(作図の詳細) ベクトル タブ

通常の2Dベクトルグラフに加え、極座標および三点ベクトルグラフでも、作図の詳細のベクトルタブでベクトルの編集ができます。3D ベクトルグラフのベクトル編集に関しては、3Dベクトルタブを参照してください。

PD Vector XYXY.png

直交座標と極座標の両方のXYXYグラフのベクトルタブ

PD Vector XYXY 01.png

コンパスプロット のベクトルタブ

PD Vector XYAM.png

直交座標のXYAM グラフのベクトルタブ

PD Vector ThetaRAM Polar.png

極座標のθRAM グラフのベクトルタブ

PD Vector XYZXYZ.png

三角座標のXYZXYZ ベクトルグラフのベクトルタブ

矢先形状

長さと強度でスケーリング

ベクトルの強度の変化に応じて矢印の長さをスケーリングします。 以下のオプションを利用できます。

  • なし
    すべての矢先は、長さで指定された同じ長さを共有します。
  • 対数間隔
    矢先の長さはベクトルの長さと対数的な関係を持ちます。
  • 線形
    矢先の長さはベクトルの長さと線形関係を持ちます。
長さ

矢先の長さを指定します。 単位はポイントです。

角度

矢先の角度を決定します。

閉じる/開ける

矢先を塗りつぶすには、閉じるラジオボタンを選択します。

矢先を塗りつぶさない(枠のみにする)には、開けるラジオボタンを選択します。

ボタンからベクトル色を選択します。

線種

ベクトルの線種を変更します。スタイルツールバー線/境界色ツールButton Border.pngを使用して変更することもできます。

このコンビネーションボックスでベクトルの線の太さを入力または選択します。 線の太さはポイント単位とし、1ポイント= 1/72インチです。

線タブのあるすべての2Dベクトルグラフで、太さドロップダウンリストで列を選択でき、線の太さをその列にマップできます。ドロップダウンリストには現在のワークシートにある列のみ表示されるのでご注意ください。

列を選択して、縮尺倍率を指定して、幅の列に値を掛けてベクトルの線の太さを定義することもできます。シンボルサイズの縮尺倍率を参照することができます。

透過率

スライダで調整するか、コンボボックスに数値を入力してベクトルに透過率を適用します。スケールは0(透明でない)から100(完全透明)まで調整できます。

特別な点の場合、 自動にチェックを付けると、他のベクトルの透過率設定に従います。特別な点の透過率を調整するには、チェックを外します。

端点(XYXYまたは三点ベクトル)

X端点ドロップダウンリストからXYXYベクトルグラフまたは三点ベクトルグラフXの端点の値を持つ列を選択します。

Y端点ドロップダウンリストからXYXYベクトルグラフまたは三点ベクトルグラフYの端点の値を持つ列を選択します。

Z端点ドロップダウンリストから三点ベクトルグラフZの端点の値を持つ列を選択します。

Note:
  • θrθr極座標ベクトルの場合、X端点を使用して、角度軸上の端点の角度座標を含む列を指定し、Yの端点を使用して、半径軸上の端点の半径座標を含む列を指定します。
  • コンパスプロットの場合、極の中心は始点であり、ソースXY列は、終点の角度座標と半径座標を個別に含む列です。そのため、ベクトルタブにはX終了オプションとY終了オプションはありません。

ベクトルデータ (XYAM/θRAM)

これらの制御は、XYAMベクトルまたは θRAM極ベクトルグラフにのみ適用されます。

角度

大きさコンビネーションボックスから、ベクトルの角度オフセット値を持つ列を選択します。 あるいは、このコンビネーションボックスから値を選択することができます。単位は、角度単位ドロップダウンリストから選択します。 XYAMベクトルでは、角度はX軸に平行な線を基準とし、ベクトルを二等分する方向に対して反時計回りに測定されます。 θRAM極座標ベクトルでは、角度は半径Rの円の接線から測定され、方向は極座標の角度軸の向きと開始角度を座標に合わせるオプションの設定に依存します。

大きさ

大きさコンビネーションボックスから、ベクトルの大きさを持つ列を選択します。 あるいは、このコンビネーションボックスから値を選択することができます。 単位はポイントです。

大きさ (XYAM/θRAM)

これらの制御は、XYAMベクトルまたは θRAM極ベクトルグラフにのみ適用されます。

倍率

倍率のコンビネーションボックスから、ベクトルの長さを比例的に増加または減少させる値を選択/入力します。 例えば、ベクトルを元の長さの半分に描画するには、.5を入力します。 デフォルトの値は1で、倍率の値でベクトルの長さが決まります。

大きさ

このチェックボックスにチェックを付けて、大きさの基準を選択します。

XYAMベクトルの場合

  • 現実世界の空間: このボックスにチェックを付けると、実際の大きさとして解釈され、ベクトルの終点のXY座標を修正するのに使用されます。グラフ内に表示された大きさは、XあるいはYの軸スケールが変更された時に一緒に変更されますが、実際の長さを保ちます。
  • Xスケール/Yスケール: 大きさ現実世界の空間に設定されている場合、大きさは両方のX Yスケールに基づきます。XスケールまたはYスケールのみを選択できます。
  • 参照長さ: XまたはYスケールとは関係のないルーラーを定義する場合使用します。たとえば、世界地図に風ベクトルをプロットする場合、大きさはm/s単位で、X Yスケールは緯度と経度です。 参照長さを選択すると、倍率オプションが無効になります。グラフ内の距離を指定するための3つのオプションが表示され、参照長さ参照大きさコントロールを使用して値と単位を設定し、ベクトルスケール追加ボタンでグラフにベクトルスケールオブジェクトを追加します。

θRAM極ベクトルの場合

  • 放射スケール: ベクトルの大きさは放射スケールに基づいて描画されます。放射軸のスケールを変更すると、ベクトルの大きさもそれに応じて変化します。
  • 参照長さ: XYAMベクトルの場合と同様に、このオプションを使用して、ベクトルの大きさの目安となるスケールを定義できます。

位置 (XYAM/θRAM)

これらの制御は、XYAMベクトルまたは θRAM極ベクトルグラフにのみ適用されます。

ベクトルの先端中央末端に、XY/θR値を適用できます。それぞれのボタンを選択してください。

角度 (XYAM/θRAM)

これらの制御は、XYAMベクトルまたは θRAM極ベクトルグラフにのみ適用されます。

角度単位

角度の単位を選択します。

  • システム
    環境設定:オプション角度単位グループの設定を角度の単位として使用します。
  • ラジアン
    角度の単位としてラジアンを使います。
  • 角度の単位として度を使います。
  • グラジアン
    角度の単位としてグラジアンを使います。
規約 このオプションはXYAMベクトルでのみ利用できます。
  • 極座標
    これが選択されていると、オフセット角度0方向反時計回りになります。これらのオプションはグレーアウトしていますが、更新されます。
  • 気象学
    これが選択されていると、オフセット角度90方向時計回りになります。これらのオプションはグレーアウトしていますが、更新されます。
  • カスタム
    これを選択すると、オフセット角度方向のオプションが編集できるようになります。
開始角度を座標に合わせる このオプションは、θRAM極座標ベクトルにのみ適用されます。このチェックボックスをオンにすると、極座標ベクトルの角度オフセットの方向は以下のルールに従います。
  • 極座標の角度軸方向が反時計回りの場合、
    • 放射軸は反転せず、正の角度は時計回り。
    • 放射軸が反転し、正の角度が反時計回りになる。
  • 極座標の角度軸方向が時計回りの場合、
    • 放射軸は反転せず、正の角度は反時計回り。
    • 放射軸が反転し、正の角度が時計回りになる。

このオプションのチェックを外すと、オフセット角度(度)および方向オプションが、XYAMベクトルの場合と同様に表示されます。

オフセット角度(度) ベクトルのオフセット角を度で指定します。ベクトルの角度の値(A)と、オフセット角度が0の場合、ベクトルは3時の方向になります。
方向

オフセット角度の方向を指定します。

  • 時計回り
    ベクトルは時計回りに回転します。
  • 反時計回り
    ベクトルは反時計回りに回転します。