FAQ-643 図上値によるフィットとは何ですか?

最終更新: 2018/07/20

現在の軸スケールに基づき、フィットに見かけの値を使用するかどうかを指定します。「図上値によるフィット」は、軸タイプを線形からLag10などに変更したグラフウィンドウをアクティブにしてフィットを実行した時に便利です。このオプションを選択すると、フィットダイアログはまずグラフ軸タイプで指定したように入力データを新しいデータ空間に変換し、それから新しいデータで曲線をフィットします。このオプションをチェックしないと、Originは常に軸の種類に関係なく、入力データを直接フィットします。図上値によるフィットは、ワークシートの生データを変換してフィットを行うのと同等です。例えば、このチェックボックスを使って、指数的に減少しているデータを対数スケール上で、直線でフィットします。

残差解析の全ての項目は、図上値によるフィットで利用可能です。図上値によるフィットは、外れ値の確認もサポートしています。 図上値によるフィットを選択し、データにそれに関連する誤差値がある場合、Originは正または負の誤差のうち大きい方を重みとして使用します。


キーワード:非線形曲線フィット, 図上値によるフィット