reopen-Origin-by-graph-copied
最終更新日: 2019/1/3
Origin 2018以降のバージョンからグラフをコピーしてWordやPowerPoint などに貼り付けたとします。その後このファイルをOrigin 2018より前のバージョンのユーザと共有します。Originからコピーされたグラフをダブルクリックすると、Originは以下のメッセージを表示してファイルを開くことができません。
これは、Origin 2018以降のバージョンでは、.OGGの代わりに.OGGUという新しいファイルタイプをグラフに使用しているからです。しかし古いバージョンのOriginではこのフォーマットをサポートしておらず、グラフが開けないのです。新しいファイルタイプについては、このページを参照してください。
Origin 2018b以降のバージョンでは、システム変数@OPJを使用して、デフォルトで新しいファイルタイプにプロジェクトファイルを保存し、グラフをコピーするかどうかを制御できます。
@OPJ=0は、プロジェクトを新しいファイルタイプに保存し、グラフページを新しいファイルタイプとしてコピーします @OPJ=1は、プロジェクトを古いファイルタイプに保存しますが、グラフページは新しいファイルタイプとしてコピーします。 @OPJ=2は、プロジェクトを新しいファイルタイプに保存しますが、グラフページは古いファイルタイプとしてコピーします。 @OPJ=3はどちらも古いファイルタイプを使用します。
システム変数を設定するには
キーワード:プロジェクト保存, OPJ, OPJU, OGG, OGGU, ページコピー, PPT, Word