FAQ-710 OPJファイルのサイズが大きく、OriginがCPUをフルに使用してしまうのですが?

最終更新日:2024/8/12

以下の問題のいずれかが発生している場合

  • 特定のOriginプロジェクトファイル(OPJ)で作業しているとき、OriginがコンピュータのCPU全体を占有
  • OPJのサイズがに不当に大きい
  • 黄色の再計算ツールバーボタンをクリックすると、再計算が失敗し、ボタンが赤に変わる

これらの問題の原因は以下のものが考えられます。

保留中の操作

この問題を解決するには、以下の手順を実行して保留中の操作を削除します。 特定のOPJファイルを開く、スクリプトウィンドウを開きます(ウィンドウ:スクリプトウィンドウ)。以下を入力してENTERキーを押します。Originのスクリプトウィンドウに操作が一覧表示されます。(保留中の操作は、入出力のない操作です)

list op

そして次のスクリプトを入力してEnterキーを押し、保留中の操作を削除します。

delete -op

プロジェクトを再保存します。

オートフィル範囲

以前のバージョンでは、ユーザがワークシートの一部の範囲にデータを自動入力すると、範囲が誤って増加することがありました。 この問題が起こっているか確認するには、特定のOPJを開き、スクリプトウィンドウで次のスクリプトを入力してENTERキーを押します。

doc.rangescount(32)=

大きな数値が表示される場合は、次のスクリプトを実行して、すべてのオートフィル範囲を削除します。

del -r 32

プロジェクトを再保存します。


キーワード:大きいOPJ, CPUがいっぱい, 再計算失敗, 自動入力,範囲

必要なOriginのバージョン:8.5.1