FAQ-993 Excelの時間データをOriginにペーストすると、Originに12/30/1899が表示されます。

Excel-Time-Pasted-Origin-12-30-1899

最終更新日：2020/10/13

MS Excelから時間データを含むセルをコピーしてOriginに貼り付けると、Originのデータが "12/30/1899"と表示されることがよくあります。これはExcelの「基準日」です。 貼り付けた時間データは残りますので、Originに正しく表示させましょう。

1. Originの時間列ヘッダをクリックしてから右クリックし、列フォーマットを選択します。
2. フォーマット を 数値 にして、OKをクリックします。これで、時間データが整数部と小数部を含むユリウス日数として表示されます。 整数部分（日付）を削除し、小数部分（時間）を保持する必要があります。



3. 時間データ列のすぐ上にあるF（x）=セルをダブルクリックして次のように入力し、セルの外側をクリックします。

   frac(N)

   ... このNは 列のショートネーム です。時間列のセルには、以前に表示されたユリウス日の値の小数部分が表示されます。
4. 時間列をもう一度選択し、右クリックしてプロパティを選択します。
5. 今度は、フォーマットを時間に変更して、表示で希望の時間形式（例：HH：mm：ss）を設定します。
6. OKをクリックすると、時間データが正しく表示されます。



コピーや貼り付けではなくMS Excel のデータをインポートすると、上記の手順を実行せずにワークシートに時間データが正しく表示されます。

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キーワード ： Microsoft Office、基本時間、ユリウス日、変換、日付、日時