modify-tooltips-on-data-plots-in-graph
最終更新日:2021/7/13
Origin 2017から、グラフウィンドウのデータプロットにマウスを置くと表示されるデータプロットツールチップが導入されました。プロットツールチップは、基本的なもので、元のブック、シート、および座標データセットをレポートします。プロットツールチップはカスタマイズすることはできません。
Origin 2019からは、多くの2Dグラフ、3D散布図、XYY棒、XYZ棒グラフにおいて2番目のツールチップがあります。これをデータポイントツールチップと呼び、プロットツールチップと区別します。データポイントツールチップは高度なカスタマイズが可能です。
2タイプのツールチップをサポートする2Dグラフでは、ツールチップを右クリックしてショートカットメニューから選択することで、表示するツールチップを切り替えることができます。
Origin 2021以降、このページレベルのミニツールバーボタンをクリックすると、ツールチップの種類を切り替えることができます。
LabTalkシステム変数@PTおよび@ PTIの値を変更することによって、データプロットおよびデータポイントツールチップの表示を選択的に制御できます。
@PT=0; //データプロットとデータポイントツールチップの両方を無効にする @PT=1; //2Dグラフ用のデータプロットツールチップを有効にする @PT=3; //2Dグラフと3D OpenGLグラフ用のデータプロットツールチップを有効にする(初期設定) @PTI=0; //データポイントツールチップのみを無効にする @PTI=1; //データポイントのツールチップを有効にする(初期設定)
また、システム変数@TDTを使用してツールチップの透明度を変更することもできます。たとえば、イメージを表示するようにデータポイントのヒントを変更した場合などです。@TDTはデフォルトで220に設定されています。透明度を上げるには値を下げ、透明度を無効にするには255に設定します。
キーワード:データポイント、データリーダー、データ情報、探索的、透明、透明性