FAQ-1096 アップグレード後、ファイル> Excelを開くおよびファイル> 新規作成> Excelが見つかりません

最終更新日:2021/4/12

Originは、長年にわたり、機能に制限はあるもののOriginワークスペース内でMSExcelのOLEインスタンスをサポートしてきました。時間の経過とともに、システムの問題によるものと思われる問題の報告も増加傾向にあります。そのため、Origin 2021b以降、ExcelファイルをOriginで直接開く(ファイル:Excelを開く)、および新しいExcelワークブックをOriginで開く(ファイル:新規作成:Excel)ためのユーザーインターフェイスコントロールを削除することになりました。

Excelデータのインポートの際には、Excel Data Connectorの使用をお勧めします。Excel Connectorは高速かつ、Originのグラフ作成および分析機能に完全にアクセスできます。さらに、データコネクタは外部データファイルへの「ライブリンク」を作成するため、外部Excelファイルのデータが変更されたときにOriginプロジェクトを簡単に更新できます。

Excelコネクタを使用したくない場合は、LabTalkシステム変数@MOE値を変更することでOLEアクセスを復元できます。

@MOE=0; // 0 (デフォルト), 1 = ファイル:Excelを開くを表示, 2 = ファイル:新規作成:Excelを表示, 3 = 両方表示

システム変数の値を変更する方法については、このFAQを参照してください。


キーワード:埋め込み, OLE, 起動, 2021b, Excelインポート, メインメニュー, メニュー, コネクタ, 再起動, システム変数