のプロット属性は、作図メニューまたはグラフツールバーの1つからグラフを作成するときに常に使用されますが、作図のセットアップダイアログボックスでは使用されません。作図のセットアップでは、ワークシート上の属性に関係なく、作図の際に列の属性を割り当てることができ、テンプレートベースの作図へのいくつかの制限を解消できます。

作図のセットアップダイアログボックスをフルに活用するには、Originグラフウィンドウに入っているオブジェクトの階層を、ある程度知っておく必要があります。

ページ、レイヤ、プロット、アクティブプロット

Originグラフウィンドウには、それぞれ、1つのグラフページがあります。グラフページは、グラフウィンドウ内部の白い領域のことです。この領域外にあるすべてのものは、印刷やエクスポートの対象になりません。デフォルトでは、デフォルトのプリンタードライバーの印刷可能領域でグラフページのサイズが定義されるため、設定を調整しない場合はページ全体にグラフが印刷されます。

The Graph Page-3B.png
  • グラフページには、少なくとも1つのグラフレイヤが必要です(レイヤは最大1024枚までです)。
  • 各グラフレイヤは、通常1つ以上のデータプロット(データセットをグラフ化したもの)をもちます。上の画像のグラフには3つのレイヤがあるため、グラフのページの左上にあるレイヤアイコンの数は3つです(このアイコンは印刷されません)。ハイライトされた1つのレイヤアイコンは、このレイヤがアクティブ状態であることを示しています。
  • 1つのグラフには、1つのアクティブレイヤと1つのアクティブプロットがあります。通常アクティブプロットは、アクティブレイヤの第1プロットです。どのプロットがアクティブになっているのかを確認するには、グラフをアクティブにした状態で、メインメニューのデータを開きます。左側にチェックマークがついているのがアクティブプロットです。
Active dataset data menu.png


グラフページの階層構造は、次の3つの場所で確認できます。

  • 作図の詳細ダイアログボックス(フォーマット:作図の詳細(ページ属性))
  • オブジェクトマネージャ (表示: オブジェクトマネージャ)
  • 作図のセットアップダイアログボックス (グラフ操作: 作図のセットアップ...)


Page structure dialogs 2.png

作図のセットアップダイアログボックス

作図のセットアップダイアログは、グラフ作成はもちろん、作図のセットアップ作図済みのプロットを操作することもできる柔軟なツールです。

  • 列のプロット属性に関係なくグラフを作成
  • データソースの組み合わせから作図:複数ワークシート、ワークブック、行列ブック、ルーズデータセットなど
  • 複数のプロットタイプを統合したグラフ
  • データプロットの追加、削除、置換
  • データプロットのグループ化/非グループ化
  • レイヤ内のデータプロットの順序変更、または、別のレイヤへプロットを移動

Plot-setup entire2.png

作図のセットアップダイアログでグラフを作成するには、アクティブワークシートで何もデータが選択されていないことを確認して、作図したいグラフのメニューを選択します(作図メニューから、またはツールバーボタンを使用します)。

次に、既存グラフウィンドウについて作図のセットアップダイアログを開くには、グラフウィンドウの左上にある任意のレイヤアイコンを右クリックして、作図のセットアップを選択するか、メニューのグラフ操作:作図のセットアップを選択します。


チュートリアル:「作図のセットアップ」ダイアログボックスで折れ線グラフを作成

  1. 「標準」ツールバーの「新規ワークブック」ボタン をクリックします。
  2. データ: ファイルからインポート:ASCIIファイルをクリックし、Originのインストールフォルダの\Samples\Curve Fitting\Step01.datをインポートします。B列以降、XデータとYデータといったように、列は実際にはペアになっています。ただし、デフォルトで、インポート時には、すべての列はY属性です。
  3. データを何も選択せずに、作図 > 基本の2D:折れ線をクリックします。作図のセットアップダイアログが開きます。
  4. 「二重矢印」ボタンをクリックして、3つすべてのダイアログボックスパネルを開きます。
  5. パネルの中央部に、B列(Sensor Ax)の「X」ボックスとC列(Sensor Ay)の「Y」ボックスを選択して、下のパネルの追加ボタンをクリックしてレイヤ1にプロットを追加します。
  6. そして、D列(Sensor Bx)の「X」ボックスとE列(Sensor By)の「Y」を選択して、追加をクリックします。
  7. F列(Sensor Cx)の「X」ボックスとG列(Sensor Cy)の「Y」を選択して、追加をクリックします。 レイヤ1に3つのプロットが追加されます。
  8. CTRLキーを押しながら、下のパネルでそれぞれのプロットを選択し、右クリックでグループ化を選択します。
  9. OKをクリックすると、グループ化折れ線図が作成されます。
Plot setup mini tutorial group.png

チュートリアル:複数ワークシートデータからのグラフ作成

  1. 「標準」ツールバーの「新規ワークブック」ボタン をクリックします。
  2. データ:ファイルからインポート:複数ASCIIをクリックします。そして、Originのインストールフォルダを参照し、\Samples\Curve Fitting\ から、Sensor01.dat、Sensor02.dat 、Sensor03.datを選択します。インポートすると、3つのワークブックが作成されます。
  3. データを何も選択せずに、作図 > 基本の2Dグラフ: 線+シンボル作図のセットアップダイアログが開きます。
  4. もしも隠れていたら、二重矢印ボタンを押して上部パネルを広げます。利用可能なデータリストから、フォルダ内のワークシートを選択します。
  5. 上部パネルでSensor01、Sensor02、Sensor03シートを選択します。
  6. 中間パネルで、A列(Displacement)の「X」ボックスとB列(Sensor Output)の「Y」ボックスを選択して、追加ボタンをクリックします。
  7. OKをクリックしすると、3つのワークシートにあるSensor Outputという列を使ったグループ化線+シンボルグラフが作成されます。
Plot setup mini tutorial group 2.png
  • 作図のセットアップダイアログの中間パネルでは、一度に1つのX列だけ選択します。
  • ワークシートが正しい列属性(XYXYなど)で設定されており、同じロングネームの列が必要なときなど、中間パネルの右上隅にあるトグルボタンをクリックして、プロット可能な列のみ表示するようにします。例えば、2Dグラフタイプの場合、X列が表示されません。列をソートして、同じロングネームの全列を選択し、一括でプロットできるようになります。Yデータは、対応するX属性の列に対してプロットされます。
  • データプロットの種類を変えるには、まず下部パネルでプロットを選択します。そのプロットに対応するX列とY列は、中間パネルに表示されます。中間パネルの新しいプロットタイプを選択し、置換ボタンをクリックします。
  • グループ内の全プロットは同じプロットタイプを共有します。グループ中にある単一プロットのプロットタイプを変更したい場合は、下のパネルのグループノードを右クリックして、非グループ化を先に行います。
  • 下部パネルでデータをドラッグアンドドロップして、別のレイヤに移動します。
  • 下のパネルが隠れていて、中間パネルの列を選択している場合は、直接OKをクリックして、グラフを作成できます。

データプロットの操作

以下の章では、プロットタイプの変更、レイヤからのプロット追加/削除、データポイントの密度コントロール(スピードモード)などといった、既存グラフの高レベルな編集について解説します。プロットのシンボル、色、凡例の変更のような、グラフの詳細編集については、グラフの編集の章をご覧ください。

グラフタイプの変更

Originのプロットタイプ(例: 散布図、折れ線図、線+シンボル) は、選択したその他の既存のプロットタイプと交換可能です。例えば、

  • 散布図、折れ線、線+シンボル、縦棒/横棒は相互に変更できます。
  • 3D散布図/トラジェクトリ/ベクトル、3D棒、3D曲面は相互に変更できます。


作成済みのグラフのグラフタイプを変更する

  • データプロットを右クリックして、ショートカットメニューからプロットタイプの変更:グラフタイプを選択します。
  • データプロットをクリックして、フォーマット:作図の詳細(プロット属性)を選択し、作図の詳細(プロット属性)にある作図形式のドロップダウンリストから、作図形式を選びます。
  • データプロット上でクリックして、変更可能なグラフタイプのツールバーボタンをクリックします。


プロットタイプを切り替える場合、選択したプロットはプロットグループの一部となり、グループ内のすべてのプロットが切り替えられます。

注意点:これは古いOriginの機能であり、単一レイヤグラフのプロットタイプをすばやく変更する場合はうまく機能します。複数パネル、複数レイヤのグラフでプロットタイプを変更すると、望ましくない結果が生じる可能性があります。より複雑なグラフを扱う場合は、作図ニューコマンドまたはツールバーボタンを使用して直接グラフを作成することをお勧めします。

データプロットの交換

右クリックメニューを使用して、プロットのデータソース(X、Y、ワークシート)を素早く変更できます。データプロット上で右クリックして、以下のオプションから1つ選択します。

  • X/Y/Zを変更:このメニューアイテムにより、X、Y、Zデータをプロジェクト内の列データに切り替えられます。
  • 列を選択:これにより列ブラウザが開き、現在のフォルダ現在のフォルダ(再帰的)現在のプロジェクトにある他の列を選択できます。
  • ワークシートを変更:このメニューは、XとYともに、別のワークシートのデータで置き換えます。ここで選択するワークシート列は、既存のワークシートと同じ ショートネーム、同じ列の属性、同じ列の構成、同じ行範囲である必要があります。

チュートリアル:データプロットに対応するX、Yを変更する

  1. 新規ワークブックを作成し、OriginのインストールフォルダにあるSamples\Statisticsフォルダ内のautomobile.datファイルをインポートします。
  2. Gas Mileage列を指定して、メニューから作図: 基本の2Dグラフ: 散布図を選択します。Gas Mileageの列は、デフォルトのX列のYearに対してプロットされます。
  3. データプロット上で右クリックして、Xを変更: Engine Displacementを選択します。Gas Mileageの列は、Engine Displacement列に置き換えられてプロットされます。
Note:変更するデータが、既存グラフのX、Yスケールから大きく外れるような場合、再スケールするかどうか選択する確認メッセージが開きます。データ範囲が似ている場合は、必要に応じて手動で再スケールします(ホットキー:CTRL+R)。

データプロットの分析を実行(例: 自動再計算を設定した線形回帰)する場合、XやY、ワークシートの変更機能でデータを変更すると、フィット結果が自動更新されます。

データプロットの追加、削除、非表示

グラフからデータプロットを追加や削除するには、以下の方法を使用します。

ドラッグ&ドロップでデータを追加

ドラッグ&ドロップでグラフにデータを追加この方法の場合、作図には、ワークシート列のXY属性が適用されます。

  1. ワークシートデータを選択します(1つ以上の列または、1つ以上の列を含む範囲)。
  2. 選択範囲の右端か左端にマウスのカーソルをあわせます。
  3. カーソルの形状がDrag and drop mouse.png のように変わったら、マウスの左ボタンを押したまま、グラフウィンドウまでドラッグします。マウスボタンから指を離します。
  4. グラフに複数のレイヤがある場合は、データを追加したいレイヤにドラッグして離します。

ドラッグ&ドロップで作図する場合、通常、現在のプロットタイプが使用されます。ドラッグ&ドロップ時のプロットタイプのデフォルト設定を変更するには、メニューから環境設定:オプション...を選択します。グラフタブを開き、ドラッグ&ドロップ時の作図デフォルトタイプを変更します。

挿入:レイヤにプロットでデータを追加

挿入メニューをつかって、アクティブグラフに様々なタイプのプロットを追加できます。プロットタイプの選択は、アクティブグラフウィンドと、直近でアクティブなデータソース(ワークブックあるいは行列)によって異なります。例えば、2Dグラフを作成し、ワークブックウィンドウでデータを選択してから、グラフウィンドウをアクティブにして、挿入:レイヤにプロットを選択すると、サブメニューには折れ線散布図線+シンボル縦棒グラフ面積グラフ等高線図が表示されます。

挿入メニューは、既存のグラフウィンドウがないと使用できません。

  1. ワークシートまたは行列ウィンドウに移動して、データセットを選択します。
  2. グラフウィンドウに戻り、データを追加するレイヤがアクティブであることを確認して、挿入: レイヤにプロット: プロットタイプを選択します。

レイヤ内容ダイアログでのデータの追加と削除

グラフページの左上にあるレイヤアイコンをダブルクリックまたは右クリックして、レイヤ内容ダイアログを開きます。左パネルで利用可能なデータセットのフィルタとリストが可能です。右パネルでは、アクティブレイヤ内にプロットされるデータセットが表示されます。

Layer contents dialog.png

アクティブなグラフレイヤのプロットを追加/削除するには、ダイアログボックスの中央にあるボタンを使います。グラフにデータを追加するとき、下向き矢印のリストボタンをクリックして、グラフタイプを事前に選択できます。右パネルで、レイヤ内のプロットのグループ/非グループ化、プロットの順序変更が可能です。

作図のセットアップダイアログでデータを追加、置換、削除

「作図のセットアップ」ダイアログボックスは、グラフからデータプロットを追加/削除するために使います。

  1. グラフにプロットを追加するには、作図のセットアップの上部パネルでソースデータの指定が可能です。
  2. プロットタイプ、および、(X、Y、yエラー、ラベルのように)どのようにデータ選択が扱われているのかを指定するには、中間パネルの設定を使います。
  3. 下部パネルで、追加したいプロットのレイヤを選択して、追加をクリックします。
  4. レイヤからプロットを削除するには、下部パネルでプロットを選択して右クリックし、削除を選択します。
    Plot Setup Removing.png
  5. プロットを非表示にするには、そのプロットの表示のチェックを外します。
  6. プロットを置き換えるには、下部パネルで置き換えたいプロットを選択し、中間パネルでX、Yデータとグラフタイプを選択して、置換ボタンをクリックします。3D/等高線図/イメージ行列をほかのものに置き換え可能です。
    UG Plot Setup Replace Matrix.png

ダイレクトASCIIインポートでデータを追加

ツールバーのASCIIのインポートを使って、ASCIIファイルをアクティブグラフウィンドウに、直接インポートできます。この方法は、インポートファイルの構造が単純で、シンプルなグラフタイプ(折れ線散布図線+シンボル棒グラフ)の場合についてのみ利用可能です。

  1. ASCIIのインポートボタンButton Import ASCII.pngをクリックします。ASCIIインポートダイアログボックスが開きます。
  2. ファイルを選択します。
  3. 開くをクリックします。

インポートされたファイルがアクティブグラフウィンドウにプロとされます。

プロットをコピー&ペーストしてデータを追加

基本の2Dグラフ、例えば散布図、線+シンボル、バブルなどは、既存のグラフレイヤからコピーして他のレイヤ(同じウィンドウ内あるいは異なるグラフウィンドウのレイヤ)に貼り付けできます。Origin 2020より前のバージョンでは、これは黒い線のプロットのみを生成していました。Origin 2020では、シンボルサイズや色などのプロットプロパティを維持しながら、プロットのコピーペーストできるプロットタイプを拡張しました。

  1. プロットをクリックして選択し、CTRL+Cを押します。
  2. 目的のグラフをクリックして、CTRL+Vを押します。

グラフ内のプロットを選択して、ミニツールバープロットをコピーボタンをクリックしても、コピーできます。

Copy plot minitoolbar.png

以前のバージョンでは、シンプルなグラフ(折れ線、散布図、線+シンボル、2D縦棒/横棒)を選択してコピーし、元のデータをワークシートに貼り付けることもできました。この操作は、デフォルト設定ではサポートされなくなりましたが、LabTalkシステム変数@CPNP = 1を設定することで、戻すことができます。

オブジェクトマネージャでプロットを削除/非表示

 オブジェクトマネージャはドッキング可能なパネルで、これを使用するとグラフレイヤとデータプロットを簡単に操作できます。このガイドのオブジェクトマネージャの節をご参照ください。

プロットを非表示または削除するには、プロットを右クリックしてショートカットメニューから選択します。

OM remove hide menu.png
  • 同じロングネームのプロットを表示または非表示
  • 全てのプロットを表示
  • グラフウィンドウからプロットを削除します(隠されたプロットは再びすばやく表示できます。削除したプロットは上記の方法のいずれかを使用して追加し直す必要があります)。
  • プロットがグループの一部である場合は、個々のプロットを右クリックしてそのプロットだけを削除するか、グループアイコンを右クリックしてプロットグループ全体を削除することができます。
  • プロットを右クリックして、ショートカットメニューの同じ名前のプロットを非表示および全プロットを非表示 を使って、選択したプロットを素早く非表示にすることが可能です。 ( オブジェクトマネージャ または 作図の詳細で、表示のチェックを入れることで、データを復元します。)

作図の詳細でプロットを削除/非表示

「作図の詳細」ダイアログボックス(フォーマット:作図の詳細(プロット属性)の左のパネルで操作するか、プロット上で右クリックして表示されるコンテキストメニューから削除または非表示を選択します。削除するとグラフからデータプロットが完全に削除されるため、プロットを一時的に非表示にする場合は、非表示を選択します。どちらの場合も元のワークシートや行列からはデータを削除しません。

PD Hide vs Remove.png

「Delete」キーでプロットを削除

グラフウィンドウまたはオブジェクトマネージャのいずれかでデータプロットをクリックして選択し、Deleteキーを押します。選択したプロットがグループの一部である場合、グループ全体が削除されます。

グラフウィンドウからプロットグループ全体を削除するという点で、これは削除ショートカットメニューコマンドよりも広範囲に及ぶことに注意してください。元のワークシートや行列からはデータを削除しません

削除したプロットを元に戻すには、メインメニューの編集:元に戻す:プロットの削除を選択します。

プロット範囲の編集

一度グラフを作成すると、作図データの一部を指定して、プロットの表示範囲を変更することが可能です。

  • プロット上で右クリックをして、 ショートカットコマンドから領域の編集 を選択します。開始終了の値を変更します。
  • 「レイヤの内容」ダイアログ (グラフ操作: レイヤ内容)の右パネルにて範囲を選択します。「範囲」の列が表示されていない場合は、列ヘッダで右クリックして、範囲にチェックを付けます。プロットの範囲セルをクリックして右側に表示される...ボタンをクリックします。
  • 「作図のセットアップ」(グラフ操作:作図のセットアップ)の下部パネルにて、列の範囲で、プロット範囲をクリックしてから、列の右端に現れる...ボタンをクリックします。

データプロットの追加/削除後の再スケール

2Dまたは3Dグラフからデータプロットを追加または削除すると、軸の再スケールが必要になる場合があります。

  • Origin は通常、再スケーリルの処理方法について尋ねます。
  • プロットにデータセットを追加または削除する際に使用されるダイアログボックス (レイヤ内容ダイアログなど) には、通常、再スケールのチェックボックスがあります。
  • 事前にレイヤを選択し、ミニツールバーの自動再スケールボタンをクリックすることで、自動的に再スケールすることができます。これは、軸ダイアログのスケールタブを開いて再スケール= 自動に設定するのと同じです。
UG MT auto-rescale 3d.png
  • プロット範囲を変更した後に再スケールをするには、グラフ操作:再スケールして全てを表示を選択します。

データプロットのグループ化

複数の範囲や列を選択してグラフを作成すると、Originはグラフレイヤの中でそのデータプロットをグループ化します。 これは、1D (統計)、2Dグラフ、3D XYYグラフ(XYY 3D棒グラフ, 3Dリボングラフ, 3Dウォールグラフ, 3Dウォーターフォールグラフ) 、3D XYZグラフ(3D散布図、3D棒グラフ)に適用されます。

グループ化の機能を使うとグループ内の各データプロットは異なる表示属性(線の色=黒、赤、緑...、シンボル形状=正方形、円、三角形....)になるので、プレゼンテーション用のグラフが素早く作成できます。 表示属性の割り当ては、事前に決められた(ユーザにより編集可能な)スタイルの推移リストを使って行われます。 たとえば、グループ化折れ線グラフの場合、最初のプロットは黒線、2番目は赤線、3番目は青線のようにカラーリストで定義された順番で表示されます。

チュートリアル:単一グループデータプロットの作成

  1. 新しいワークシートを開き、「標準」ツールバーの単一ASCIIのインポートボタン Button Import Single ASCII.pngをクリックします。
  2. OriginのSamples\GraphingフォルダのGROUP.DATファイルを選択して開くをクリックします。
  3. B(Y), C(Y), D(Y)列を選択します。
  4. 2Dグラフギャラリーツールバーの線+シンボルボタンButton Line And Symbol.pngをクリックします。 線+シンボルの色とシンボルの種類は、プロットごとに自動的に区別されるので注意してください。

チュートリアル:プロットの手動グループ化(または非グループ化)

  • レイヤ内容ダイアログボックスから
  1. レイヤ内容ダイアログボックスを開くには、グラフウィンドウの左上にあるレイヤ内容nアイコンをダブルクリックします。
  2. グループ化するには、レイヤ内容からグループ化したいデータセットを選択します。(CTRLキーまたはSHIFTキーを押しながら選択するか、マウスをドラッグして、複数のデータセットを選択します。)
  3. グループ化ボタンをクリックします。 レイヤ内容にある各データプロット名前の前に"group1"、 "group2"などを意味するgnが付きます。
  4. グループ化を解除するには、レイヤ内容リストのグループ化データプロットの1つをクリックして非グループ化ボタンをクリックします。


  • 作図のセットアップダイアログボックスから
  1. 作図のセットアップダイアログボックスを開くには、グラフウィンドウの左上にあるレイヤアイコンnアイコンをAltキーを押しながらダブルクリックします。
  2. グループを作成するには、プロットリスト(ダイアログボックスの下のパネル)から目的のプロットを選択します。CTRLキーまたはSHIFTキーを使って複数選択可能です。
  3. 右クリックして、グループ化を選択します。 プロットリストで選択したプロットについて、グループ化アイコンが表示されます。
  4. グループを解除にするには、グループ化アイコンを右クリックし、ショートカットメニューから非グループ化を選びます。

スピードモード

スピードモードを使って、グラフに表示するデータプロットの数を調整できます。 このオプションは大規模なデータセットを操作するときに最もよく使用されていましたが、このオプションは大きく改善され、特に大規模なデータセットを使用した散布図を作成するときなどに使う密度ドット色付きドットのグラフテンプレートが追加されました。

スピードモードは、様々な2D、3Dグラフで有効にできます。スピードモードが有効な場合、レイヤアイコンは赤く表示され、スピードモード・オンというバナーがレイヤ内に表示されます。 このバナーは、グラフを印刷したり、コピー、エクスポートする際には含まれません

Increasing Screen Drawing Speeds 02.png

スピードモードの設定を調整する

  1. グラフをアクティブにして、メニューから「フォーマット:作図の詳細(レイヤ)」を選びます。
  2. レイヤ表示方法・描画スピードタブを選択します。
  3. ワークシートデータから作成されたプロットの場合、ワークシートデータ、曲線当たりの最大ポイント数チェックボックスにチェックを付けると、レイヤ内のすべてのデータプロットのスピードモードが有効になります。テキストボックスに希望の値 (n) を入力します。 データプロットのデータポイントの数が、入力した数に達すると、Originは、データセットから等間隔になるように間引いて、その数分のデータポイントのみ表示します。
  4. 行列から作図された3Dデータプロットまたは、等高線データでは、行列データ、次元当たりの最大ポイント数チェックボックスにチェックを付けてスピードモードを有効にします。 X、Yテキストボックスに希望の値 (n, m) を入力します。 データプロットのデータポイントの数が、入力した数(nまたはm)に達すると、Originは、最大 n × mのデータプロットを表示します。 サブセットは、行列の列(X)と行(Y)から等間隔に抽出された値で描画されます。

広範な設定を行う場合、グラフ操作メニューのスピードモードを選択します。speedmode Xファンクションダイアログが開きます。このダイアログでは、オプションをどのグラフに適用するかを選択できる(目的のグラフ)ほか、スピードモードの範囲をオフからまで、さらにカスタムで設定できます。

グラフ操作ツールバーのスピードモードの有効化/無効化ボタンButton Speedmode.pngをクリックして、グラフウィンドウ内の全レイヤのスピードモードを切り替えできます。

スピードモード・オンバナーを消す方法:

  1. メニューの環境設定:オプションを選択し、オプションダイアログボックスを開きます。
  2. グラフタブを開き、スピードモードでウォータマーク表示のチェックを外して、必要に応じてグラフをリフレッシュします。これによりグラフ上のバナーを消すことはできますが、スピードモードは有効なままです。

ページレベルのミニツールバーで、個別のグラフレベルでのスピードモードバナーの表示を切り替えるボタンを利用できます。

MT show hide speed mode banner.png

スピードモードについての注意

  • スピードモードのほかにOriginでは、散布ポイント (線+シンボル図など) のプロットでほかのデータ削減メカニズムを提供しています。作図の詳細のドロップラインタブにある、データポイントの表示制御ドロップダウンで、様々な方法でプロットを体系的にスキップできます (例: 増分でポイントをスキップ )。
  • スキップを開始する場所のLabTalkコントロールがあります (例: layer.plot1.symbol.skipstart=10で行10からスキップを開始)。
  • ポイントスキップ及びスピードモードを使用したとき、デフォルトで最後のデータポイントをプロットするようになりました。しかし、システム変数@SMEPで設定可能です。
  • スピードモードの設定は、レイヤレベルの作図の詳細ダイアログボックスの『レイヤの大きさ・描画スピード』タブで行います。 デフォルトでは、印刷やエクスポート時にはグラフに適用されません。
  • 印刷の際にポイントのスキップをしたい場合は、印刷ダイアログで設定できます。Oiginヘルプファイルの一部のグラフ ウィンドウに適用されるポイントスキップ機能を参照してください。
  • エクスポート時にスピードモード設定をしたい場合には、「作図の詳細」ダイアログボックスのその他のオプションタブの処理グループについてのこのディスカッションを参照してください。または、グラフエクスポートダイアログの中のエクスポート設定にある設定も使用できます。
  • スピードモードの設定は、グラフテンプレートに保存されます。 特定のグラフタイプでスピードモードの設定を変更したい場合、グラフテンプレートを再保存することで、永続的に変更できます。
  • スピードモードの設定を適用するときには、常に注意が必要です。 データをよく見て、スピードモードの設定を調整し、結果のグラフと比較することをお勧めします。 これにより、データを誤解して結論付けたり、予期せぬ結果を避けることができます。

グラフの出版: コピー/貼り付け、画像エクスポート、スライドショー、印刷

完成したグラフを表示するには、いくつもの方法があります。

  • グラフをWordやPowerpointなどのような他のアプリケーションにコピー&ペーストする
  • グラフを画像ファイル(ラスターやベクター)としてエクスポートする
  • グラフをパワーポイントに送る
  • 印刷する
  • Originでスライドショーにする
  • 動画を作成する

詳しくは、このユーザガイドの出版とエクスポートの章詳細情報を参照してください。

Originのグラフの種類

Originは100種類以上のグラフタイプをサポートしています。Originの2Dグラフは、ワークシートデータから作図されます。Originの3Dグラフは、ワークシートデータ(XYYXYZ)、仮想行列のワークシート、または行列から作図されます。

Originでは、様々な2Dおよび3Dグラフの作成例を確認できます。サンプルグラフ、データ、グラフ作成のガイドラインを見るには、ヘルプ: ラーイニングセンターを選択するか、F11キーを押します。


下表は、作図メニューにあるOriginのグラフの種類のリストです。

Plot Menu.png
  • 各グラフタイプの作図メニューアイコンがグラフ名の前に表示されます。
  • ノートには、データ要件の基本情報を記載しています。より具体的なデータ要件については、作図メニューアイコンの横にあるグラフ名をクリックしてください。

カテゴリごとの作図メニュー

作図メニューのテンプレートにマウスを乗せると基本のデータ要件が表示されます。

UG Plot menu data req tooltip.png

システム変数@PPSを使用して、作図メニューアイコンのサイズを変更できます。システム変数の値を変更する方法については、システム変数を使ってOriginを設定を参照してください。

基本の2Dグラフ

グラフの種類 Note

Scatter PM 75.png 散布図
Button Scatter Center PM 75.png 散布図(中心軸)
Button Column Scatter PM 75.png 列散布図
Button Y Error PM 75.png Yエラーバー
Button X Y Error PM 75.png Xyエラーバー
Button Error Band PM 75.png エラーバンド
Button Scatter Rug PM 75.png 散布図+ラグ
Button Bubble PM 75.png バブルプロット
Button Color Map PM 75.png カラーマップ
Button Bubble And Color Mapped PM 75.png カラーマップバブル

  • ワークシートから作図します。
  • 関連付けられたX列がある場合はそれを使用し、そうでない場合は、Y列のサンプリング間隔または行番号が使用されます。
  • 具体的なデータ要件は、グラフの種類を参照してください。

Line PM 75.png 折れ線
Button Horizontal Step PM 75.png 水平階段
Button Vertical Step PM 75.png 垂直階段
Button Spline PM 75.png スプライン

  • ワークシートから作図します。
  • 少なくとも1つのY列、あるいは、それ以上の列を選択する必要があります。
  • 複数のY列はレイヤ内でグループ化されます。
  • 関連付けられたX列がある場合はそれを使用し、そうでない場合は、Y列のサンプリング間隔または行番号が使用されます。
  • 具体的なデータ要件は、グラフの種類を参照してください。

Button Line And Symbol PM 75.png 線 + シンボル
Button Line Series PM 75.png 線形
Button Before After 75.png 前-後グラフ
Button 2 Point Segment PM 75.png 2点線分
Button 3 Point Segment PM 75.png 3点線分
Button Spline Connected PM 75.png スプライン接続

  • ワークシートから作図します。
  • 少なくとも1つのY列、あるいは、それ以上の列を選択する必要があります。
  • 複数のYデータはグラフレイヤ内でグループ化されます(線系グラフを除く)。
  • 線系グラフの場合、2または3つのY列を選択します。
  • 関連付けられたX列がある場合はそれを使用し、そうでない場合は、Y列のサンプリング間隔または行番号が使用されます。
  • 具体的なデータ要件は、グラフの種類を参照してください。

Lollipop PM 75.png ロリポッププロット
Button Vertical Drop Line PM 75.png 垂直ドロップライン

  • ワークシートから作図します。
  • 横棒、縦棒または縦棒+ラベルの場合、1つ以上のY列を選択します(複数のY列はレイヤ内でグループ化されます)。
  • 浮動縦棒/横棒グラフは、2つのY列を選択します。
  • 積み上げグラフとロリポッププロットは、2つ以上のY列を選択します。
  • 関連付けられたX列がある場合はそれを使用し、そうでない場合は、Y列のサンプリング間隔または行番号が使用されます。
  • 具体的なデータ要件は、グラフの種類を参照してください。

Button Density Dots 75pc.png 密度ドット
Button Color Dots 75pc.png 色付きドット

  • ワークシートから作図します。
  • Y(密度ドット)列を1列、またはY(色付きドット)列を2列選択します。
  • 詳細は、グラフの種類のリンクを参照してください。

Button Color Map Line Series 75.png カラーマップ線系グラフ
Button Stacked Lines byY 75.png Yオフセット積上げ折れ線
Row-wise Line Series Error PM 75.png 行データプロット

  • ワークシートから作図します。
  • 関連付けられたX列がある場合はそれを使用し、そうでない場合は、Y列のサンプリング間隔または行番号が使用されます。
  • 具体的なデータ要件は、グラフの種類を参照してください。

棒、円、面積

グラフの種類 Note

Button Column PM 75.png 縦棒
Button Column Label PM 75.png 縦棒+ラベル
Button Bar PM 75.png 横棒
Button Stack Column PM 75.png 積み上げ縦棒
Button Stack Bar PM 75.png 積み上げ横棒
Button 100p Stacked Column PM 75.png 100%積み上げ縦棒
Button 100p Stacked Bar PM 75.png 100%積み上げ横棒
Button Floating Column PM 75.png 浮動縦棒
Button Floating Bar PM 75.png 浮動横棒
Button Kite Diagram 75pc.png カイトダイアグラム

  • ワークシートから作図します。
  • 横棒、縦棒または縦棒+ラベルの場合、1つ以上のY列を選択します(複数のY列はレイヤ内でグループ化されます)。
  • 浮動縦棒/横棒グラフは、2つのY列を選択します。
  • 積み上げグラフとロリポッププロットは、2つ以上のY列を選択します。
  • 関連付けられたX列がある場合はそれを使用し、そうでない場合は、Y列のサンプリング間隔または行番号が使用されます。
  • 具体的なデータ要件は、グラフの種類を参照してください。

Button 3D Color Pie 75.png 3Dカラー円グラフ
Button 2D Color Pie 75.png 2Dカラー円グラフ
Button Doughnut Plot 75.png ドーナツグラフ
Button Pie of Pie 75pc.png 円グラフ+円グラフ
Button Bar of Pie 75.png 円グラフ+棒グラフ
Button Doughnut of Pie 75pc.png 円グラフ+ドーナツグラフ
Button Doughnut with Total Wedges 100 75.png ドーナツ(スライス合計)
Button Pie with Different Radius 75.png 異なる半径の円グラフ
Button Doughnut with Different Radius 75.png 異なる半径のドーナツグラフ
PM Pie Map 75pc.png 円グラフマップ
Button Bar Map PM 75.png 棒グラフマップ

  • ワークシートから作図します。
  • 1つのY列(または1つのY列の範囲)を選択します。
  • 対応するX列がある場合、グラフ凡例にXデータが使用され、ない場合は行番号が使用されます。
  • 具体的なデータ要件は、グラフの種類のリンクを参照してください。

Button Area 75.png 面積
Button Stacked Area 75.png 積み上げ面積
Button 100p Stacked Area 75.png 100% 積み上げ面積
Button Fill Area 75.png 色つき面積
Button Fill Area 2Color 75.png 塗りつぶし
Button Fill Area 2Color 75.png2色塗りつぶし

  • ワークシートから作図します。
  • 関連付けられたX列がある場合はそれを使用し、そうでない場合は、Y列のサンプリング間隔または行番号が使用されます。
  • 具体的なデータ要件は、グラフの種類を参照してください。

複数区分/軸

グラフの種類 Note

Button DoubleY 1L 75.png 二重Y軸
Button DoubleY Column 1L 75.png 二重Y軸 縦棒
Button 2Ys Col Line Symbol 1L 75.png 二重Y軸 縦棒- 線+シンボル

  • ワークシートから作図します。
  • ワークシートでY列を2列選択します。
  • 関連付けられたX列がある場合はそれを使用し、そうでない場合は、Y列のサンプリング間隔または行番号が使用されます。
  • 具体的なデータ要件は、グラフの種類を参照してください。

Button DoubleY 75.png 2Y軸 Y-Y
Button DoubleY Column 75.png 2Y軸 縦棒
Button 2Ys Col Line Symbol 75.png 2Y軸 縦棒- 線+シンボル

  • ワークシートから作図します。
  • ワークシートでY列を2列選択します。
  • 関連付けられたX列がある場合はそれを使用し、そうでない場合は、Y列のサンプリング間隔または行番号が使用されます。
  • 具体的なデータ要件は、グラフの種類を参照してください。

Button 3Ys Y-YY 75.png 3Ys Y-YY
Button 3Ys Y-Y-Y 75.png 3Ys Y-Y-Y
Button 4Ys Y-YYY 75.png 4Ys Y-YYY
Button 4Ys YY-YY 75.png 4Ys YY-YY
Button MultipleY Axes 75.png 複数軸グラフ

  • ワークシートから作図します。
  • 1つのY軸に対して1つのY列を選択します。
  • 複数軸メニューを選択するとダイアログが開きます。グラフタイプタイプ、軸の数、レイヤ内のプロット数、プロットと軸の色を一致させるといった設定ができます。
  • 具体的なデータ要件は、グラフの種類を参照してください。

Button Vertical 2 Panel 75.png 垂直2区分
Button Horizontal 2 Panel 75.png 水平2区分
Button 4 Panel 75.png 4区分
Button 9 Panel 75.png 9区分
Button Stack 75.png 積み上げ...
Button 9 Panel 75.png ラベルから複数パネルを一括作成

  • ワークシートから作図します。
  • 1区分につき1つのY列(または範囲)を選択します。
  • 関連付けられたX列がある場合、それを使用し、そうでない場合は、サンプリング間隔を参照するか、行番号を使用します。
  • 具体的なデータ要件は、グラフの種類を参照してください。

Button Zoom 75.png ズーム

  • ワークシートから作図します。
  • 通常複数のY列あるいは、その部分領域を選択します。
  • 関連付けられたX列がある場合、それを使用し、そうでない場合は、サンプリング間隔を参照するか、行番号を使用します。
  • 具体的なデータ要件については、グラフの種類のリンクを参照してください。


1レイヤ2Y軸

OriginではY軸を二つ持つグラフを作成できます。以前は、2Y軸グラフは2レイヤで作図していました。Origin 2023以降では、「1レイヤ2Y軸」のプロット構成が可能です。この構造での作図は、2D散布図折れ線グラフ、線 + シンボル ( 前-後グラフなどのバリエーションを含む)、グラフ、ボックスチャートヒストグラム、およびグラフ等で可能です。新しいGUIコントロールを使って、基本のグラフタイプのテンプレートからこれらのグラフを作成できます。

Origin 2023以降、作図メニューの複数区分/軸カテゴリに「二重Y軸」と「2Y軸」の2つの行にテンプレートがあり、上が単一レイヤ、下が従来からの2レイヤのテンプレートです。

OH new double Y templates plot menu.png

新しいテンプレートと従来のテンプレートは同様のグラフを生成しますが、従来のテンプレートでは2つのレイヤが作成されるのに対し、新しいテンプレートでは1つのレイヤのみ作成される点が異なります。作図操作はどちらも同じです。

  1. ワークシートでYデータを2列選択します。
  2. 作図:複数区分/軸を選択してテンプレートを選択します。
OH double Y templates compared.png

「1レイヤ2Y軸」グラフの作成例については、グラフの編集を参照してください。


新しい「1レイヤ2Y軸」の構成に追加されたほかの機能

  • 作図の詳細ダイアログのグループタブで、サブグループ=軸によるオプションが追加されました。上図のグラフではこの設定を使用していません。代わりに、単一のグループで線+シンボルテンプレートのデフォルトの増分リストをつかって線の色と記号の形状を設定しています。ただし、左右のYプロットを2つの個別のグループに分割して、グループごとに個別の作図の詳細ダイアログのグループタブの設定を利用することもできます。
UG PD subgroup by axis.png
  • 前述のグラフタイプの作図の詳細ダイアログに表示タブが追加されました。データをプロットする軸として左Y軸または右Y軸のラジオボタンから選択できます。
UG PD plot level Display tab.png
  • 二重Y軸グラフの軸ダイアログボックスに各軸を再スケールチェックボックスが追加表示されます。何らかの理由で、2つの垂直軸を個別にスケーリングしたくない場合は、この設定を確認してください。
UG axis rescale each indepently.png

統計

グラフの種類 Note

Button  Histogram 75.png ボックス
Button Interval Plot 75.png 区間プロット
Button Bar Box Chart 75.png 棒グラフ
Button Box Overlap 75.png ボックス+点重複
Button Box Normal 75.png ボックス+正規曲線
Half Box PM 75.png 半ボックス
Button Bar Overlap 75.png 棒グラフ+点重複
Button Bar Normal 75.png 棒グラフ+正規曲線
Button Scatter Inteval 75.png 散布幅
Button Marginal Box Charts 75.png ボックスチャート投影
Beeswarm PM 75.png ビースウォームプロット

  • ワークシートから作図します。
  • 通常複数のY列あるいは、その部分領域を選択します。
  • 具体的なデータ要件については、グラフの種類のリンクを参照してください。

Button Histogram 75.png ヒストグラム
Button Histogram Rug PM 75.png ヒストグラム+ラグ
Button Histogram Probabilities 75.png ヒストグラム+確率
Button Stacked Histograms 75.png 複数パネルヒストグラム
Button Distribution 75.png 分布
Button Distribution Rug PM 75.png 分布+ラグ
Button Histrogram with Label 75.png ラベル付きヒストグラム
Stacked Histogram PC 75.png 積み上げヒストグラム
Button Population Pyramid 75.png 人口ピラミッド
Button Marginal Histograms 75.png ヒストグラム投影
Button Marginal PM 75.png 分布投影グラフ (グループ化ヒストグラム投影)

  • ワークシートから作図します。
  • 通常複数のY列あるいは、その部分領域を選択します。
  • 具体的なデータ要件は、グラフの種類のリンクを参照してください。

Button Scatter Matrix 75.png 散布図行列

  • ワークシートから作図します。
  • 2つのY列あるいは、2つのY列の部分領域を選択します。
  • 具体的なデータ要件については、グラフの種類のリンクを参照してください。

Violin PM 75.png バイオリンプロット
Violin Box PM 75.png ボックス付きバイオリン
Violin Point PM 75.png 点列付きバイオリン
Violin Quartile PM 75.png 四分位付きバイオリン
Violin Stick PM 75.png 棒付きバイオリン
Violin Split PM 75.png バイオリン分割
Violin Half PM 75.png 半バイオリン
PM Ridgeline 75pc.png リッジラインプロット

  • ワークシートから作図します。
  • 最低1つのY列あるいは、その部分領域を選択します。
  • 分割バイオリンプロットには2つのデータ列と3番目のグループ分け列が必ず必要となります。
  • 要求データ及びプロット詳細に関しましては バイオリンプロット のページをご参照ください。

リッジラインプロットのデータ要件およびその他の情報については、グラフタイプにあるリンクを参照してください。

Button Pareto Binned 75.png ビン化データのパレート図
Button Pareto Raw 75.png 素データのパレート図

  • ワークシートから作図します。
  • 一つのY列またはY列の部分範囲(素データ)、またはビン化したY列の結果を選択します。
  • 具体的なデータ要件については、グラフの種類のリンクを参照してください。

Button QC X-bar 75.png QCチャート(X-bar R)

  • ワークシートから作図します。
  • 通常複数のY列あるいは、その部分領域を選択します。
  • 具体的なデータ要件については、グラフの種類のリンクを参照してください。

Button Bridge Chart 75.png 滝グラフ
Button Stacked Bridge Chart 75.png 積み上げ滝グラフ
Button Stacked Total Bridge Chart 75.png 積み上げ合計滝グラフ
Button Horiz Bridge Chart 75.png 平行滝グラフ
Button DoubleY Box 75.png 二重Yボックス

  • ワークシートから作図します。
  • 1つまたはそれ以上のY列(あるいは、Y列内のある範囲)を選択します。Y列の左にX列がある場合、このX列をカテゴリーデータとして扱い、ない場合はワークシートの行番号を使用します。
  • Originの滝グラフは、基本のグラフタイプから派生したものです。詳細は、滝グラフを参照してください。

Button Probability Plot 75.png 確率プロット(P-P図)
Button QQ Plot 75.png Q-Q図

  • ワークシートから作図します。
  • 1つのY列または1つのY列の範囲を選択します。
  • 具体的なデータ要件については、グラフの種類のリンクを参照してください。

Bland Altman PM 75.png Bland-Altmanプロット

  • ワークシートから作図します。
  • 2つの手法と任意でサブジェクト列を1つ選択します。

等高線図

グラフの種類 Note

Button Contour Color 75.png カラーマップ等高線
Button Contour BWLines 75.png 等高線: 線+ラベル
Button Contour Gray 75.png グレースケール等高線
Contour CategoricalZ PM 75.png 等高線:カテゴリーZ

  • 色付き等高線、線+ラベル等高線、グレースケール等高線、等高線プロファイル:XYZ仮想行列行列
  • Zカテゴリー等高線: XYZ, 仮想行列.
  • 具体的なデータ要件は、グラフの種類のコラムを参照してください。

Button Heat Map 75.png ヒートマップ
HeatMap Labels PM 75.png ラベル付きヒートマップ
Button Split Heatmap PM 75.png 分割ヒートマップ

  • ヒートマップおよびラベル付きヒートマップはワークシート (XY, XYZ)、仮想行列または行列データから作成します。
  • 分割ヒートマップはワークシートデータから作成します。
  • 具体的なデータ要件は、グラフの種類のコラムを参照してください。

Button Contour Profile 75.png 等高線プロファイル
Button Image Profile 75.png イメージプロファイル

  • ワークシート仮想行列行列から作図します(イメージプロファイルは行列のみ)。
  • 具体的なデータ要件は、グラフの種類を参照してください。

Button Polar Contour thetaX rY 75.png θrZ極座標等高線
Button Polar Contour rX thetaY 75.png rθZ極座標等高線

  • ワークシートまたは行列から作図します。
  • XYZデータからの極座標等高線のデータ要件と詳細情報は、XYZデータの極座標等高線を参照してください。
  • 行列データからの極座標等高線のデータ要件と詳細情報は、XYZデータの極座標等高線を参照してください。

Button Ternary Contour 75.png 三点等高線図

  • ワークシートから作図します。
  • 列の属性はXYZZである必要があります。
  • 具体的なデータ要件は、グラフの種類を参照してください。

Button 2D Kernel Density 75.png 2Dカーネル密度

  • ワークシートから作図します。
  • 通常複数のY列あるいは、その部分領域を選択します。
  • 具体的なデータ要件については、グラフの種類のリンクを参照してください。

Image PM 75.png イメージプロット

  • 行列シートから作図します。
  • Z値は、インポートされたラスター画像からのものです。

特殊グラフ

グラフの種類 Note

Button Vector XYAM 75.png XYAM型ベクトル
Button Vector XYXY 75.png XYXY型ベクトル

  • ワークシートから作図します。
  • XYAM型ベクトルグラフは、3列のY列(あるいは、その部分領域)を選択します。
  • XYXY型ベクトルグラフは、2つのX列と2つのY列(あるいはその部分領域)を選択します。
  • 具体的なデータ要件は、グラフの種類を参照してください。

Streamline PM 75.png ストリームラインベクトルグラフ

  • 2つの行列オブジェクトを持つ行列シートから作図します。
  • 2つの行列オブジェクトは、それぞれ(x,y)方向にプロットされた曲線の導関数です。

Button Ternary 75.png 三点
Button Ternary Line Symbol 75.png 線+シンボル図
Button Ternary Line 75.png 折れ線
Button Right Triangle Ternary PM 75.png 直角三角形の三点グラフ
Button Ternary Vector 75.png 三点ベクトル
Button Piper Trilinear 75.png トリリニアダイアグラム
Button Stiff PM 75.png シュティフ
Button Stiff Map PM 75.png シュティフマップ
Button Schoeller PM 75.png Schoeller
Button Durov PM 75.pngarginal PM 75.png ドゥーロフ

  • ワークシートから作図します。
  • 具体的なデータ要件は、グラフの種類のリンクを参照してください。

Button Radar 75.png レーダー
Button Radar Line Fill 75.png 折れ線塗りつぶし
Button Radar Line 75.png 折れ線
Button Radar Symbol 75.png シンボル

  • ワークシートから作図します。
  • 最低1つのY列あるいは、その部分領域を選択します。X列は、チャートの周りの放射軸タイトルとして表示されます。関連付けられたX列がある場合はそれを使用し、そうでない場合は、Y列のサンプリング間隔または行番号が使用されます。
  • レーダーチャートは「スパイダーチャート」とも呼ばれます。
  • 詳細は、レーダーチャート(スパイダーチャート)を参照してください。

Button Polar thetaX rY 75.png θr極座標グラフ
Button Polar rX thetaY 75.png rθ極座標グラフ
Button Bar theta r 75.png 横棒θr
Button Bar r theta 75.png 横棒rθ
Button Line Symbol theta r 75.png 線 + シンボルθr
Button Line Symbol r theta 75.png 線 + シンボルrθ
Button Symbol theta r 75.png シンボルθr
Button Symbol r theta 75.png シンボルrθ
Button Wind Rose Binned 75.png ウィンドローズ(ビンデータ)
Button Wind Rose Raw 75.png ウィンドローズ(素データ)

  • ワークシートから作図します。
  • 1つまたはそれ以上のY列(あるいは、Y列内のある範囲)を選択します。関連付けられたX列がある場合、それを使用し、そうでない場合は、サンプリング間隔を参照するか、行番号を使用します。
  • 要求データ及びプロット詳細に関しましては 極座標グラフのページをご参照ください。

Stacked Radial PM 75.png 放射積み上げ
Radial Bar Plot PM 75.png 放射棒グラフ
Radial Stacked Bar PM 75.png 放射積み上げ棒グラフ

  • ワークシートから作図します。
  • 少なくとも1つのY列、あるいは、その部分領域を選択する必要があります。関連付けられたX列がある場合、それを使用し、そうでない場合は、サンプリング間隔を参照するか、行番号を使用します。
  • 詳細は、放射棒グラフと放射積み上げ棒グラフを参照してください。

Polar Vector theta r PM 75.png θrθr極ベクトル
Compass PM 75.png コンパスプロット

  • ワークシートから作図します。
  • コンパスプロットを作図するには、少なくとも1つのY列、あるいは、その部分領域を選択する必要があります。関連付けられたX列がある場合はそれを使用し、そうでない場合は、Y列のサンプリング間隔または行番号が使用されます。
  • θrθr極ベクトルを作図するには、θrθrの順序で2組のXY列を選択します。

Button Smith Charts 75.png スミスチャート

  • ワークシートから作図します。
  • 少なくとも1つのY列、あるいは、その部分領域を選択する必要があります。関連付けられたX列がある場合、それを使用し、そうでない場合は、サンプリング間隔を参照するか、行番号を使用します。
  • 詳細は、グラフの種類のリンクを参照してください。

Button Hi Lo Close 75.png 株価チャート:HLC
Button Japanese Candlestick 75.png ローソク足チャート
Button OHLC Bar 75.png 株価チャート:OHLC
Button OHLC Volume 75.png 株価チャート:OHLC-出来高
Button Line Financial 25.png 折れ線

  • ワークシートから作図します。
  • 具体的なデータ要件は、グラフの種類のリンクを参照してください。

Button Bullet PM 75.png ブレットチャート
Button Vertical Bullet PM 75.png 垂直ブレットチャート
Button Normalized Bullet PM 75.png 正規化ブレットチャート

  • ワークシートから作図します。
  • X列を1つ、Y列を2つ以上用意します。
  • 詳細は、ブレットチャートを参照してください。

カテゴリカル

グラフの種類 Note

Grouped Scatter Indexed PM 75.png グループ化散布図 - インデックスデータ

  • ワークシートから作図します。
  • 入力データとして最低1つのY列を選択します。
  • 1列以上のカテゴリカルデータがグループ化情報を提供します。
  • 詳細は、グラフの種類のリンクを参照してください。

Button Color Map PM 75.png カラーマップ
Button Bubble And Color Mapped PM 75.png カラーマップバブル

  • ワークシートから作図します。
  • 関連付けられたX列がある場合はそれを使用し、そうでない場合は、Y列のサンプリング間隔または行番号が使用されます。
  • 具体的なデータ要件は、グラフの種類を参照してください。

Button Grouped Columns Indexed 75.png グループ縦棒グラフ - インデックスデータ
PM Grouped Floating Bar 75pc.png グループ化浮動棒

  • ワークシートから作図します。
  • 少なくとも1つのY列(グループ縦棒グラフ)または2つのY列(グループ化浮動棒)を選択します。
  • 関連付けられたX列がある場合はそれを使用し、そうでない場合は、Y列のサンプリング間隔または行番号が使用されます。
  • グループ縦棒グラフ - インデックスデータには、グループ情報を入力した追加の列が必要です。
  • グループ化浮動棒グラフの場合は、サイズ(列の数)または列ラベルでサブグループを作成します。

Button Grouped Box Indexed 75.png グループ化したボックスチャート - インデックスデータ
Button Grouped Box Raw 75.png グループ化したボックスチャート - 素データ
Grouped Column Scatter Indexed PM 75.png グループ化列散布図 - インデックスデータ
Grouped Interval Plot Indexed PM 75.png グループ間隔プロット - インデックスデータ
Grouped Mean Bar Indexed PM 75.png グループ化平均バー - インデックスデータ
Grouped Violin Indexed PM 75.png グループ化バイオリン - インデックスデータ
Grouped Half Violin Indexed PM 75.png グループ化半バイオリン - インデックスデータ
Grouped Half Box Indexed PM 75.png グループ化半ボックス - インデックスデータ

  • ワークシートから作図します。
  • すくなくとも1つのY列(あるいは、その部分領域)とグループ情報を含む列を選択します。関連付けられたX列がある場合、それを使用し、そうでない場合は、サンプリング間隔を参照するか、行番号を使用します。
  • インデックスデータプロットは全てグループ化したボックスチャート のスタイルのバリエーションです。
  • 詳細は、グラフの種類のリンクを参照してください。

Button Trellis 75.png トレリスプロット

  • ワークシートから作図します。
  • 入力データとして最低1つのY列を選択します。オプションで、各Y列に対応するYエラー列を持たせることもできます。他の列はグループ情報を含みます。
  • 詳細は、グラフの種類のリンクを参照してください。

Trellis DoubleY PM 75.png 二重Y軸トレリスプロット

  • ワークシートから作図します。
  • 入力データとして2つのY列を選択します。オプションで、各Y列に対応するYエラー列を持たせることもできます。他の列はグループ情報を含みます。
  • 詳細は、グラフの種類のリンクを参照してください。

Cluster Plot PM 75.png クラスタープロット

  • ワークシートから作図します。
  • 少なくとも2つのY列が必要です。そのうちの1つにグループ化情報を含める必要があります。
  • グループ化列を使用して、水平方向および/または垂直方向に別々のパネルを作成したり、プロット点を変更したりできます(色、散布点のサイズ、散布点の形状など)。

Button Parallel Plot 75.png 平行座標プロット
Button Parallel Sets Plot 75.png 平行座標セット
Parallel Index PM 75.png 平行座標インデックス

  • ワークシートから作図します。
  • 少なくとも1つ(理想的には2つ以上)の列、または1つ以上の列の範囲を選択します。列属性は重要ではありません。各列は、単一の変数のデータとして扱われます。
  • 変数は数値(平行座標プロットまたは平行座標インデックス)または、カテゴリ(平行座標セット)です。
  • 平行座標セットのプロットには、「アルビアルダイアグラム」と呼ばれる「曲率」オプションがあります(次をご覧ください)。
  • 詳細は、グラフの種類のリンクを参照してください。

Button Sankey 75pc.png サンキーダイアグラム
Button Alluvial 75pc.png アルビアルダイアグラム

  • ワークシートから作図します。
  • サンキーダイアグラムでは、カテゴリデータの2列+数値データの1列を選択します。列の属性は無視されます。
  • アルビアルダイアグラムでは、カテゴリデータの2つ以上の列を選択します。列の属性は無視されます。
  • 詳細は、グラフの種類のリンクを参照してください。

Chord PM 75.png コードダイアグラム
Chord Ratio Layout PM 75.png レイアウト比付きのコードダイアグラム

Button Ribbon PM 75.png リボングラフ
Button Ribbon 100pc PM 75.png 100%リボングラフ

  • ワークシートから作図します。
  • 少なくとも2つのY値の列(あるいは、その部分領域)を選択する必要があります。
  • 関連付けられたX列がある場合はそれを使用し、そうでない場合は、Y列のサンプリング間隔または行番号が使用されます。

Button Network PM 75.png ネットワーク

  • ワークシートから作図します。
  • 作図には、隣接行列、接続行列、または境界リストのいずれかが必要です。
  • ダイアログで入力と分析パラメータを指定します。
  • データの配置に関係なく、ノードとリンクの情報を表にするための中間ワークシートが作成されます。

PM Sunburst 75pc.png サンバースト図
Button Circular Packing PM 75.png 円パッキンググラフ

  • ワークシートから作図します。
  • 複数のカテゴリーX列と1つのY列を選択します。

3D

グラフの種類 Note

Button 3D Scatter 75.png 3D散布図
Button 3D Scatter Error Bar 75.png 3D散布図+Zエラーバー
Button 3D Line 75.png 3D線
Button 3D Trajectory 75.png 3Dトラジェクトリ

  • データ要件はグラフの種類によって異なります。それぞれのグラフの種類リンクを参照してください。

Button 3D Vector XYZ XYZ 75.png 3DベクトルXYZ XYZ
Button 3D Vector XYZ 75.png 3Dベクトル XYZ dXdYdZ

  • ワークシートから作図します。
  • XYZ XYZに設定した6列を選択します。
  • 詳細は、グラフの種類のリンクを参照してください。

Button 3D Ribbons 75.png 3Dリボン

  • ワークシートから作図します。
  • 最低1つのY列あるいは、その部分領域を選択します。理想的には、少なくとも2つのY列、または少なくとも2つのY列の範囲を選択します。関連付けられたX列がある場合はそれを使用し、そうでない場合は、Y列のサンプリング間隔または行番号が使用されます。
  • 詳細は、グラフの種類のリンクを参照してください。

Button 3D Walls 75.png ウォールグラフ
Button 3D Stacked Walls 75.png 3D積み上げウォール
Button 3D Stacked Walls 100pc 75.png 3D 100% 積み上げウォール

  • ワークシートから作図します。
  • 最低1つのY列あるいは、その部分領域を選択します。理想的には、少なくとも2つのY列、または少なくとも2つのY列の範囲を選択します。関連付けられたX列がある場合はそれを使用し、そうでない場合は、Y列のサンプリング間隔または行番号が使用されます。
  • 詳細は、グラフの種類のリンクを参照してください。

Button Waterfall 75.png ウォータフォール
Button Waterfall Y Color 75.png ウォーターフォール:Yカラーマッピング
Button Waterfall Z Color 75.png ウォーターフォール:Zカラーマッピング
Button 3D Waterfall 75.png 3Dウォータフォール
Button 3D Waterfall Y CMAP 75.png 3D ウォーターフォール:Yカラーマッピング
Button 3D Waterfall Z CMAP 75.png 3D ウォーターフォール:Zカラーマッピング

  • ワークシートから作図します。
  • 最低1つのY列あるいは、その部分領域を選択します。 理想的には、少なくとも2つのY列、または少なくとも2つのY列の範囲を選択します。 関連付けられたX列がある場合はそれを使用し、そうでない場合は、Y列のサンプリング間隔または行番号が使用されます。
  • 詳細は、グラフの種類のリンクを参照してください。

ウォータフォールウォータフォール: Y カラーマップウォータフォール: Zカラーマップ2Dグラフギャラリーツールバーからのみ使用できます。

Button 3D Color Fill Surface 75.png 3D 色付き曲面図
Button 3D X Constant 75.png 3D 等間隔X曲面図
Button 3D Y Constant 75.png 3D 等間隔Y曲面図
Button 3D Colormap 75.png 3Dカラーマップ曲面
Button 3D Colormap Projection 75.png 投影図付きの3Dカラーマップ曲面
Button 3D Wire Frame 75.png 3D ワイヤーフレーム
Button 3D Wire Surface 75.png 3D ワイヤー曲面

  • ワークシートまたは行列から作図します。
  • 具体的なデータ要件は、グラフの種類のコラムを参照してください。

Button 3D Color Surface with Error Bars 75.png エラーバー付き3D色付き曲面図
Button 3D Colormap Surface with Error Bar 75.png エラーバー付き3Dカラーマップ曲面図
Button Multiple Color Fill Surfaces 75.png 複合色付き曲面図
Button Multiple Colormap Surfaces 75.png 複合カラーマップ曲面図

  • 行列シートから作図します。
  • 具体的なデータ要件は、グラフの種類のリンクを参照してください。

Button 3D Stacked Surfaces 75.png 3D積上げ曲面
Button 3D Stacked Heatmap 75.png 3D積上げヒートマップ

  • ワークシートまたは行列から作図します。
  • 具体的なデータ要件は、グラフの種類のコラムを参照してください。

Button 3D Bars 75.png 3D棒グラフ
Button 3D Stacked Bars 75.png 3D積み上げ棒グラフ
Button 3D 100pc Stacked Bars 75.png 3D 100% 積み上げ棒グラフ

  • ワークシート(XYZ) または、仮想行列行列のZ値から作図します。
  • 具体的なデータ要件は、グラフの種類のリンクを参照してください。

Button XYY 3D Bars 75.png 3D棒グラフ(Y値列高さ)
XYY 3D Side by Side PM 75.png XYY 3D棒グラフ
Button XYY 3D Stacked Bars 75.png XYY 3D 積み上げ棒グラフ
Button XYY 3D 100pc 75.png XYY 3D 100% 積み上げ棒グラフ

  • ワークシートから作図します。
  • 最低1つのY列あるいは、その部分領域を選択します。理想的には、少なくとも2つのY列、または少なくとも2つのY列の範囲を選択します。関連付けられたX列がある場合はそれを使用し、そうでない場合は、Y列のサンプリング間隔または行番号が使用されます。
  • 詳細は、グラフの種類のリンクを参照してください。

Button 3D Ternary CMAP 75.png 3Dカラーマップ三点曲面点
Button 3D Ternary Symbol 75.png 三点グラフシンボル

  • ワークシートから作図します。
  • 2つのZ列(XYZZ)、あるいは、2つのZ列からなるデータ範囲(Z列の数は2の倍数) を選択します。
  • 詳細は、グラフの種類のリンクを参照してください。

Tetrahedral PM 75.png 3D三角錐

  • ワークシートから作図します。
  • 2つのZ列(XYZZ)、あるいは、2つのZ列からなるデータ範囲(Z列の数は2の倍数) を選択します。
  • 詳細は、グラフの種類のリンクを参照してください。

Biutton Parametric Surface 75.png パラメトリック曲面

  • 行列シートから作図します。
  • 同じ行列シートに少なくとも3つのオブジェクトが必要です。
  • 詳細は、グラフの種類のリンクを参照してください。


Originの3Dグラフの種類とそのデータ要件の概要については、次のトピックを参照してください。

ブラウザグラフ

Browser graph general.png

ブラウザグラフは、多くの列(および行)を含むワークシートデータを単一のグラフレイヤに選択的にプロットできます。

  • 単一プロットか、N 番目の列毎にプロットを選択できます。
  • 選択列は簡単に変更できます。
  • 各方向でウィンドウを引き伸ばして見やすい表示が可能です。
  • 自動再スケールおよび、全プロットにおける共通の表示範囲を指定できます。
  • ガジェットを含む他のOriginの機能を使用可能です。
  • 作図の詳細ダイアログでプロットを編集可能です。
  • ブラウザグラフは動画 (GIF、TIFF、AVI) としてエクスポートできます。
  1. OH dropdown menu button.pngボタンをクリックし、めくるを選択します。
  2. エクスポートボタンをクリックして、ファイルの種類GIFTIFFAVIにします。
  3. 必要に応じてオプションを設定してOKをクリックします。設定上オフになっていない限り、メッセージログにエクスポート画像リンクが出力されます。

ページレベルのミニツールバーには、ブラウザパネルを通常の2D折れ線グラフに追加できるように、グラフブラウザボタンがあります。

UG MT add browser panel.png
グラフの種類 Note

Browser Black Lines PM 75.png 黒線
Browser Color Lines PM 75.png 色付き折れ線
Browser Histogram PM 75.png ヒストグラム
Browser Stack PM 75.png 積み上げ

  • ワークシートから作図します。
  • 選択したY列を作図、N 個毎に作図、全列を作図します。
  • ブラウザグラフの使用と構成の詳細については、ブラウザパネル付きのグラフを参照してください。

関数プロット

グラフの種類 Note

Button Function New 2D 75.png 2Dグラフ作成
Button Function New 2D Parametric 75.png 2Dパラメトリック関数グラフ作成

  • 関数グラフはデータから作図しません。
  • 関数グラフが作成されると、データセットを生成することができます。
  • 関数グラフについての詳細は、グラフの種類のリンクを参照してください。

Button New 3D Function 75.png 3Dグラフ作成
Button New 3D Parametric 75.png 3Dパラメトリック関数グラフ作成

  • 関数グラフはデータから作図しません。
  • 3D関数が作図されると、同時にZ値の行列が作成されます。
  • 関数グラフについての詳細は、グラフの種類のリンクを参照してください。

マイテンプレート

ダイアログボックス Note

My Templates 75.png マイテンプレート

その他のグラフツール

アプリ Note

Button Graph Maker PM 75.png Graph Makerアプリ

  • Graph MakerアプリはOriginソフトウェアにプリインストールされています。
  • 作図メニュー内、またはOriginワークスペース右側のアプリギャラリー内のGraph Makerアプリアイコンをクリックして起動します。
  • Graph Makerアプリではプレビューを表示して、グループ化されたデータをインタラクティブにプロットします。
  • グラフ形式は折れ線、散布図、線+シンボル図、棒グラフ、ボックスチャート、ヒストグラムから選択します。
  • 散布図に対してはフィッティングをサポートしています。
  • ワークシートの列をドラッグ&ドロップしてグラフ作成していきます。
  • グラフ設定は保存され、再読み込み可能です。

Template Library PM 75.png テンプレートライブラリ

  • このダイアログを使用してユーザのカスタムグラフテンプレートを管理します。

参考