GraphTemplate-and-GraphTheme
最終更新日：2021/3/16
グラフテンプレートは、レイヤ数、軸設定、データプロットスタイルなど、グラフのすべての仕様を含むファイルです。テンプレートファイルにはデータは含まれていませんが、矢印、長方形、カスタムテキストラベルなどのグラフオブジェクトを含めることができます。すべてのOriginグラフはテンプレートから作成されます。
任意のテンプレートをカスタマイズして、将来の使用に備えて変更内容を保存できます。ファイル：テンプレートの新規保存を選択します。テンプレート名編集ボックスには、グラフの作成元のテンプレートの名前が表示されます。名前を変更して新しいテンプレートを作成するか、名前を残して既存のテンプレートを置き換えます。テンプレートにプロットするには、作図: マイテンプレートを選択し、メニューリストからテンプレートを選択するか、ユーザテンプレートに作図をクリックしてカスタムグラフテンプレートを参照します。
Origin 2021b以降、特定のグラフ形式をプロットするのに役立つ拡張グラフテンプレートがいくつか用意され、テンプレートライブラリで詳細を確認できます。
グラフテーマは、ディスク上のXMLファイル形式で格納されているグラフプロパティのコレクションです。グラフテーマはいつでも任意のグラフに適用することができます。そのため、レイヤサイズ、ページの色、プロットシンボルの種類、色などのさまざまなオブジェクトプロパティを変更できます。 環境設定：テーマオーガナイザを選択します。複数のグラフテーマを連続してグラフに適用できます。テーマファイルを組み合わせて新しいテーマを作成することができます。自動的に新しく作成されたすべてのグラフに適用されるシステムテーマを選択してください。
グラフテンプレートとグラフテーマの違いを考える1つの方法は、テンプレートを使用してグラフを作成し、後でテーマを適用して外観をすばやく変更することです。また、システムテーマはグローバルに使用できるため、目盛りなどの同じ設定で多くのグラフテンプレートを保存する必要はありません。
Origin 2019以降のバージョンを使用している場合は、OriginLabが無料で提供している Theme Preview アプリ をご覧ください。このアプリには、軸、ボックスチャート、配色、等高線図などのグラフに適用できるテーマが含まれています。テーマを単独で、または組み合わせて適用して、まったく新しいテーマを作成できます。さらに、アプリ名が示すように、グラフに適用する前に全ての変更をプレビューできます。
キーワード:設定、カスタマイズ、テンプレートライブラリ、テーマオーガナイザ