グラフとデータスライサー


グラフのソースであるワークシートに1つ以上のフィルタがある場合、フィルタ条件が設定されているかどうかに関係なく、データスライサーをオンにすることができます。データスライサーは、グラフウィンドウの左側に結合されたパネルです。存在するすべてのフィルタが一覧表示され、フィルタ条件を表示、設定、変更したり、フィルタを無効または有効にしたりできます。グラフはそれに従い更新されます。

Data slicer 01.png


データスライサーを有効にするには、

  1. マウスがData slicer mouse.pngに変わるグラフページの角にある空白の領域に移動します。ワンクリックすると、ページレベルのミニツールバーが表示されます。
  2. 「データスライサー」ボタンをクリックし、データスライサーパネルを有効にします。
    Data slicer 02.png

データスライサーの制御

コンテキストメニュー

  • フィルタを非表示:これを選択してフィルタを非表示にすると、空白の領域を右クリックして「全てのフィルタを表示」できます。
  • フィルタを無効/有効にする

異なるデータタイプではコンテキストメニューの項目が異なります。

テキストとカテゴリ

  • 選択タイプは、複数選択単一選択自動 です。自動はデフォルトで複数選択タイプを取り、最後に選択したタイプに従います。
複数選択 単一選択
Data slicer 03.png Data slicer 04.png

数値

フィルタをクリックすると、簡単なダイアログがポップアップ表示され、フィルタ条件を変更することができます。

日付と時間

フィルタをクリックすると、簡単なダイアログがポップアップ表示され、フィルタ条件を変更することができます。

タイプ日付 > 年 という形式に設定した年データの列がある場合、

Data slicer 05.png

データプロットを年ごとでフィルタしたい場合は、以下のように行います。

  1. この列にフィルタを追加します。それをクリックし、「カスタムフィルタ」を選択します。
  2. 以下のように式を設定します:
Year(x) = 1992

スライダーバー付きのフィルタがデータスライサーパネルに追加されます。

Data slicer 06.gif