最終更新日:2018/05/11
ワークシートには、ワークシート内のさまざまな領域に対して、繰り返しテキストの隣接セルを統合するオプションがあります。テキストを入力した後(セルの統合ボタンをクリックして)セルを統合するか、テキストが入力された時にセルを動的に統合することができます。セルを動的に統合するには、メニューからフォーマット: ワークシートを選択するか、F4キーを押してワークシートプロパティダイアログを開きます。フォーマットタブをクリックし、テキスト制御の適用先とダイナミック統合リストを編集します。各適用先でのオプションは、別々に設定できます。
動的なセルの統合をする場合、それぞれのセルの元の内容は保持されますが、結合すると表示されなくなります。統合したセルのいずれか1つをダブルクリックすると、以下のような表示が表れます。
これらのセルのいずれか1つを編集しても、残りの統合されたセルは自動的に更新されません。統合したセルを編集するには、それぞれのセルを別々に編集しなければなりません。オートフィルを使用してこの処理を迅速に行うことができますが、最初の編集は統合された領域の左上でなければなりません。
オートフィルのために、左上のセルを編集して、セルの外側をクリックして編集モードを停止します。1回クリックしてセルを選びなおし、右下にカーソルを合わせて(+) に表示が変わったら、選択範囲を右へドラッグします。すると、オートフィル機能が働きます。
統合したセルでテキストのフォーマットをする際も同じように操作します。
Origin 2018bから、選択された範囲内のすべての統合されたセル(統合されたセルの非連続ブロックを含む)は、スタイルツールバーのセルの統合ボタンをクリックすると統合を解除できます。
キーワード:オートフィル、 ダイナミック統合、結合、ワークシート、行、ラベル