システム変数の設定ダイアログボックス

システム変数の設定ダイアログを使用し、新規のシステム変数をデフォルトに設定します。

Set System Variables Dialog.png

システム変数を設定ダイアログ

ダイアログの上部パネル内にシステム変数を入力します(上図参照)。下部パネルは該当するヒントを表示します。。

  • システム変数の追加:
    上部表を右クリックし、新規をコンテキストメニューから選ぶと新規行が追加されます。変数列にシステム変数の名前を入力します。(大文字・小文字は関係ありません。@は使わないでください。)その値は値列に表示されます。ただし、緑か黒の変数のみ編集できます。


  • システム変数の消去:
    表からシステム変数を削除するには変数列を右クリックし、該当する行を消すために削除を選択します。
  • ヒント:
    1. システム変数リスト:システム変数リストへのリンクをご利用ください。
    2. →デフォルト値からの読み込み/書き込みが可能;→変更値からの読み込み/書き込みが可能;→値が存在しない;→変数は読み込みのみ可能;→内部使用のみただし、ダイアログを一度閉じてから開きなおすと表には黒と緑の変数のみが表示されます。

SystemVariables.ogs

値を変更した後にOKをクリックすると、値はユーザファイルフォルダ内のSystemVariables.ogsファイルに更新されます。システム変数はこのSystemVariables.ogsファイル内で直接編集することも可能です。これらの変更はOriginを再起動すると適用されます。

以下に示すダイアログのシステム変数を追加:

Set System Variables Dialog Example.png

OKをクリックします。SystemVariables.ogsのコンテンツは次のように更新されます。

//システム変数のカスタマイズ //2011-10-24 03:41 PMのOriginLabによる   [Main] @u = 0;//印刷用の基線なしテキスト @a = 1;//角度単位 = degree

この中では変更可能な変数のみ("a"と"u")が記されています。他の"d"のような変数は変更できません。

LabTalkスクリプトでシステム変数を追加と設定

run -ocコマンドと add_sys_vars OC関数を使って、システム変数とそれらの値をSystemVariables.ogs ファイルに書き込むことができます。

-oc add_sys_vars var value; run -oc add_sys_vars var1|var2 value1|value2を実行します。

例えば、

-oc add_sys_vars RCN 0を実行します。

システム変数@RCNシステム変数の設定ダイアログボックスに加えて、同時に、@RCNの値をユーザファイルフォルダにあるSystemVariables.ogs fileに書き込みます。