Print-to-PostScript
最終更新日:2015/02/04
ポストスクリプト (PS) は、Adobe®社によって開発された文書記述言語です。ポストスクリプトプリンタは、ポストスクリプトのドキュメントを解釈するためのドライバソフトを含み、文書を印刷するための命令がプリンタへ送られます。ポストスクリプトをサポートしないプリンタにポストスクリプトドキュメントの内容が送信されると、ポストスクリプトの命令自体がそのままページに印刷されてしまいます。
一般のポストスクリプトファイルと カプセル化 (Encapsulated)ポストスクリプトファイル (EPS) の違いは、カプセル化されたポストスクリプトファイル(EPS:Encapusulated PostScript)は、他(MS PowerPoint® 等)の文書に挿入することを目的に作られるものです。一般のポストスクリプト(PS; PostScript)ファイルと比較すると、印刷の「オーバーヘッド」となるような余分のコマンドが含まれていません。これはEPSファイルにはポストスクリプトプリンタで印刷するのに必要な「オーバーヘッド」部分のコマンドを、EPSファイルを挿入する文書自体が持っていると仮定しているからです。つまり、EPSファイル単独を印刷することはできません。
DOSプロンプトに切り替えます。現在のディレクトリからポストスクリプトファイルを含むディレクトリに変更します。
DOSプロンプトに対し、次のように入力します。
ここで、 FileName はポストスクリプトのファイル名と拡張子、 PrinterPort はポストスクリプト出力に割り当てられているプリンタポートです。このコマンドが実行されると、印刷が始まります。
例えば、ポストスクリプトファイルGRAPH1.PSをこのコマンドを使って LPT1に接続されたポストスクリプトプリンタに印刷するには、DOSプロンプトに次のように入力します。
キーワード: ポストスクリプト, PostScript, Adobe, プリンタ, ドライバ, プリント