FAQ-992 どのようにして私の軸の目盛りラベルにUnicodeの "本物の"マイナス記号を使用できますか?

最終更新日:2022/3/24


Origin 2022b以降、プログラムフォルダに保存されているシステムテンプレートから作成される全てのグラフは、Unicodeのマイナス記号(長いマイナス記号)を使用します。


FAQ-992 Axis tab defaults 2022b.png

Origin 2022以前のバージョンのようにハイフンマイナスを使用する場合、システムテンプレートを使用してグラフを作成する前に、システム変数@TNA = 2 の設定します。システム変数の値を変更する方法は、このFAQを参照してください。

Origin 2021以降、環境設定オプションタブの指数:1x10^3の表示のデフォルト設定は、「小文字のx」の乗算記号を使用するように設定されています。

FAQ-992 Options Axis tab.png

バージョン2019~2022をお使いの場合

これらのバージョンでは、ハイフンマイナス(-)が、数学的な「マイナス」記号を表すためにデフォルトで使用されます。長いマイナス記号を使用する場合は、page.longminusプロパティを使ってハイフンマイナスの代わりにUnicodeの長いマイナスを使用できます。

  1. メインメニューから、ウィンドウ:スクリプトウィンドウをクリックします。
  2. グラフがアクティブであることを確認してから、スクリプトウィンドウに次のように入力(またはコピー/貼り付け)して、Enterキーを押します。
page.longminus=1


Note: Originのバージョン2019~2020bでは、longminus = 1 に設定することで「小文字のx」の乗算記号も有効になります。

キーワード: 目盛ラベル、Unicodeの本物のマイナス、引き算、掛け算、工学、科学、べき乗、指数