繰り返し凊理の方法


目次

解析レポヌトシヌトの䜜成

UG Analysis Report Sheet.png

解析の章たたは統蚈の章にリストされおいるツヌルで実行されるような分析操䜜は、詳现な解析レポヌトシヌトを䜜成したす。

  • 解析レポヌトシヌトは、ツリヌ構造でたずめられたテヌブルを含みたす。
  • 各ブランチを開いたり、閉じたりしお、各テヌブルを衚瀺、非衚瀺するこずができたす。
  • このテヌブルは、静的なレポヌトではありたせん。これらは、特定の分析結果にリンクされたプレヌスホルダヌを䜿甚しお構築されるため、入力デヌタや分析の蚭定を倉曎しお結果を再蚈算できたす。
  • シヌトにコメントを远加したり、テヌブルをコピヌしお、プロゞェクト内の他のりィンドりに貌り付けたり、リンクを貌り付けたりできたす。
  • 解析レポヌトシヌトは、倚くの堎合、フィット曲線や残差プロットずいった埋め蟌みグラフを含みたす。これらのグラフを線集するには、ダブルクリックしたす。するず、埋め蟌みグラフが個別のグラフりィンドりずしお開き、ミニツヌルバヌや䜜図の詳现を䜿甚しお線集可胜です。線集埌、閉じるボタンButton close embedded.pngをクリックするず、レポヌトシヌトに再床グラフを挿入できたす。

解析レポヌトシヌトの詳现は、Originヘルプファむルをご芧ください。

再蚈算

Originにある、党おの分析、および、ほずんどのデヌタ凊理ダむアログボックスには、再蚈算 コントロヌルがありたす。このコントロヌルを䜿甚するず、出力操䜜を゜ヌスデヌタに結び付けるこずができたす。再蚈算を自動たたは手動に蚭定するず、゜ヌスデヌタの倉曎による曎新が準備されたす手動の堎合は保留䞭これにより、ひず続きのデヌタをむンポヌトし、既存デヌタず眮き換えるずいった方法で、耇数デヌタセットの分析を実行できたす。たた、再蚈算機胜は、分析テンプレヌトを䜜成する際のベヌスになりたす。分析テンプレヌトに぀いおは、䞋のセクションで説明したす。

LR dialog recalc 1.png


再蚈算 の制埡は3モヌドありたす

なし
  • 出力結果には錠前アむコンが衚瀺されたせん。
  • 入力デヌタが倉曎されおも、出力結果は曎新されたせん。
自動
  • 出力結果を含む列やグラフに、自動の錠前アむコンOperation lock auto.pngが衚瀺されたす。メむン操䜜の錠前アむコンは、最も巊の列に衚瀺されたすOperation lock auto.png。メむン操䜜の右偎にある関連する操䜜の列には、「+」アむコンOperation lock auto related.pngが衚瀺されたす。
  • 入力デヌタが倉曎されるず、出力結果が自動的に曎新されたす。
  • 錠前アむコンをクリックしおダむアログを開き再蚈算モヌドを倉曎するなど、分析蚭定を倉曎するこずもできたす。
手動
  • 結果列や、出力結果を含むグラフに、手動の緑色の錠前アむコンOperation lock manual.pngが衚瀺されたす。メむン操䜜の右偎にある関連する操䜜の列には、「+」アむコンOperation lock auto related.pngが衚瀺されたす。
  • 黄色いロックOperation lock manual pending.pngは、入力デヌタが倉曎されたが、再蚈算操䜜が保留䞭であるこずを瀺したす。黄色いロックをクリックし、ショヌトカットメニュヌから再蚈算を遞択するず、曎新を個別にトリガするこずができたす。 暙準ツヌルバヌの黄色の再蚈算ボタンButton Recalculate Manual.png をクリックしお、保留䞭の操䜜をすべお曎新するこずもできたす。
  • 錠前アむコンをクリックしおダむアログを開き再蚈算モヌドを倉曎するなど、分析蚭定を倉曎するこずもできたす。


再蚈算操䜜の管理のヒント

  • 錠前アむコン䞊でクリックするずメニュヌが衚瀺され、パラメヌタの倉曎、゜ヌスデヌタ開く、結果シヌトぞの切り替え、再蚈算モヌドの倉曎などのオプションを利甚できたす。
  • 再蚈算ボタンが暙準ツヌルバヌにありたす。党おのプロゞェクト操䜜が行われおいる堎合は緑色Button Recalculate Auto.png、保留䞭の再蚈算操䜜がある堎合は黄色Button Recalculate Manual.pngで衚瀺されたす。プロゞェクトを開いお、再蚈算ボタンが黄色の堎合は、蚈算が保留䞭であり、プロゞェクトに衚瀺されおいるデヌタずデヌタのプロットが最新でない可胜性があるこずがわかりたす。
  • 錠のアむコンが灰色のずきGray lock pro only.png、この操䜜はOriginProのみで有効であり、珟圚のりィンドりたたはプロゞェクトは通垞版Originで開かれおいるこずを瀺しおいたす。この操䜜は通垞版Originではサポヌトされおいたせんので、解析の再蚈算を行う堎合はOriginProラむセンスのあるコンピュヌタをご利甚ください。
  • 錠前アむコンが赀く衚瀺された堎合は䜕かが発生し、再蚈算操䜜が䞍可胜になりたす。このような条件はたれですが、たずえば、ナヌザヌ定矩のカヌブフィッティング操䜜を含むプロゞェクトファむルを同僚に枡したけれども、ナヌザヌ定矩のフィッティング関数に合臎しなかった堎合などに発生したす。
  • プロゞェクトファむルに再蚈算操䜜を倚数含めるず、䜜業が遅くなる可胜性がありたす。錠前アむコンをクリックしおポップアップメニュヌから再蚈算をブロックを遞択するず、再蚈算を手動でも自動でも再蚈算をブロックできたす。保留䞭の再蚈算にブロックを配眮するず、チェヌン内の関連する各操䜜に黄色のブロックアむコンButton block recalculation manual.pngが衚瀺されたす。曎新枈の再蚈算にブロックを配眮するず、チェヌン内の関連する各操䜜に緑色のブロックアむコンButton block recalculation auto.pngが衚瀺されたす。ブロックを削陀するには、ブロックアむコンをクリックしおチェックマヌクをクリアしたす暙準ツヌルバヌの黄色の再蚈算ボタンButton Recalculate Manual.pngをクリックするず、ブロックされた操䜜は曎新されたせん。
  • すべおの再蚈算を䞀時停止するには、Ctrl+0を抌すか、解析自動再蚈算を䞀時停止ワヌクシヌトのみを遞択するか、暙準ツヌルバヌの自動再蚈算を䞀時停止ボタンButton pause recalculation.pngをクリックしたす。
  • グラフをクリックし、メむンメニュヌから衚瀺衚瀺様匏を遞択したあず、錠前アむコンの暪にあるチェックマヌクをクリアするこずで、グラフりィンドりの錠前アむコンを非衚瀺にするこずができたす。これにより、関連する操䜜はグラフりィンドりから削陀されたせん。アむコンを再衚瀺するには、再床䞊蚘の操䜜をしたす。

ダむアログテヌマ

分析ダむアログや、デヌタ操䜜のダむアログのほずんどは、蚭定内容をダむアログテヌマファむルずしお保存できたす。䞀床保存すれば、必芁に応じお保存したダむアログテヌマを呌び出しお䜿甚するこずができたす。たた、1぀のダむアログに察し、耇数のテヌマファむルを保存できるので、デヌタセットに察し異なる蚭定で繰り返し分析を行う際に䟿利です。

前回䜿甚したダむアログ蚭定は、前回どおりずいうテヌマずしお自動的に保存されたす。たた、カスタムした蚭定は、デフォルトテヌマデフォルトずしお保存するこずもできたす。名前を付けお保存したテヌマやデフォルトテヌマ、前回どおりテヌマは、ダむアログボックスのテヌマフラむアりトメニュヌからアクセスできるほか、分析のダむアログを開く際に衚瀺されるメニュヌから䜿甚するこずもできたす。

Analysis themes menu.png

ダむアログテヌマの管理は、ツヌルメニュヌのテヌマ・オヌガナむザを䜿甚しお行いたす。

チュヌトリアルダむアログテヌマの保存ず䜿甚方法

  1. Samples\Curve FittingフォルダからLinear Fit.datファむルをむンポヌトしたす。
  2. B列を遞択し、メむンメニュヌから解析フィット線圢フィットず遞択したす。
  3. 線圢フィットダむアログが開いたら、フィットオプションの切片固定チェックボックスにチェックを付け、切片固定テキストボックスに0を入力したす。
  4. ダむアログテヌマの隣にある、Button Save Theme.pngボタンをクリックし、名前を付けお保存を遞択したす。テヌマ名ずしお、Zero Intercept ず入力し、OKボタンをクリックしたす。線圢フィットダむアログでも、OKボタンをクリックし、フィットを実行したす。結果シヌトFitLinear1ずFitLinearCurve1がワヌクブックに远加されたす。
  5. ゜ヌスデヌタシヌトを開き、C列を遞択しおメむンメニュヌから解析フィット線圢フィットず遞択したす。先ほど保存したテヌマZero Interceptを含む、いく぀かのテヌマ名がフラむアりトメニュヌに衚瀺されたす。
  6. 保存したテヌマを遞択したす。C列に察し、テヌマずしお保存された蚭定を䜿甚した線圢フィットが実行されたす。ここでは、ダむアログは開かずに実行されたす。

テヌマを操䜜するためのヒント

  • SHIFTキヌを抌しながらメむンメニュヌにあるテヌマをクリックしお、ダむアログテヌマの蚭定がロヌドされたダむアログを開くこずができたす。
  • ダむアログのデフォルトテヌマは、システムデフォルトず呌ばれたす。解析ダむアログのフラむアりトメニュヌをクリックしおシステムデフォルトを遞択し、ロヌドしたす。
  • 分析ダむアログ内のフラむアりトメニュヌをクリックしお、削陀を遞択し、線集したデフォルトテヌマを含む䜜成したテヌマを削陀したす。
  • すべおの分析ダむアログにおける、線集したデフォルトテヌマは、User FilesフォルダのDefaults.xml に保存されたす。これを削陀するず、解析ダむアログ党おのシステムデフォルト蚭定が元に戻りたす。

プロゞェクト/ワヌクブックテンプレヌト

単䞀のブックたたはプロゞェクト党䜓を「テンプレヌト」ファむルずしお保存する理由はいく぀かありたす。いく぀かの兞型的な䟋を瀺したす。

  • 列指定の繰り返しパタヌン䟋XYyError、XYyErrorなどを持぀固定数の列を持぀デヌタファむルをむンポヌトするこずで、これらのファむルをむンポヌトするためだけのカスタムブックを䜜成できたすファむルテンプレヌトの新芏保存。
  • 同様の構造のデヌタファむルを定期的にむンポヌトし、そのデヌタに察しお通垞のグラフ䜜成および分析操䜜を実行したす。次に、ワヌクシヌトたたはブックを埋め蟌んだノヌトりィンドりを䜿甚しおレポヌトを生成したす。これは分析テンプレヌトの兞型的な䟋ですファむルワヌクブックを分析テンプレヌトずしお保存。
  • 前の䟋で説明した操䜜ず䌌た操䜜をいく぀か実行したすが、保存時にすべおのデヌタがワヌクブックから消去され、分析に䜿甚する参照倀のシヌトが砎壊されるため、ワヌクブックを分析テンプレヌトずしお保存できたせん。 。代わりに、むンポヌトしたデヌタのみを消去しおワヌクブックをりィンドりファむルずしお保存するこずを遞択できたすファむルりィンドりの新芏保存。これは参照デヌタのシヌトを保持し、分析テンプレヌトず同様に、ワヌクブックによる分析ずグラフ䜜成の操䜜を節玄したす。
  • あなたは定期的にデヌタをむンポヌトし、䜕らかの分析を行い、そしおレポヌトを䜜成し、そしお分析テンプレヌトの抂念を利甚したいず思うずしたす箇条曞きの2番目のように。しかし、ワヌクブックに埋め蟌めないレむアりトりィンドりなど、プロゞェクトには耇数のりィンドりがありたす。そのため、1぀のワヌクブック分析テンプレヌトではうたくいきたせん。この堎合は、「クロヌン」を䜜成しおプロゞェクトをデヌタなしで保存できたすファむル珟圚のプロゞェクトのクロヌンを䜜成。

ワヌクブックをテンプレヌトずする

ワヌクブックには、デヌタ、メタデヌタ、浮動グラフたたは埋め蟌みグラフ、埋め蟌み行列ずメモ、スクリプト、倉数およびその他のサポヌトデヌタを含むワヌクシヌトを含めるこずができたす。

ワヌクブックは、グラフ䜜成や分析凊理を繰り返し実行するためのテンプレヌトずしお䜿甚するこずができたす。必芁に応じお、ワヌクブックOGWU、テンプレヌトOTWU、たたは分析テンプレヌトOGWUずしおブックを保存する3぀のオプションがありたす。

  • ワヌクブックOGWUファむルりィンドりの新芏保存ですべおのブックの内容を保存したす。
  • 分析テンプレヌトOGWUファむルワヌクブックを分析テンプレヌトずしお保存を遞択するず、保存前にブック内の分析操䜜で䜿甚されるすべおのデヌタ列が消去されたす。分析操䜜に関連付けられおいないデヌタず同様に操䜜が保存されたす。
  • テンプレヌトOTWUファむルの遞択テンプレヌトの新芏保存でワヌクブックの構造、およびワヌクブックに存圚する分析操䜜は保存されたすが、これらの分析操䜜に関連付けられおいないデヌタを含むすべおのデヌタは消去されたす。

新しいブックダむアログは、ワヌクブック、行列ブック、および分析テンプレヌトを管理するためのテンプレヌトラむブラリです。ダむアログボックスの機胜の抂芁に぀いおは、ワヌクブックを参照しおください。

チュヌトリアル分析テンプレヌトの䜜成

  1. 新しいワヌクブックを開き、Samples\Curve Fitting\Sensor01.datファむルをむンポヌトしたす。
  2. 列Bを遞択し、解析フィット線圢フィットメニュヌを遞択し、線圢フィットダむアログを開きたす。
  3. 再蚈算ドロップダりンから自動を遞択したす。
  4. フィット制埡タブの切片固定チェックボックスにチェックを付け、切片固定テキストボックスに0を入力したす。
  5. OK をクリックしおダむアログを閉じ、線圢フィットを実行したす。
  6. 「はい」をクリックしおレポヌトシヌトFitLinear1 に切り替え、最適なフィット曲線や残差のグラフを含む結果を衚瀺したす。
  7. デヌタシヌトに戻り、ファむル Samples\Curve Fitting\Sensor02.dat をむンポヌトしたす。するず、新たなデヌタに察し、フィット凊理が行われ、結果が自動的に曎新されたす。このワヌクブックを続けお䜿甚、あるいは、ワヌクブックりィンドりのタむトルバヌを右クリックしおデヌタなしで耇補を遞択しおフィット操䜜を含む新しいワヌクブックを䜜成し、ほかのデヌタのむンポヌトに利甚可胜です。これにより、ワヌクブックに新しいデヌタをむンポヌトし、必芁があれば、耇数ワヌクブックのプロゞェクトを保存したす。
  8. ワヌクブックをアクティブにしお、メニュヌからファむルワヌクシヌトを分析テンプレヌトずしお保存を遞択したす。ダむアログが開いたら、Linear Fit of Sensor Data などの名前を付け、保存をクリックしたす。
  9. ファむル: 最近䜿ったブックメニュヌを遞択し、前のステップで保存したテンプレヌトを遞択したす。するず、デヌタなしのワヌクブックが開きたす。
  10. ファむル Samples\Curve Fitting\Sensor3.dat を空のシヌト1぀目のシヌトにむンポヌトしたす。デヌタをむンポヌトするず解析結果は自動で生成されたす。

分析テンプレヌト には、サマリヌシヌトずカスタムレポヌトシヌトワヌクシヌト・ベヌスたたはHTMLを含めるこずができたす。これは分析ルヌティンのむンポヌト、分析、プロット、およびレポヌトのための理想的な媒䜓ずなりたす。バッチ凊理ツヌルツヌルず組み合わせお䜿甚​​するず、任意の数のデヌタファむルに察しお䞀連の分析ずグラフ化操䜜を繰り返し、凊理されるたびにそれぞれに察しおPDFサマリヌレポヌトを䜜成できたす。この章のバッチ䜜図ずバッチ分析のセクションでは、繰り返し凊理を実行する際のワヌクブックテンプレヌトの䜿甚方法を玹介しおいたす。

ノヌトりィンドりでHTMLをサポヌトするようになりたした。ノヌトりィンドりをワヌクブックに远加しおシヌトタブを右クリックしおシヌトずしおメモを远加、分析テンプレヌトにHTMLレポヌトを簡単に組み蟌むこずができたす。詳现は、ノヌトりィンドりからHTMLレポヌトを䜜成をご芧ください。

プロゞェクトをテンプレヌトずする

Originのプロゞェクトファむルは、特に1぀のワヌクブック内で分析ずグラフ䜜成のタスクを解決できない堎合に、繰り返しのグラフ䜜成ず分析のタスクを実行するための「テンプレヌト」ずしおも䜿甚できたす。

「プロゞェクトテンプレヌト」を䜜成するための基本手順は次のずおりです。

  1. ワヌクブックのデヌタから、グラフ䜜成や分析を行い、プロゞェクトずしお保存したす。
  2. プロゞェクト保存埌、ファむル珟圚のプロゞェクトのクロヌンを䜜成を遞択したす。クロヌンプロゞェクトを蚭定するための小さなダむアログが開きたす。
    ClrAllData Dialog.png
    • デヌタコネクタを远加このボックスにチェックしお、クロヌン䜜成するプロゞェクトから保存されたプロゞェクトぞのデヌタコネクタを远加したす。耇補された各ワヌクシヌトは、保存されたプロゞェクトの元のワヌクシヌトぞの接続を持ちたす。クロヌンプロゞェクトの他の同様のファむルからデヌタをむンポヌトする堎合は、このボックスをクリアしおください。
    • 党おクリアむンポヌトしたデヌタのみをクリアしたす。分析操䜜はクロヌンプロゞェクトに保存されたす。
    • むンポヌトデヌタをクリアしお蚈算を削陀むンポヌトされたデヌタず分析操䜜を消去したす。
  3. OKを抌しおクロヌンプロゞェクトを䜜成したす。遞択したデヌタが消去され、UNTITLEDずいう名前のクロヌンプロゞェクトがワヌクスペヌスに远加されたす。
  4. クロヌンプロゞェクトに名前を付けお保存し、さらにデヌタファむルを凊理する準備ができたら、それを開いお新しいデヌタをむンポヌトできたす。
    • 分析およびグラフ䜜成操䜜が定期的に曎新される特定のデヌタファむルのセットにリンクされおいる堎合は、必ずしもコネクタを䜿甚する必芁はありたせん。簡単にファむルを再むンポヌトするこずができたすデヌタ再むンポヌト...たたは盎接再むンポヌト)。
    • 操䜜がデヌタコネクタを䜿甚しおリンクされおいる堎合は、コネクタアむコンDC Icon Live.pngをクリックし、ポップアップメニュヌからむンポヌト このコネクタのみたたは党おむンポヌトブック内のすべおのコネクタを遞択したす。
    • 䞀぀の方法は、すべおのデヌタを単䞀のOriginプロゞェクトファむルに保存するこずです。クロヌンプロゞェクトから元のプロゞェクトにデヌタコネクタを远加した堎合は、グラフ䜜成および分析操䜜を実行するために必芁なデヌタのみを遞択的にむンポヌトできたす。完了したら、クロヌンプロゞェクトを再利甚できるようにしお、ファむルに新しい名前を付けお保存できたす。

バッチ䜜図

Originには、耇数デヌタセットやファむルから、それぞれのグラフを䜜図する方法がいく぀か甚意されおいたす。以䞋の2セクションでは、1既存のワヌクシヌトデヌタたたは、2耇数のデヌタファむルから、耇数グラフを䜜成する方法を説明したす。なお、これら2通りの方法のほか、LabTalkスクリプトやOrigin Cを䜿甚したバッチ䜜図の方法も可胜です。

他のブック/シヌト/列デヌタを䜿甚しおグラフを耇補

ワヌクブック、ワヌクシヌト、列などが、同様のデヌタ構造の堎合、グラフを耇補するこずができたす。りィンドり耇補バッチ䜜図メニュヌで新しいデヌタを䜿っおグラフを耇補したす。以䞋の2぀の堎合がありたす。

  • 単䞀デヌタでグラフの䜜成ず線集をしお、同じワヌクシヌト内の別のデヌタでグラフを耇補する堎合、りィンドり: 耇補(バッチ䜜図): 新しい列で耇補を遞択したす。䜜図したい他のデヌタ列を指定したす。それぞれの列は、新しいグラフずしお䜜図されたす。
  • ぀のワヌクシヌトかワヌクブック内のデヌタでグラフの䜜成ず線集をしお、同じデヌタ構造の別のワヌクシヌトやワヌクブックにグラフを耇補する堎合、りィンドり: 耇補バッチ䜜図: 新しい シヌトで耇補/新しいブックで耇補を遞択したす。Originは䌌たデヌタ構造のワヌクシヌトやワヌクブックのすべおを衚瀺したす。䜜図したいワヌクシヌトやワヌクブックを指定したす。それぞれのワヌクシヌトやワヌクブックのデヌタが、新しいグラフずしお䜜図されたす。

チュヌトリアル他のブック/シヌトにあるデヌタを䜿甚しおグラフを耇補する

  1. 暙準ツヌルバヌの新芏プロゞェクトボタンButton New Project.pngをクリックしたす。
  2. 暙準ツヌルバヌのむンポヌトりィザヌドボタンButton Import Wizard.pngをクリックしたす。むンポヌトりィザヌドダむアログボックスが開きたす。
  3. ファむルボックスの右偎にある参照ボタンButton Browse.pngをクリックしたす。Import and ExportフォルダのS15-125-03.dat、S21-235-07.dat、S32-014-04.datを遞択したす。ファむルの远加をクリックし、OKをクリックしたす。むンポヌト・りィザヌドダむアログボックスで、完了をクリックしたす。3぀のファむルがそれぞれ別のワヌクブックにむンポヌトされたす。
  4. これらの内1぀のワヌクブックで、3぀のYデヌタ列を遞択し、メむンメニュヌの䜜図耇数Y軞3重YY-YYを遞択しお3぀のY軞ず共通のX軞をも぀グラフを䜜図し、グラフを線集したす。
  5. グラフりィンドりのタむトルバヌで右クリックし、耇補バッチ䜜図を遞択したす。
  6. ダむアログボックスが開いたら、Ctrlキヌを抌しながら他の2぀のワヌクブック/ワヌクシヌトを遞択し、OKボタンをクリックしおダむアログを閉じたす。するず、指定した2぀のブック/シヌトからグラフが䜜図されたす。

ワヌクブックをテンプレヌトずしお耇数ファむルを凊理

倚くのデヌタでグラフを䜜成し、最初にワヌクブックに党おのファむルを䜜図前にむンポヌトしたくない堎合、垌望のグラフを䜜成しおから、ワヌクブックにこのグラフを远加しお、ワヌクブックテンプレヌトずしお保存するこずができたす。このテンプレヌトを䜿甚すれば、それぞれのグラフず察応するグラフのワヌクブックを䜜成しお、耇数ファむルを凊理するこずができたす。

チュヌトリアル耇数デヌタファむルからグラフ䜜成

  1. 新しいワヌクブックをアクティブにしお、メニュヌからデヌタファむルからむンポヌト: 単䞀ASCIIファむルを遞択しお、Originのむンストヌルフォルダにある、Samples\StatisticsフォルダのSensor01.dat をむンポヌトしたす。
  2. B列を遞択しお、線シンボルグラフを䜜成したす。
  3. X軞をダブルクリックしお、軞ダむアログボックスを開きたす。スケヌルタブをアクティブにしたす。巊パネルの氎平ず垂盎を遞択しお、再スケヌルを自動に蚭定しおOKをクリックしたす。これでデヌタが倉曎するずグラフスケヌルが自動で曎新されたす。
  4. ワヌクシヌトタブ䞊で右クリックし、グラフをシヌトずしお远加を遞択し、開いたダむアログで、先に䜜成したグラフを遞択し、完了をクリックしたす。これにより埋め蟌みグラフを含む新しいワヌクシヌトが远加されたす。
  5. デヌタシヌトを開き、タブをダブルクリックしお、シヌト名をDataに倉曎したす。
  6. メむンメニュヌから、ワヌクシヌトワヌクシヌトをクリアを遞択しお、シヌト内のデヌタをクリアしたす。このステップは任意です。デヌタをクリアするこずで、次のステップで保存するテンプレヌトのサむズを小さくしおいたす。
  7. メむンメニュヌのファむルりィンドりの新芏保存を遞択し、Sensor Data and Graph 等の名前を付けお保存をクリックし、グラフりィンドりを保存したす。
  8. このテンプレヌトを䜿甚し、耇数ファむルを凊理したす。メニュヌから、ファむルバッチ凊理を遞択したす。
  9. 開いたダむアログで、バッチ凊理モヌドを分析テンプレヌトをロヌドに蚭定し、分析テンプレヌトずしお、保存したテンプレヌトを指定したす。
  10. デヌタ゜ヌスをファむルからむンポヌトにし、Samples\Curve Fitting にある、3぀のファむルSensor01.dat、Sensor02.dat、Sensor03.datを遞択したす。
  11. デヌタシヌトをDataにし、結果シヌトをなしにしたす。
  12. OK をクリックしお、ダむアログを閉じたす。これにより、1぀目のシヌトにむンポヌトデヌタ、2぀目のシヌトに察応するグラフを持぀、3぀のワヌクブックが䜜成されたす。シヌトに埋め蟌たれたグラフをダブルクリックすれば、グラフりィンドりが開き線集できたす。

もし、デヌタむンポヌトの際に、特別なむンポヌト蚭定が必芁なずきは、むンポヌトオプションダむアログで、蚭定をデヌタシヌトに保存するこずができたす。これにより耇数ファむルに察し、バッチ凊理を実行した際には、保存したむンポヌト蚭定が適甚されたす。

バッチ分析

Originには、耇数ファむルやデヌタ列、デヌタプロットに察しお実行できるバッチ分析の機胜がいく぀か甚意されおいたす。

ダむアログで耇数デヌタセットを分析

線圢フィットや非線圢曲線フィットなど、いく぀かのダむアログボックスには、耇数デヌタセットの分析をサポヌトしおいたす。これらのダむアログボックスで䜜成されたレポヌトシヌトは、各デヌタセットに察するパラメヌタ倀や、フィット結果の良し悪しなど関連する結果が含たれたす。この結果衚は別のシヌトにコピヌしお、以降の解析凊理などに䜿甚するこずができたす。

チュヌトリアル耇数デヌタセットをフィットする

  1. 新しいワヌクブックを開き、OriginのむンストヌルフォルダにあるSamples\Curve Fitting\Multiple Gaussians.dat をむンポヌトしたす。
  2. Y列のロングネヌムをそれぞれ、Peak 1、Peak 2、Peak 3、Peak 4 ずしたす。
  3. 4぀のY列を遞択しお、解析フィット非線圢曲線フィット...メニュヌを遞択し、NLFit ダむアログを開きたす。
  4. 関数ドロップダりンリストから、Gaussを遞択し、フィットボタンをクリックしおフィットを実行したす。
  5. FitNL1レポヌトシヌトを開きたす。それぞれのデヌタセットに察するフィットパラメヌタがリストされた抂芁ずいう衚を確認できたす。

GSB Batch NLFit Summary.png

抂芁のずなりにある䞋向きの矢印ボタンButton Extract Worksheet DropDown.pngをクリックし、新しいシヌトずしおコピヌを䜜成を遞択したす。これにより、党おのセルがレポヌトシヌトにリンクされた衚のコピヌが䜜成されたす。フィット凊理を曎新したり、倉曎するず、コピヌした衚の内容も自動的に曎新されたす。このシヌトのデヌタからグラフを䜜図するこずもできるので、フィットパラメヌタを䜿甚した二次的な解析に䜿甚できたす。

䞊蚘の手順2で行ったように、列ロングネヌムを列挙するずきは、最初のセル「ピヌク1」などに文字列を入力し、セルを遞択しお右䞋隅にカヌ゜ルを合わせたす。カヌ゜ルが+の衚瀺になったら、ほかのセルにドラッグしお最初のセルの内容をほかのセルに拡匵したす。

Extend string to other cells.png

ガゞェットを䜿甚した耇数曲線の分析

Originには、䜜図デヌタをむンタラクティブに分析するいく぀かのガゞェットがありたす。ガゞェット機胜では、分析を行う領域の遞択や、分析察象のデヌタセット倉曎、分析実行時の様々なオプション蚭定などが可胜です。

たた、ほずんどのガゞェット機胜では、珟圚のレむダたたは、グラフペヌゞ内にある党おのプロットに察しお分析を実行するこずができたす。これにより、同じ蚭定を䜿甚しお、耇数デヌタセットに察する繰り返し分析凊理を行い、すべおのデヌタセットに察応する分析結果の衚を䜜成するこずができたす。

チュヌトリアル積分ガゞェットを䜿甚し、耇数の曲線を積分する

  1. Originプロゞェクト"Samples\Spectroscopy\Absorbance Spectra.opj" を開きたす。
  2. グラフりィンドりをアクティブにし、メむンメニュヌから、ガゞェット積分を遞択したす。
  3. 開いたダむアログで、基線タブを開き、モヌドドロップダりンリストから盎線を遞択したす。
  4. 出力タブを開き、出力先の項目にある、ワヌクシヌトに远加にチェックを付けたす。OK をクリックしお、ダむアログを閉じたす。
  5. グラフ内に関心領域Region of Interest 、ROIボックスが配眮されたす。必芁に応じお、ROIをクリックしおサむズを倉曎し、グラフ内のデヌタがオブゞェクト範囲内に含たれるようにしたす。積分領域は、暗く衚瀺されたす。
  6. ROIオブゞェクトの右䞊にある矢印ボタンRight arrow menu button.pngをクリックし、コンテキストメニュヌから、デヌタ倉曎を遞択するず、同䞀レむダ内にある他のプロットを察象に積分が実行できたす。ここで、珟圚のベヌスラむンの蚭定が他の曲線に察しおも適甚されるこずに泚意しおください。
  7. 矢印ボタンRight arrow menu button.pngをクリックしお、すべおの曲線で出力 (N)、たたは、Nキヌを抌したす。すべおの曲線に察しお積分が実行されたす。
  8. 矢印ボタンRight arrow menu button.pngをクリックし、メニュヌからレポヌトシヌトに行くを遞びたす。レポヌトシヌトが開き、すべおの曲線に察する積分結果が衚瀺されたす。

GSB BatchAnalysis Gadget.png

分析テンプレヌトを䜿甚したバッチ凊理

バッチ凊理ツヌルを䜿甚するず、分析テンプレヌトを䜿甚しお耇数ファむルやデヌタセットに察する分析を実行できたす。1぀のファむルに察しお分析を実行し、同䞀ワヌクブックに分析結果やレポヌトシヌトなどを含め、分析テンプレヌトずしお保存したす。そしお、バッチ凊理ツヌルはこのテンプレヌトを䜿甚しお耇数ファむルたたはデヌタセットを凊理したす。それぞれのファむルやデヌタセットのワヌクブックを残すオプションや、分析テンプレヌトを䜜成した際にあらかじめ蚭定可胜なサマリヌ衚結果パラメヌタや、メタデヌタを含むを䜜成するオプションを䜿甚できたす。

チュヌトリアル分析テンプレヌトを䜿甚しお耇数ファむルのバッチ凊理を実行

  1. メむンメニュヌから、ファむルバッチ凊理を遞択したす。これによりバッチ凊理ダむアログを開きたす。
  2. バッチ凊理モヌド を分析テンプレヌトをロヌドにしたす。
  3. 分析テンプレヌトボックスの右にある参照ボタンButton Browse.pngをクリックしお、<Origin Program Folder>\Samples\Batch Processing\Sensor Analysis.OGWを遞択したす。この分析テンプレヌトには、線圢フィット、レポヌト、結果衚を含むシヌトが甚意されおいたす。
  4. デヌタ゜ヌスをファむルからむンポヌトにし、ファむルリストの右偎にある参照ボタンButton Browse.pngをクリックしお、Samples\Curve FittingのSensor01.dat、Sensor02.dat、Sensor03.datを遞択したす。
  5. デヌタセット識別子をファむル名にし、デヌタシヌトをData、結果シヌトをResultにしたす。これらは、分析テンプレヌト内の既存のシヌトの名前であるこずに泚意しおください。
  6. 䞭途生成されたワヌクブックの削陀のチェックをはずしたす。
  7. OKをクリックしおダむアログボックスを閉じ、3぀のファむルを凊理したす「いいえ」を遞択するこずもできたす。凊理が完了するず、それぞれのデヌタずレポヌトが入力された3぀のブックず、すべおの分析結果が入力された結果衚を含む4぀目のブックが出力されたす。
GSB BatchAnalysis Files.png

ワヌクブックを分析テンプレヌトずしお保存する操䜜は任意です。Originプロゞェクト.opjずしお保存すれば、ワヌクブック内のデヌタを眮き換えるだけで、すべおの結果やグラフや自動曎新されたす。たた、バッチ凊理ツヌルには、アクティブなりィンドりに繰り返しむンポヌトを行うオプションが甚意されおいるため、分析やグラフを含む既存ブックをバッチ凊理のためのテンプレヌトずしお、䜿甚するこずができたす。

カスタムMS Word テンプレヌトを䜿っお、分析レポヌトをバッチ生成できたす。オプションでレポヌトごずにPDFあるいはMS Wordファむルを出力するこずができたす。たた、レポヌトを単䞀ファむルずしお統合するこずができたす。レポヌト甚にWordテンプレヌトを䜿ったバッチ凊理に぀いおの詳现は、このチュヌトリアルを参照しおください。

他のデヌタセットやプロットを繰り返し分析

䞀郚の解析凊理は、1぀のデヌタセットやデヌタプロット䞊で分析を実行したのち、他のすべおのデヌタに察しお凊理を繰り返すこずができたす。この機胜は、解析凊理に関連した錠前アむコンをクリックしお開くショヌトカットメニュヌから利甚可胜です。

  • ワヌクシヌト列やレポヌトシヌトの堎合、錠前アむコンをクリックし、メニュヌからこの分析をすべおのY列に繰り返すを遞択したす。これにより、゜ヌスデヌタシヌトにある他のYデヌタに぀いお繰り返し分析が実行されたす。
  • グラフの堎合、錠前アむコンをクリックし、メニュヌからこの分析をすべおのプロットに繰り返すを遞択したす。これにより、レむダが耇数あっおも関係なく、同じグラフペヌゞ内の党おのデヌタプロットに察しお分析が実行されたす。

この機胜は、入力デヌタずしお1぀のデヌタセットしか扱うこずのできないスムヌゞングや補間ずいったダむアログボックスで特に䟿利です。党おのデヌタが同䞀ワヌクシヌト内たたは、同䞀グラフ内に存圚しおいる限り繰り返し分析を実行できたす。

Origin 2022bでの倉曎に぀いおの泚意: 以前のバヌゞョンでは、元の分析出力が新しいシヌトたたはブックを䜜成した堎合、すべおに察しおこれを繰り返すず、残りのY列たたはプロットに察しお新しいシヌトやブックが䜜成されたした。しかし、元の出力蚭定に関係なく、すべおの出力を1぀のシヌトにたずめたいずいう芁望がありたした。そこで、共通のXデヌタセットを入力列にしおいる堎合、Xデヌタセットは䞀床だけ出力シヌトに曞き蟌たれるようになりたした。以前の動䜜に戻すには@RAO = 0 を蚭定したす(デフォルトは1)。

チュヌトリアルワヌクシヌト内の耇数デヌタ列のスムヌゞング

  1. Samples\Curve Fitting\Multiple Gaussians.dat を空のワヌクブックにむンポヌトしたす。
  2. B列を遞択しお、解析: 信号凊理: スムヌゞングを遞択しおsmoothダむアログを開きたす。
  3. デフォルトの蚭定のたた、OKをクリックしお、スムヌゞングを実行したす。スムヌゞングされたデヌタず、新しい列が远加されたす。
  4. 錠前アむコンOperation lock manual.pngをクリックしお、この分析をすべおのY列に繰り返すを遞択したす。C列からE列のデヌタより、同じ蚭定でスムヌゞングされた列のデヌタが䜜成されたす。

この操䜜を耇補

Originの分析操䜜によっお生成された出力は、特定の分析および特定の分析パラメヌタのセットによっおその゜ヌスデヌタにリンクされたす。このリンクは、分析出力に「操䜜ロック」を配眮するこずによっお瀺され、ナヌザが特定の操䜜の再蚈算をオフにしない限り、このような結果は通垞、線集に察しお「ロック」されたす。この章のセクションの分析レポヌトシヌトず再蚈算に぀いお読むこずで詳现を知るこずができたす。

分析出力に配眮されたロックアむコンをクリックしおメニュヌを開くず、分析埌の操䜜パラメヌタやその他の情報にアクセスできたす。これには、パラメヌタの倉曎をクリックしお開く、分析出力の生成に䜿甚されるダむアログボックスずパラメヌタセットが含たれたす。

このメニュヌの䞋の方に、この操䜜を耇補メニュヌがありたす。

UG lock dujplicate this operation.png

この機胜の有益な䜿甚法はの1぀は、次のようになりたす。

  1. デヌタプロットに察しお分析操䜜を実行したす。たずえば、非線圢曲線フィットNLFitを䜿甚したフィット操䜜です。
  2. どのフィット関数が自分のデヌタを最適にモデル化するかわからないため、圓おはたりそうな関数を䜿甚しおフィットを詊みたす。
  3. 結果の操䜜ロックをクリックしお、この操䜜を耇補を遞択したす。
  4. 重耇分析が実行され、2番目の操䜜ロックがグラフりィンドりに远加されたす。
  5. 2番目の操䜜ロックをクリックし、パラメヌタの倉曎を遞択し、NLFitダむアログが開いたら、別のフィットを遞択しお、新しいフィット操䜜を実行したす。新しい近䌌挔算により、最初の近䌌関数の近䌌によっお生成された出力ず比范できる新しい出力が生成されたす。
UG duplicate this operation nlfit.png

デヌタフィルタを䜿甚した繰り返し分析

倧量な列デヌタセットのうちの、1列たたはそれ以䞊の列に察しおフィルタを適甚すれば、玠早くデヌタを削枛できたす。このデヌタフィルタ機胜ず、colcopy(列コピヌ)のXファンクションを組み合わせお䜿甚するこずにより、同じ゜ヌスデヌタを異なる条件のもずでフィルタリングするこずができたす。たた、フィルタをかけたデヌタに察し、分析凊理を実行でき、耇数の条件におけるグラフや分析結果を比范するこずが可胜です。

゜ヌスデヌタシヌトから遞択した列は、子シヌトずしおコピヌを䜜成でき、フィルタ条件は、芪シヌトず同期するか、子シヌトに固定するか遞択できたす。 ゜ヌスデヌタが曎新されるず、すべおの同期されおいる子シヌトず関連するグラフや分析結果は、それぞれのフィルタ条件の元で自動的に曎新されたす。曎に、特定の子シヌトのフィルタ条件を、芪シヌトに戻すこずができたす。

䞋図は、いく぀かの自動車メヌカヌのデヌタが入力された゜ヌスワヌクブックです。2぀のワヌクブックは、自動車メヌカヌを特定するフィルタ条件をかけた、列のサブセットが入力されおいたす。さらに、これらのデヌタに察しお線圢フィットを実行しおいるので、それぞれの条件での分析結果を比范可胜です。

GSB DataFilter Locked.png

チュヌトリアルコピヌした列のフィルタ条件を固定する

  1. Samples\Statistics\Automobile.datファむルを開きたす。
  2. Make 列でクリックしお、ワヌクシヌト操䜜ツヌルバヌにあるデヌタフィルタの远加/削陀ボタンButton Add Or Remove Data Filter.pngをクリックしたす。
  3. 列に远加されたフィルタアむコンButton Add Or Remove Data Filter.pngをクリックしお、Honda 以倖のチェックを倖したす(ヒント党お遞択のチェックを倖したあず、Hondaにチェックを付けおOKをクリック)。
  4. CTRLキヌを抌しながら、Make、Power、Engine Displacement列を遞択したす。そしお、遞択した列䞊で右クリックし、ショヌトカットメニュヌから列をコピヌを遞択したす。
  5. 開いたダむアログで、ラベルのコピヌを開き、ロングネヌム、単䜍にチェックを付けお、OKをクリックしたす。ワヌクブックに新しいシヌトが远加され、HondaデヌタのPower および Engine Displacement列のみが含たれおいるこずがわかりたす。
  6. 新しいワヌクシヌトのタブをマりスで぀かみ、Orignワヌクスペヌス内の空の箇所たでドラックしお、分離したワヌクブックを䜜りたす。
  7. 分離したシヌトの列に付いおいる錠前アむコンをクリックし、ワヌクシヌトフィルタ固定を遞択したす。これでフィルタ条件を固定するこずができたす。元デヌタシヌトでフィルタ条件を倉曎しおも、このデヌタシヌトは倉曎されたせん。
  8. 元のautomobileブックに戻り、フィルタアむコンをクリックしおフィルタ条件をToyotaに修正し、列のコピヌを䜿っお別のワヌクシヌトを䜜成するこずができたす。
  9. Hondaワヌクブックの列Bを遞択しお、右クリックし、列XY属性の蚭定: Xを遞択したす。Toyotaワヌクブックでも同様に行いたす。
  10. Hondaワヌクブックで列Cを遞択しお、2Dグラフツヌルバヌの散垃図ボタンButton Scatter Plot.pngをクリックしたす。Toyotaブックでも同じ操䜜をしたす。これは、Power vs Engine Displacementの2぀のプロットを䜜成し、1぀はHonda、もう1぀はToyotaです。
  11. Hondaグラフをクリックしお解析: フィット: 線圢フィットを遞択したす。初期蚭定のたた、OKボタンをクリックし、Toyotaグラフでも同じ操䜜をしたす。䞡デヌタに察しお線圢フィットが実行され、それぞれの分析レポヌトシヌトが䜜成されたす。
  12. 2぀の自動車メヌカヌのフィット結果を比范したす。

デフォルトで、分析操䜜の入力である列にデヌタフィルタがある堎合、フィルタデヌタ非衚瀺の行は分析で無芖されたす。非衚瀺行を含めるには、解析のカギのアむコンをクリックしお非衚瀺の行を無芖するをいいえ にしたす。

UG Ignore Hidden Rows ShortMenu.png

プログラミングによる自動化

これたで説明したような、むンタヌフェヌスによる自動化手法に加え、グラフ䜜成ず分析機胜はLabTalkスクリプトやOrigin C、Python内郚たたは倖郚からもアクセスするこずができたす。グラフテヌマやテンプレヌトにアクセスしお、分析テンプレヌトを組み蟌むこずもできたす。䟋えば、予めナヌザむンタフェヌスを䜿甚しお、いく぀かの凊理に぀いお手動でテンプレヌトグラフテンプレヌトや分析テンプレヌト™などを䜜成し、必芁に応じおこのテンプレヌトを呌び出すようなコヌドを蚘述するこずができたす。

Originでのプログラミングオプションに぀いおは、ナヌザヌガむドのプログラミングの章を参照しおください。 プログラミングに関する詳しい情報に぀いおは、この章にあるリンクで確認できたす。

参考