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最終更新日:2022/6/1
解析
列やワークシートのデータを分析するとき、ダイアログを開くと、再計算モードはデフォルトで手動に設定されています。処理を実行すると結果シートに緑の鍵のアイコンが表示されます。ソースデータやパラメータの設定を変更した場合、手動で鍵のアイコンをクリックして再計算を選択する必要があります。
再計算モードをグローバルに自動に設定するには、解析操作を実行する前に、スクリプトウィンドウやコマンドウィンドウでシステム変数@DAM=1 (デフォルトは2)に設定します。すると、ダイアログを開いたときの再計算のドロップダウンは自動になります。
Note: システム変数@DAM は、Xファンクションベースの機能および操作ベースの機能に影響します。ワークシートクエリツールは、このシステム変数ではしえぎょされないので、デフォルトであるなしが保持されます。
列の数式
F(x) セルを使った列の計算を実行すると、再計算の緑の鍵アイコンが列ヘッダ横に表示されます。列の数式における再計算を制御するシステム変数は@AUFLです。@AUFLのデフォルトは0で、「列に再計算が設定された数式があるかどうかを調べ、あれば再計算モードを維持し、なければ再計算モードを自動に設定する」ことを意味します。
デフォルトの再計算モードをグローバルに自動、手動に設定するには、式入力前に、スクリプトウィンドウやコマンドウィンドウで@AUFL=1 または @AUFL=2に設定します。
@AUFL=3は、なしモードとなり、再計算の鍵アイコンが追加されません。入力が変更されても自動更新されません。しかし、出力列にある値を自由に編集できるという利点があります。
システム変数@DAMおよび@AUFLの値の変更内容は永続的に保持されます。詳細は、このページを参照して下さい。
キーワード:再計算, モード, 自動, 分析, 列式
必要なOriginのバージョン: Origin 2015 SR0以降