グローバルフィットは、複数曲線を同時にフィットする際のOriginのフィットモードの1つです。データセットは個別のままなので、フィット処理の際にパラメータ値を共有できますパラメータが共有されると、1つのパラメータ値が計算されて、全データセットに使用され、共有しないとデータセットごとに異なるパラメータ値を計算します。
対照的に、連結フィットは全データセットを一つのデータセットに連結して実行されます。非線形フィットは一つのデータセットに対して実行されますので、パラメーター値の一つのセットのみが戻されます。
Origin2016 SR2から、新しいアプリ Sequential Fit がリリースされ、複数のデータで連続したフィットが行えるようになりました。このアプリでは、現在のデータセットから取得したパラメータ値を次のデータセットでも初期値として利用出来ます。順番に共通パラメータを変化させていく必要のある複数のデータに対して、最適なアプリです。
このチュートリアルでは、以下の項目について解説します