FAQ-874 折れ線グラフで領域に色付けする方法は?

最終更新日:2023/7/31


折れ線グラフの領域で色付けするには以下を使用できます

領域をカテゴリにグループ化し、カテゴリデータごとにカラーマップ 折れ線を作成します。

Note: クラスター操作ガジェットはProのみの機能です。


クラスターガジェット

例えば、下図の折れ線グラフでピークAとBを強調表示したいとします。

How to color regions in lineplo 01.png

  1. グラフをアクティブにして、メニューからガジェット:クラスター操作を選択します。
  2. ダイアログで、ROIボックスタブの形状円形にし、ROIがピーク領域を柔軟にカバーできるようにします。OKをクリックしてROI円をグラフに配置します。
  3. ピークAにROIを移動し、2つのアンカーを調節してサイズと形状を変更し、ピークAの領域を覆います。
  4. クラスターガジェット:内部ポイントの編集ダイアログでカテゴリーを作成ボタンButton Create Categories.pngをクリックします。
  5. Create Categorical Value ダイアログで、カテゴリーグループ名とROI内のデータポイントのカテゴリー値を入力します。カテゴリーでデータを色付けのチェックを付けてこのカテゴリ値をデータプロットの色インデックスとして設定します。
    How to color regions in lineplo 02.png
  6. ピークBについても操作3から5を繰り返して、カテゴリー値を設定します。
  7. ソースワークシートに行くボタンCluster Gadget Go to Source Worksheet button.pngをクリックしてソースデータを開きます。指定したカテゴリー値が入力された"Group」列が追加されます。

最終的に以下のようなグラフになります。

How to color regions in lineplo 04.png


データハイライター

上述のチュートリアルはデータハイライターでも実行できます。以下のように操作します。

  1. グラフをアクティブにして、プロット操作・オブジェクト作成ツールバーのデータハイライターボタンButton Data Highlighter.pngを選択します。
    カーソルがデータハイライトモードになり、データハイライターミニツールバーがグラフウィンドウの右上に開きます。
  2. ドラッグして、ピークAの領域を囲みます。この領域内のデータ ポイントが強調表示されます。
  3. ミニツールバーからカテゴリ作成ボタンPopup Create Categories.pngをクリックします。これにより、カテゴリー値作成ダイアログが開きます。
  4. カテゴリに名前を付け、強調表示されたデータ ポイントにカテゴリ値を指定します。カテゴリーでデータを色付けのチェックを付けてこのカテゴリ値をデータプロットの色インデックスとして設定します。
  5. ピークBについても操作2から4を繰り返して、カテゴリー値を設定します。
    How to color regions in lineplot 03.gif
  6. ソースデータのワークシートを開くと、指定したカテゴリー値が入力された「Group」列が追加されます。



キーワード:折れ線, カラーマップ, グラフの領域, ピーク色付け