2nd-Nonlinear-Axis
最終更新:2019/01/06
一つのレイヤには4本の軸からなっています。上下X軸そして左右Y軸です。下のグラフは1つのレイヤで書かれたグラフで上下X軸が表示されています。下のX軸は、生データにあるようなナノメートル単位の波長です。上X軸はエネルギーを表します。上軸の各目盛ラベルは、式:Energy(ev)= 1240 /Wavelength(nm)で計算されます。
下記が操作方法です。
Origin 2015より前のバージョンでは、軸ダイアログ内に数式の設定はありませんでした。そのため、以下のようにレイヤ管理ダイアログを使用します。
レイヤ管理ダイアログで設定を変更した場合、、必ず適用ボタンをクリックする必要があります。OKのみをクリックしても何も変化しません。
上述のサンプルでは、上Xと下X軸は同じ設定を使用しています。上軸の目盛ラベルのみ数式で計算された値を表示しています。下図のように逆数スケールで目盛を表示したり、上X軸のスケールタイプや目盛位置等を個別に設定したい場合、新しいリンク付きレイヤを作成して上X軸を表示させます。
Note: スケール範囲を変更する場合は、下軸をダブルクリックして開く軸ダイアログで、開始と終了の値を変更します。すると、上軸のスケールも更新されます。
前のセクションから続けます。下図のように、主目盛と副目盛の位置を指定した位置に表示できます。
クイックヘルプも参照してください:特別な軸刻み
キーワード: リンク, 数式, 関数, 頻度, 波長, エネルギー, 逆数, 非線形, スケール