スケールタブ


このタブでは、軸スケール範囲、軸タイプ、主目盛と副目盛の位置を含む軸スケールをコントロールします。2Dグラフでは、水平垂直の軸をそれぞれ編集でき、3Dグラフでは、3つの軸(X,Y,Z)を編集できます。
Polynomial Regression Dialog 92.png

Origin 2017以降複数レイヤグラフのレイヤ切り替えにレイヤリストを使用できます。

Switch layers control.png

開始

このテキストボックスに開始値をセットします。

終了(まで)

このテキストボックスに終了値をセットします。

タイプ

サポートされていないグラフタイプが選択されている時、このドロップダウンリストはグレーアウトします。加えて、いくつかのグラフタイプでは以下のオプションは利用できません。

線形 標準的な線形スケール、 X'=X Axis and tick types linear.gif
Log10 常用対数スケール(底が10の対数)、 X'=log(X) Axis and tick types log10.gif
確率 累積ガウス分布の逆を表します。X'=norminv(X/100) 累積ガウス分布は作図すると、通常、シグモイド曲線となります。 この曲線は、確率スケールを使うと直線として描くことができます。 確率はパーセントで表現されるので、全ての値は、0から100までの値に収まらなければなりません。 範囲は 0.0001 から 99.999までです。

Axis and tick types log10.gif

プロビット 確率スケールと同様、シグモイド曲線を直線として作図します。 しかしこの場合、スケールは線形であり、刻み間隔は標準偏差となります。 例えば、スケール内で「5」の位置は平均(50%の確率)を表します。 「6」は平均から標準偏差1つ分離れた所を表します。

Axis and tick types log10.gif

逆数 逆数スケール X'=1/XAxis and tick types log10.gif
オフセット逆数 オフセット逆数スケール。これはX'=1/(X+offset)です。 オフセットは、273.14で定義され、273.14は0° Cに対する絶対温度です。 Axis and tick types log10.gif
ロジット ロジット  logit= ln(Y/(100-Y))。 確率スケールやプロビットスケール同様、シグモイド(S字形)曲線を直線として作図します。Axis and tick types log10.gif
自然対数 ln 自然対数スケール(基数eの対数スケール) Axis and tick types log10.gif
log2 X'=log2(X)。基数が2の対数のスケールタイプです。 Axis and tick types log2.gif
2重対数逆数(Weibull) 2重対数逆数スケール、X'=ln(-ln(1-X)) Axis and tick types log10.gif
カスタム関数

ユーザ定義軸間隔は直接式逆関数で定義

  • 直接式
式を入力して、1次元的な空間変換を軸に対して定義します。
  • 逆関数
式を入力して、1次元的な逆空間変換を軸に対して定義します。
Note: この式は直接式の完全な逆数である必要があります。また、この軸の開始値は逆関数の範囲を超えることはできません。


2つの式はxを使って変数を表します。例:
直接式 x*x-4
逆関数 sqrt(x+4)
Axis and tick types log10.gif

離散 目盛りラベルとして、現在のレイヤの最初のプロットX値を使います。このスケールタイプは線形ですが、目盛ラベルにX値を利用し、 株価指標 などにある休日や祝日などを除外して表記します。もしスケール範囲が( 開始終了 で入力)が実際おXデータ範囲よりも大きかった場合は、超過した部分は、主目盛副目盛 のセッティングに従って線形に表示されます。

Axis and tick types log10.gif

常用対数スケールについて :

対数軸のスケールが1区間以内の場合、目盛とグリッド線は線形になります。 LabTalkのシステム変数である@TL が、次の関係により線形にするかどうかを決めます。

10 * log10(最大値/最小値) <= 値

つまり、2区間に対して線形の軸刻みを使用する場合、この変数を14に設定します。 例えば、スクリプトウィンドウに次のように入力することができます。

@TL = 14 ;

@TLのデフォルト値は10です。

対称対数スケール

このオプションは、スケールタイプLog10Ln、またはLog2の場合に表示されます。

通常、OriginはLog10Ln、またはLog2スケールの正の値のみをサポートします。対称対数スケールオプションにチェックを入れると、対数スケールの正と負の値がサポートされます。

このオプションが利用できるとき、線形範囲しきい値線形範囲長さの2つのオプションが、ダイアログに表示されます。

線形範囲しきい値

対数プロットにはゼロ値がないため、線形範囲しきい値を使用して、プロットがゼロ付近で無限大になるのを回避するために、プロットが線形である場合のゼロに近い値の範囲を定義できます。

線形範囲しきい値のデフォルト値は1です。

線形範囲長さ

現在の対数目盛の主目盛間隔の比率を指定します。デフォルトの値は1です。

再スケール

固定 これを指定すると軸を再スケールすることはできません。 スケールを直接変えたり、スケールに変更をきたすような操作 (例えば、ズームインツールボタンButton Zoom In Tool.pngの使用など) を実行した場合、Originは開始終了の値を固定します。 ある2Dレイヤ内の両方の軸が固定方式に設定されている場合に、軸拡大 ツールボタンButton Zoom In Tool.pngを押すと、ノーマル方式に変更して再スケールしてよいかどうかを確認をするダイアログボックスを開かれます。 「はい」ボタンをクリックすると、スケールの制限が一時的に無視されます。
ノーマル 軸を再スケールすることが可能です。 スケールを変更したり、(2Dレイヤで)「ズームイン」ツールボタンButton Zoom In Tool.pngを使うことが、制限を受けることなくできます。

作図のセットアップ またはレイヤ管理 ダイアログでグラフからデータセットを追加または削除する場合、再スケール のチェックボックスにチェックを入れて、データの変更に合わせてスケールを調整します。

自動 この方式はノーマルと同様、ユーザがスケールの変更をすることを許しますが、さらに、Originが必要に応じて、軸をデータ全体が表示されるように自動的に再スケールすることを、許します。

Note:データを表示/非表示した場合、再スケールを自動に設定していても、軸は再スケールされません。この場合、自動再スケールを行うには、システム変数 @PAR = 1を設定します。

固定開始 - ノーマル終了 ダイアログボックスで、軸の開始 の値は固定され、終了 の値がノーマル モードの場合、開始 テキストボックスでの編集のみにより変更出来ます。
ノーマル開始 - 固定終了 軸の開始 の値が ノーマル モードの場合、軸の終了 の値は固定され、ダイアログの終了 テキストボックスでの編集のみにより変更できます。
固定開始 - 自動終了 開始 の値が固定され、軸の終了 の値は自動的に再スケールされます。
自動開始 - 固定終了 軸の開始 は自動的に再スケールされ、終了 値は固定されます。

再スケールのマージン

グラフの軸を再スケールする場合、この設定を使用して、N 次元の最小データ値と最大データ値の差の割合でデータセットの最小値と最大値の外側に余白を付けることができます。最小値と最大値の丸め、スケールの増分、副目盛りなど他の要因も結果のスケールに影響するため、再スケールのマージンは近似値として最適に処理されます。

  • 再スケールのマージン(%)= 0 に設定し、副目盛(カウント)= 0 に設定した場合、通常の「ノーマル」スケーリングでは、データセットの最小値と最大値に対応する開始値と終了値に設定されます。つまり、軸スケールは最小値と最大値の外側に余白を追加しません。
  • 最大値と最小値の外側に余白を付けるデフォルトの方法で通常は十分ですが、より正確に制御するには、システム変数@RRTの値を操作します。再スケールのマージン(%)が@RRTの値をを超えると、デフォルトの方法が使用されます。再スケールのマージン(%)が@RRTの値より小さいと、n = 再スケールのマージン(%)とする、n * (data.max - data.min) を使った、スケールの開始終了の値によりスケール範囲が決定されます。
  • このコントロールは、極座標軸(放射軸、方位軸ともに)やレーダーチャート軸でもサポートされます。行列を元に作成されたグラフではサポートされていません

逆順

スケールの開始終了を逆にする場合はチェックを付けます。

主目盛

タイプ

増分 主目盛をテキストボックスに入力する増分で設定します。主目盛ラベルは主目盛に表示されます。例えば、軸に10ごとに主刻みを付けるには 10 を入力します。
カウント 主軸の中に表示する主刻みの数を絶対値として、カウントテキストボックスに入力します。
最小&最大 Xスケールの最小値と最大値の目盛のみ表示します。
カスタム位置による 主目盛の位置を既存のデータセット名または位置コンボボックス内にスペースで区切って入力した数字を元にセットされます。
グラフの列ラベルによる 主目盛のラベルに列ラベル行の値を使用します。列ラベルドロップダウンリストでラベル行をセットします。(サンプルとして、このリスト内の4つ目のボックスチャートを参照してください)

このオプションは、タイプ増分が選択されているときのみ利用できます。対応するテキストボックスで軸の主刻みの増分を指定するには、これを選択します。軸のスケールの単位が時系列の場合、『増分』テキストボックスの値には、適切な時系列の表現が使用されていなくてはなりません。 下の表に、指定可能な時系列の増分の単位と、その略号を示します。

増分 略号
sec (秒) s
min(分) m
hour(時) h
day(日) d
week (週) w
month(月) mo
quarter (四半期) (q)
year(年) y

グラフが時系列を表す場合は、数値に増分の単位 (または、その略号) を添えて、増加の大きさを指定します。 例えば 1month は主軸の増分を1ヶ月に設定します。 4Q は主軸の増分を4四半期 (つまり1年) に設定します。 (数字と増分の単位の間にスペースを入れないで下さい。)

カウント

このオプションは、タイプカウントが選択されているときのみ利用できます。そして、テキストボックスに必要な主目盛の数を入力します。

Note
  1. 主刻みの最大数は「オプション」ダイアログボックス(環境設定:オプション)のタブで制御できます。ここで設定した目盛りの数が表示されるとは限りません。Originは合理的な目盛りの数を表示しようとします。
  2. また、これは主目盛の数にマイナスの値を指定する事もできます。するとラベル番号は四捨五入されます。マイナスの主目盛数を設定する場合、Originは目盛ラベルに撮って最適な範囲を設定します。目盛の値が整数になるように調整し、目盛りの数は指定された値に可能な限り近づけます。

位置

このオプションは、タイプカスタム位置によるが選択されているときのみ利用できます。このドロップダウンリストで主目盛として使用するデータセットを指定します。また、目的のデータセット名を入力したり、スペース区切りの数字も使用できます。

位置コンボボックスでは、直近でアクティブになったワークシートの列が最初にリストされます。一度このダイアログを閉じ、任意のブックとシートをクリックしてダイアログを再度開くことができます。

列ラベル

このオプションは、タイプグラフの列ラベルによってが選択されているときのみ利用できます。このドロップダウンは自動と使用可能な列ラベル(ロングネーム単位コメント等)を選ぶことができます。

  • 自動 グラフにより作成されます。通常、インデックスを意味します。
    ボックスチャート/ウォータフォールでは、作図の詳細ダイアログのX位置ドロップダウンリストのセクションに準じることになります。

必ず表示する主目盛

このオプションは、タイプカウント増分が選択されているときのみ利用できます。必ず表示したい主目盛の位置を指定します。

例えば、X 軸範囲が-3から3で、増分が2であるときに、1の主目盛を必ず表示したいとします。必ず表示する主目盛を1に設定すると、主目盛は-3、-1、1、3の位置に表示されます。

Note: 暦通りの日付データを目盛ラベルに使用する場合、このオプションを使用して、表示する最初の主目盛ラベルの値と、後続の副目盛がどの値に収まるかを指定できます。以下の形式のテキストを入力します。
  • 主目盛と副目盛の両方の値を指定するには、主目盛の値と副目盛の値の間をコンマ(,)で区切ります。

例えば、X軸の範囲が99/1/1から99/12/31で、最初の主目盛ラベルを99/1/4にし、それに続く副目盛をすべて月曜日に表示したい場合、必ず表示する主目盛に、以下のいずれかのように入力します。

99/1/4, 月曜日
99-1-4, 月
1999年1月4日月曜日

副目盛

スケールタイプ

カウント 隣り合う主目盛の間に表示する副目盛の数をカウントテキストボックスに指定します。例えば、主目盛のタイプに「増分」を選択して、テキストボックスに1を入力し、副目盛のカウントテキストボックスに1を入力すると、副目盛の間隔が0.5に設定されます。つまり、隣り合う主目盛間に一つの副目盛が表示されます。
カスタム位置による 主目盛の位置を既存のデータセット名または位置コンボボックス内にスペースで区切って入力した数字を元にセットされます。

カウント

このオプションは、タイプカウントが選択されているときのみ利用できます。そして、テキストボックスに必要な副目盛の数を入力します。軸のスケールの単位が時系列を表す場合、Originは「カウント」テキストボックスの値に基づき、適切な副目盛ラベルを自動的に決定します。

位置

このオプションは、タイプカスタム位置によるが選択されているときのみ利用できます。このドロップダウンリストで主目盛として使用するデータセットをしていします。また、目的のデータセット名を入力したり、スペース区切りの数字も使用できます。