speedmode

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グラフ操作:スピードモード

概要

スピードモードのプロパティを設定します。

コマンドラインでの使用法

1. speedmode index:=folder;

2. speedmode sm:=off;

3. speedmode sm:=custom wks:=1 max:=500;

変数

表示
変数
I/O

データ型
デフォルト
説明
目的のグラフ index

入力

int

ページ

目的のグラフを指定します。
オプションリスト

  • 0=folder:現フォルダ中の全て
    現在のフォルダ内のすべてのグラフ。埋め込みグラフと、現在のフォルダ内のサブフォルダのグラフは含まれません。
  • 1=recursive:現フォルダ中の全て(再帰的に適用)
    現在のフォルダとそのサブフォルダの全てのグラフ。埋め込みグラフは含まれません。
  • 2=open:現フォルダ中の全て(オープンのもの)
    現在のフォルダ内で開いているすべてのグラフ。埋め込みグラフ、非表示グラフ、サブフォルダのグラフは含まれません。
  • 3=embed:現フォルダ中の全て(埋め込みを含む)
    埋め込みグラフと非表示のグラフを含む、現在のフォルダの全てのグラフ。
  • 4=project:プロジェクト中の全て
    プロジェクト内のすべてのグラフ
  • 5=page:現ページ中の全て
    アクティブページ内のすべてのグラフ
  • 6=layer:現在のレイヤ
    アクティブレイヤ内のすべてのグラフ
スピードモード sm

入力

int

off

スピードモード設定を指定します。
オプションリスト

  • 0=off:オフ
    スピードモードをオフにします。
  • 1=low:オン - 低
    最大ポイントを指定してスピードモードをオンにします。ワークシートデータでは、曲線の最大ポイントは5000です。行列データでは、各方向の最大ポイントは、X =48, Y=48です。作図の詳細(プロット属性)ダイアログのレイヤの大きさ/描画スピードタブで設定を確認できます。
  • 2=med:オン - 中
    最大ポイントを指定してスピードモードをオンにします。ワークシートデータでは、曲線の最大ポイントは3000です。行列データでは、各方向の最大ポイントは、X =32, Y=32です。作図の詳細(プロット属性)ダイアログのレイヤの大きさ/描画スピードタブで設定を確認できます。
  • 3=high:オン - 高
    最大ポイントを指定してスピードモードをオンにします。ワークシートデータでは、曲線の最大ポイントは800です。行列データでは、各方向の最大ポイントは、X =16, Y=16です。作図の詳細(プロット属性)ダイアログのレイヤの大きさ/描画スピードタブで設定を確認できます。
  • 4=custom:カスタム化
    変数wks, max, mat, x, y の最大ポイントを指定してスピードモードをオンにします。
ワークシートデータ、曲線当たりの最大ポイント数 wks

入力

int

1

このグループは、スピードモードでカスタム化が選択されているときのみ利用できます。max変数を利用するか指定します。

最大数 max

入力

int

3000

wks変数が1にセットされている場合のみ、この変数を利用できます。この変数で曲線ごとの最大ポイントを指定します。

行列データ、次元あたりの最大ポイント mat

入力

int

1

このグループは、スピードモードでカスタム化が選択されているときのみ利用できます。x, y変数を利用するか指定します。

X x

入力

int

32

mat変数が1にセットされている場合のみ、この変数を利用できます。y変数とセットで動作します。nとmを、それぞれx変数とy変数の値にします。データプロットのデータポイントの数が、入力した数(nまたはm)に達すると、Originは、最大 n × mのデータプロットを表示します。これは、行列の列(X)と行(Y)からから等間隔になるように間引いて、表示します。

Y y

入力

int

32

mat変数が1にセットされている場合のみ、この変数を利用できます。x変数とセットで動作します。nとmを、それぞれx変数とy変数の値にします。データプロットのデータポイントの数が、入力した数(nまたはm)に達すると、Originは、最大 n × mのデータプロットを表示します。これは、行列の列(X)と行(Y)からから等間隔になるように間引いて、表示します。

説明

グラフレイヤの再描画スピードを速めるために、グラフィックイメージキャッシングの機能だけでなく、Originのスピードモードを使うことができます。スピードモードでは、グラフレイヤ中に表示されるデータポイントの数を制御することができます。このXFは、大量のデータセットを操作している場合に大変役に立ちます。また、作図の詳細ダイアログでもスピードモードを設定できます。

Notes:スピードモードが有効になっていると、レイヤアイコンが赤色で表示され、スピードモードオンというウォーターマーク(透かし)がレイヤに表示されます。この透かしは、グラフを印刷したり、コピーしたり、エクスポートする際には含まれません。

サンプル

1. アクティブグラフでスピードモードをオンにするには、次のスクリプトを実行します。

speedmode sm:=3

2. 行列データから作図された3Dグラフのスピードモード設定をカスタマイズするには、グラフがアクティブな状態でグラフ操作:スピードモードを選択してダイアログを開きます。そして、Xファンクションダイアログのオプションを編集します。

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