ウィンドローズ:素データ


Windrose 1.png

要求されるデータ

1つのY列または1つのY列の範囲を選択します。X列は風向を表示し、Y列は風速値を含みます。関連付けられたX列がある場合、X列はX値を提供します。 それ以外の場合は、Y列または行番号のサンプリング間隔が使用されます。

グラフ作成

  1. データを選択します。
  2. メニューから「作図:特殊グラフ:ウィンドローズ(素データ)」を選択します。
    または、
    2D グラフツールバーのウィンドローズ(素データ)ボタンをクリックします。
    Wind Rose Raw Data 2.png
  3. その後、plot_windrose Xファンクションのダイアログが開き、グラフを作成するためのオプションを指定できます。
  4. ダイアログでOKをクリックしてグラフを作成します。

plot_windrose Xファンクションのダイアログ

Plot windrose 4.png
入力

入力データ範囲を指定

風向
風向データのデータの範囲を指定します。
風速
風速データのデータの範囲を指定します。
ウィンドローズグラフを作成するデータ範囲の行を選びます。
開始
範囲の最初の行
終了
範囲の最後の行
方角の数

方角のデータは、区間に分けられ、各区間に含まれるデータポイントの数がウィンドウローズを作成するために使用されます。ここで、方角データの区間の数を選択または入力することができます。

方向ラベル

ウィンドローズグラフに表示する方向ラベルを指定します。

  • N-E-S-W
    ウィンドローズにN, E, S, Wを含む4つの方向ラベルを表示します。
  • N-NE-E...
    ウィンドローズにN, NE, E, SE, S, SW, W, NWを含む8つの方向ラベルを表示します。
  • N-NNE-NE...
    ウィンドローズにN, NNE, NE, ENE, E, ESE, SE, SSE, S, SSW, SW, WSW, W, WNW, NW, NNWを含む16個の方向ラベルを表示します。
スポークスタイル

スポークのスタイルを指定します。

  • セクター
    スポークスタイルとしてセクターを使用します。
  • パドル
    このオプションは、第1ブロックの幅として第1セクターの開始幅を使用します。Note: 凪を示す円を表示していない場合、すべてのパドルは線として表示されます。
風速

風速ビンの設定を指定します。

最小スピード
風速の最小ビンレベルを指定します。
最大スピード
風速の最大ビンレベルを指定します。
ビン
ドロップダウンリストの増分ビン終端から選びます。増分を選択すると、増分ボックスでビンの増分(ビンサイズ)を指定できます。ビン終端を選択すると、ビン終端ボックスにスペース区切りの値を指定できます。
間隔の数
これは編集できません。これは、風速ビンで使用する間隔数を表示します。これは、 最小速度, 最大速度, 増分の現在の値で計算されます。
凪を示す円を表示 グラフに凪を示す円を表示するか指定します。デフォルトでは、凪を示す円は放射軸スケールの中心15%に表示されます。この値は、グラフ作成後に放射軸ダイアログで変更できます。
方向角の指定法

風向を指定します。

  • 吹いてくる方向(風の向き)
    方向が風上となります。
  • 吹いていく方向(ベクトルの向き)
    方向が風下となります。
計算する量

各ビンに対して何を計算するかを指定します。

  • カウント
    各ビンのカウントを計算し、出力します。
  • パーセント度数
    各ビンのパーセント度数を計算し、出力します。
各風速の間隔の小計をカウント

各風速の間隔に対する小計のカウント/パーセント度数を出力するかどうかを指定します。計算する量カウントの場合、小計のカウントが出力されます。そうでない場合、パーセント度数が出力されます。

テンプレート

WindRose.OTP (Originのプログラムフォルダにインストールされています)

ノート

  1. ローデータからウィンドローズをプロットするとき、ウィンドローズという名前のワークシートが元のワークブックに追加されます。ウィンドローズがプロットされると、ビン化データが保存されます。2Dビン化のアルゴリズムについての情報は、 The TwoDBinning.をご参照下さい。
  2. "calms" (風速が0)は、ビン化中に別に数えられ、結果が ウインドローズシートの最後の列に表示されます。