FAQ-869 なぜエクスポートされたグラフの線がギザギザなのでしょうか?

最終更新日: 2019/1/3

Originは、グラフ内の線を滑らかに表示するためのアンチエイリアス機能をサポートしています。しかし、このアンチエイリアス機能がエクスポートの際にオフになってしまうことがあります。

2Dグラフをエクスポートする場合
  • 2Dグラフをラスター画像 (JPG、PNG、PCX、BMP、PSD、GIF、TIFFなど)としてエクスポートする場合
エクスポートされたグラフのアンチエイリアス状態は、グラフ内の線に対してアンチエイリアスを有効にするかどうかによって決まります。例えば、2Dグラフの線を滑らかにしてTIFF画像としてエクスポートしたい場合、Originの2Dグラフに対してアンチエイリアシングの有効/無効をボタンButton Enable Anti-Aliasing.pngをクリックして、エクスポートを実行します。
  • 2Dグラフをベクター画像 (WMF、EMF、DXF、EPSなど)としてエクスポートする場合
アンチエイリアスが無効でも、エクスポートされたグラフの品質は十分です。一方、アンチエイリアスを有効にすると、画質はほとんど向上しませんが、サイズは著しく増加します。グラフ上でアンチエイリアシングをオンにするかどうかにかかわらず、ベクタータイプをエクスポートするときはアンチエイリアシングをオフにします。
Note:.ベクター画像にエクスポートするときにアンチエイリアシングを有効にする場合には、システム変数の設定ダイアログも使用できます。メニューから環境設定:システム変数を選択してダイアログを開きます。EAA を 1に設定します。
3D OpenGLグラフをエクスポートする場合

3Dグラフの場合、ラスター、ベクター画像のエクスポートどちらであってもアンチエイリアシングは有効になります。


キーワード:アンチエイリアシング, 線のステップ, ギザギザ