Change-Size-of-TextLabels
最終更新:2019/01/08
複数のグラフを統合するなどのレイヤをリサイズして、テキストラベルのフォントサイズを変更したい場合
正確なサイズにページを変更するなどページサイズをリサイズして、フォントサイズをそれに合わせて修正する場合
ページサイズを変更した際のフォントサイズの修正セクションの2つをご覧ください。
デフォルトでは、レイヤの大きさを変更したり、複数グラフを統合すると、軸タイトルやラベル、凡例を含むすべてのテキストサイズが変更されます。テキストラベルを選択したとき、正確なフォントサイズが書式ツールバーに表示されますが、ステータスバーの左側に実際のサイズとして異なる値が表示されます。これは、レイヤレベルの作図の詳細ダイアログのレイヤ表示方法タブでスケーリングの設定がレイヤ枠でスケールに設定されており、すべてのテキストラベルがレイヤに接続しているのが理由です。これを固定倍率に変更し、値を1にすると、フォントサイズが固定され、設定したサイズがそのまま表示されます。
グラフ操作:固定倍率を選びます。開いたダイアログに値を入力します。
すると、新しいグラフを作成したときにこのシステムテーマが自動で適用されます。なお、デフォルトで、システムテーマは2Dグラフにしか適用されないので注意してください。
目盛ラベルなどはレイヤに合わせて調整し、軸タイトルなどの一部のテキストラベルのみフォントサイズを固定したい場合を考えます。
Origin 2018bではページのリサイズ機能の挙動が変更され、あるしきい値を超えて(作図詳細ダイアログ内の印刷タブで)ページのリサイズを行うと、テキストラベルのフォントについてもリサイズが行われます。このしきい値を管理するには、システム変数 @PSMを利用します。デフォルトの値は20です。これは、20%以下のサイズ変更ならばフォントのリスケールを行わないということを意味しています。ただし、ページサイズを大幅に変更した場合は、グラフの外観を維持するためにテキストのサイズが変更されます。
ここまでで述べた3つの方法でページサイズを変更するには、自動再ケール機能を停止する必要があります。
キーボード:フォントサイズ, サイズ変更, 固定倍率, テーマオーガナイザ, ページサイズ