convert-unix-timestamp-Origin-date
最終更新日:2020/6/11
Origin 2020b以降、OriginのUnixTime( )関数を使って、Unix時間とユリウス暦を変換できます。以前のバージョンのOriginでは、以下を参照してください。
Unix時間は、「UNIXエポック、すなわち協定世界時 (UTC) での1970年1月1日午前0時0分0秒から形式的な経過秒数(すなわち、実質的な経過秒数から、その間に挿入された閏秒を引き、削除された閏秒を加えたもの)として表される。」([1])
ユリウス通日は「紀元前4713年1月1日正午以降の連続日数と分数(ユリウス暦で)。」と定義されています。 ([2])
Originはユリウス暦の日付を使用して日付データを内部的に保存します。よって、OriginでUnixタイムスタンプ(例えば日時として表示)で日付ベースのアクションを実行するには、それらをユリウス通日の日付に変換する必要があります。
式は簡単です:
JulianDate = (UnixTimestamp / 86400.0) + 2440587.0
ここで、2440587.0 は、ユリウス暦での1970/1/1 00:00:00 UTCにあたります。
2440587.0
列値の設定を使用してワークシート列に格納されたUnixタイムスタンプを変換するには、ワークシートに新しい列を追加し、次の式を使用します(タイムスタンプが列Aにあると仮定します)。
Origin 2017より前のバージョンもしくはスプレッドシートセル表記がオフの場合:
(col(A) / 86400.0) + 2440587.0
Origin 2017以降でスプレッドシートセル表記がオンの場合:
(A / 86400.0) + 2440587.0
キーワード:Unix、タイムスタンプ、日付、時間、変換、ユリウス