スミスチャート

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要求されるデータ

少なくとも1つのY列と関連するX列を選択する必要があります。

デフォルトでは、XとYの列はZlの実数部と虚数部として扱われます。(Zl=Real+Imag*j).

データが \Gamma のMagとAngle(度)のデータで、それらからスミスチャートをプロットしたい場合以下のようにします。

  1. XとY列を選択してスミスチャートを作図します。
  2. グラフのImage093.gifボタンをクリックします。
  3. 開いたダイアログで、Mag./Ang.データとして再解釈ボタンをクリックします。

グラフ作成

メニューの作図 > 特殊グラフ:スミスチャート

または、

2Dグラフギャラリーツールバーのスミスチャートボタンをクリックします。

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スミスチャートの編集は、作図の詳細ダイアログで行います。 また、Image093.gifボタンをクリックしてスミスチャートツールを開くこともできます。

スミスチャートツールのコントロール

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正規化グループ

ファクターを選択して現在のスミスチャートを再正規化します。 正規化実行ボタンをクリックして実行します。

現アクティブデータセットグループ

スミスチャートに複数でデータセットをプロットしているとき、Mag./Ang.にデータ変換およびMag./Ang.データとして再解釈ボタンをアクティブプロットに作用します。 スミスチャートのアクティブデータプロットは、データメニューからまたは、凡例でデータプロットアイコンを選択して変更できます。 変更後スミスチャートツールでも更新するには、更新ボタンをクリックします。 (Note: R = 実部, X = 虚部)

Mag./Ang.にデータ変換ボタン

このボタンをクリックすると、アクティブデータプロットをMag./Ang.形式に変更し、ソースワークシートにデータを入力します。 \Gamma =\frac{z-1}{z+1} = Mag*exp(j*Angle)

Mag./Ang.データとして再解釈ボタン

このボタンをクリックすると、アクティブデータプロットをMag./Ang.形式として扱い、データをR / X 形式に変換します。 そしてデータを再描画します。

R軸を反転(アドミッタンスチャート)ボタン

このボタンをクリックすると、スミスチャートの実部軸を反転します。

SWR一定円グループ

ポイント位置が指定されている場合は、円のポイント密度と線の色を選択します。 追加ボタンをクリックして、指定されたポイントに一定のSWR円を追加します。

テンプレート

スミスチャートは、Originのプログラムフォルダにインストールされている、SMITHCHT.OTP テンプレートから作成されています。

ノート

  • Origin 2019では、スミスチャートにズーム機能が追加されました。ツールバーのツールにある拡大スケールの表示Button Zoom In Tool.pngボタンをクリックして、四角形の領域を拡大します。
  • 実数部zが負の場合は、関数Gamma = (z-1)/(z+1)を利用します。
  • 散布図では、Gammaの実・虚数部が[-1,1]の間に収まらない場合、データポイントが表示されません。
  • 折れ線グラフでは、Gamma矩形が(-1\leq 実数 \leq 1 && -1 \leq 虚数 \leq 1)の範囲を外れるものは表示されません。
  • データリーダにZデータのMag/Angleを表示するには、設定ダイアログ詳細ボタンをクリックして、<M>: Magnitudeまたは<A>: Angleを選択して、データリーダに表示します。
Smithchart datareader.png