グループ化ボックスチャート - 素データ


注意! 「グループ化ボックスチャート素データ」というタイトル表示は、先に表示された「グループボックスチャート素データ」よりも優先されます。

Grouped Box Charts-Raw Data.png

要求されるデータ

グラフはワークシート列から作成され、1つ以上の列ラベル行でグループ化してある必要があります。

グラフ作成

データを選択します。

メニューから作図> カテゴリカル: グループボックスチャート‐素データ を選択します。

または、

2D グラフツールバーのグループ化したボックスチャート‐素データボタンButton Grouped Boxes-Raw Data.pngをクリックします。

plotgboxraw ダイアログではグループ番号と各グループの元となるデータを指定し、素データからグループ化ボックスチャートを作成します。このダイアログはplotgboxraw Xファンクションを使用します。

ボックスチャートの作成とカスタマイズについての詳細はボックスチャートの作成ページをご覧下さい。

plotgboxrawダイアログボックス

The plotgboxraw dialog box.png

入力 このダイアログは入力データを指定するのに使用します。
グループ番号 使用するグループ範囲の数を指定する0(グループ化なし)から5までの整数を入力できます。
第nグループの行 グループ化変数を列ラベル行のリストから選択します。入力列は1番目のグループ行でまずはグループ化され、次に2番目でグループ化、というように細かくグループ化していきます。
グループラベルで並べ替え グループラベルの昇順や、グループ行の順で階層(ネスト)でプロットを並べます。ワークシートの列は並べ替えしません。
グラフテーマ 事前登録済のテーマセットを含む、ボックスチャートのテーマリストから選択します。


さらに、このダイアログでは作成されるグラフをプレビュー出来ます。

サンプル

  1. ファイルメニューのサンプルプロジェクトを開くから、チュートリアルデータを選択してサンプルOPJを開きます。プロジェクトエクスプローラで、Grouped Box Plot and Axis Tick Table フォルダを開き、Book3Gワークブックを開きます。
  2. ワークシートMG.AN のデータは素データで、このシートの各データ列が1つのボックスとしてプロットされるように、グループ化ボックスチャートを作図します。ボックスはロングネーム、コメント、ユーザー定義パラメータ:mashineによってグループ化されます。
  3. CからN列を選択して、メインメニューから作図:グループ化ボックスチャート-素データを選択し、plotgboxrawダイアログを開きます。
  4. グループ数3にし、Machineコメントロングネーム第1グループ行第2グループ行第3グループ行として設定します。
  5. 昇順のチャートにある、グループ/サブグループをソートしたい場合は、グループラベルで並べ替え を選択します。
  6. グラフテーマとして、Box_Dashed Whisker Thick Medianをセットし、OKボタンをクリックしてグラフを作図します。
    Grouped Box Raw Data EX.png
Note:
  • ボックスのサイズや間隔を調整するには、グラフ上でダブルクリックして作図の詳細を開きます。左のパネルから一番上のプロットデータを選択し(レイヤ属性を選択している場合は、プロット欄を開く)、間隔タブ で調整します。
  • ラベルを選択し、キーボードの矢印キーを使用することで、表を含めた目盛ラベルを少しずつ動かすことができます。

テンプレート

gBox.otp (Originの実行フォルダ内にインストール)

Note

  • 1つ以上のグループの数がある場合、X 軸目盛ラベルはデフォルトで表のように表示されます。表示に関してのフォーマットはダイアログの目盛ラベルページにあるツリーノードから変更できます。
  • グループの数が0ではない場合、第1グループ行をベースにしたグループタブのサブグループが有効になり、間隔タブでそれぞれのサブグループ間の間隔を設定できます。
  • ボックスチャートの内容に適した凡例は作成/編集できます。これには、ボックスチャートがアクティブな状態でグラフ操作:凡例:ボックスチャートの内容とメニューから操作します。
  • また、素データからグループ化ボックスチャートを作成する事も可能です。
  • グラフテーマとしてBox_Column Scatterを選択すると、グループ化した列の散布図を作図できます。
  • グラフテーマとして、Box_Connect Mean Lineを選択すると、平均値接続線付きのグループ化ボックスチャートを作成できます。
  • グラフテーマとしてBox_Interval Plotを選択すると、グループ化したインターバルグラフを作図できます。