FAQ-818 なぜ、線+シンボルグラフで破線を使えないのでしょうか?

最終更新日:2023/9/10

お客様から、線+シンボルで作図した際、線のスタイル破線 に設定した時に、破線にならず、直線になってしまう報告を頂きました。シンボルサイズを0にして解決を試みますが、これでは問題を解決できません。

一般的に、この問題は次の要因が重なって生じています。

  • プロットしたポイントが密集している。
  • 破線の幅が太い (1.5 以上)。


幾つかの内、次の手順でこれを解消できます。

  • 線 + シンボルプロットが必要な場合、環境設定:オプションメニューを選択します。オプションダイアログで、グラフタブを有効にします。グラフの破線グループで、破線の形式ドロップダウンで破線タイプを選択し、編集ボックスに "40 44"のような大きい値を入力します。
Dash Options FAQ818.PNG
  • 線の太さを細めに設定します。
  • シンボルサイズを0 に設定している場合は、線+シンボルのプロットが本来必要なのかを確認してください。もし、単純な折れ線で良ければ、作図形式折れ線 (作図の詳細のダイアログの左下)折れ線として破線を描くことで、線の太さに関係なくこの問題は解決します。
  • 以前は、折れ線ではドロップラインが利用出来なかったので、線+シンボルを選択する時がありましたが(9.1より前のバージョン)、シンボルサイズ0 にはしないでください。代わりに、この FAQ にあるインストラクションに従って、線+シンボルのプロットからシンボルを取り外すください。

キーワード:破線、線+シンボル、シンボル、線のスタイル、シンボルとの距離