reset-registry-system-variables
最終更新:2018/05/24
Originには「@」システム変数と呼ばれるタイプのシステム変数があります。これらの読み込み/書込み変数はOriginのソフトウェアに組み込まれており、変数に事前定義した値を適用して Originの設定を制御することができます。これは(1)自動で起動時に作成したり、(2)Origin起動中のいつでも手動で変更したりできます。
Origin 2018bでは「永続的な」システム変数と呼ばれるものを少数導入しました。 それらのデフォルト値はOriginの内部に保存されており、起動時に読み込まれます。永続的なシステム変数の値を変更した場合、変更された変数の値はWindowsレジストリに格納されます:
Computer\HKEY_CURRENT_USER\Software\OriginLab\SysVar
他の"@"システム変数と同様に、それらの値はコマンドウィンドウまたはスクリプトウィンドウで設定または読み込みできますが、 他の"@"システム変数と違って、それらの値はそれ以降に変更が無いとセッション間で「持続します」。このFAQではこれらの永続的なシステム変数をリストして管理する方法を提供します。
スクリプトウィンドウかコマンドウィンドウを起動し(ウィンドウメニュー)、以下のコマンドを入力して<Enter>キーを押します:
レジストリに保存されている変数を含めて、全ての永続的なシステム変数をリストするには:
list -svr
レジストリに保存されている永続的なシステム変数のみをリストするには:
list @
レジストリに保存された変数の値を選択的に削除(変更)するには:
del @A*
レジストリに保存された変数の値を全て削除(変更)するには:
del @
詳細は、こちらをご覧ください。
キーワード:@、永続的、システム変数、復元、デフォルト値、Windowsレジストリ